「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ボンがハーフカップルに同情、幻の殺し屋に再び挑むロッキー

2014-05-10 07:18:29 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、


第343話 54.02.23 希望のサンバ 

ゲスト:森田順平 三東ルシア
 灰地順 弘松三郎
 早川研吉 鶴岡修 久保田鉄男 高山修 小熊恭子 永野明彦

脚本:小川英 尾西兼一
監督:木下亮

早朝のディスコに張り込みを終えて立ち寄ったボンとロッキーは、偶然そこで殺人事件に巻き込まれてしまう。ロッキーがボスに報告しているうちに、ボンは倒れてきた男が殺されていたことで動転して逃げ出した若い男を容疑者として追跡、一旦見失うが、男は取り壊し寸前のアパートのアイの部屋で彼女に包丁を突き付けていた。しかし、何とかボンは男に手錠をかけるものの、アイと男は恋人同士だったため、逆にボンは囚われの身となってしまう。
一方、ゴリさんの調べで、逃げた男はプロボクサーのヒカルと解った。
そのころボンは、手錠のカギを隙を見て捨てていたが、3人は生命を狙われていた。
真犯人・大野は麻薬の密売人で、麻薬の横流しを竜神会に知られたくない為に、密売人のボス・小池の命令で目撃者のヒカルもろとも消そうとしていた。
ボンは殺しもしていないヒカルがなぜ潔白を証明しようとしないのか不思議だったが、ヒカルとアイは日本に絶望し、アイと一緒に密航を企てていたことが解ったころには、ボンはこの二人に同情を寄せるようになっていた・・・。

現在で言うハーフの若者二人が事件に巻き込まれ、さらにそれにボンまでも巻き込まれ、それぞれの思いが逃げている間に合わさっていきます。
本作は後々メインライターの一人となる尾西さんのデビュー作、さらにゲストの森田氏も太陽初登場。(のちにマイコンの兄貴になるとは・・・)


第344話 54.03.02 射程距離

セミレギュラー:三上剛

ゲスト:三浦浩一
 武藤英司
 伊海田弘 河島裕司 山本寛 大山豊 酒井郷博 富田祐一 小坂生男

脚本:小川英 四十物光男
監督:木下亮

七曲署地下の射撃場で、ゴリさんと射撃練習をしていたロッキーのもとへ、3年前から行方不明になっていたポール・北川から電話が入った。
明日の正午、所轄内で人が死ぬというポールの声に、3年前ロッキーが初めて拳銃を使用した事件が蘇ってきた。
当時、ロッキーはタレこみによって、殺し屋ポールが、殺しの報酬を受け取る現場を張り込み撃ち合いになり、ポールは右肩に負傷しそのまま行方不明になっていた。
一係ではポールが関係した事件を洗う一方で、ポールが殺人を依頼したとされるフィクサーの浜口とタレこみをしたポールの弟分・里見に当たることにした。
そんな時、世間を騒がせている産業庁の汚職の中心人物である丸ノ内商事の田中係長が射殺された。それはポールの予告通りだった。
犯行現場に残っていた指紋からポールの犯行と断定、さらに丸ノ内商事の入江がロッキーの目の前で射殺されたが、これもポールの仕業だった。
しかし山さんはプロの殺し屋にしては証拠を残し過ぎると疑問を呈す・・・・。

ロッキーのプロとしての刑事魂が披露され、この不敵な殺し屋に挑む姿はこの近辺の作品の彼とは一線を引きます。さらにその殺し屋の方も幻の殺し屋の異名を持つミステリアスな部分があり、それが一気にクライマックスのボーリング場廃墟での対決で「爆発」するような感じになります。
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