「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2017.06.07号

2017-06-07 06:08:39 | 放送予定
どうも休みの日はやる気なさ星人になってしまうけぶでございます<(_ _)>

平日に撮り溜めたテレビ放送をチェックしたりしています。

とは言いながらも、あまり記憶に残った放送は無いですね・・・・。

西部署の第10話 ホットマネー攻防戦 の冒頭カーチェイスを見て、あぁ・・・230セドグロSTDは美しいなぁ・・・・と見惚れたり(^_^;)

『やすらぎの郷』、倉本氏がテレビ界をざわつかせる為に書いたとしか思えない内容は、氏らしいといえばそうなのですが、折角、山谷初男さんが出ているんだったら、ナレーションバックで『北の国から』のキタキツネのような扱いだけではなく、酔いどれて「山谷ブルース」を歌って欲しいと思うのは私だけでしょうか。。。。


ファミ劇太陽ですが、ラガー入院とボスの出張が重なった時期のものが放送されていますが、ラガーの患部が移動したのか?と思われるシーンがあったり(あれだけ熱演したのに・・・ってもしかして「危険なふたり」の方が撮影が先?)、謎の世界係長会議に出席して、会議というよりは研修の意味合いの方が強いボス。
このボスの設定については、当時としては裕次郎さんの大病後『西部警察』もたたんで一息骨休めだと解釈していました。
なので、無理な設定でもついていきましたが(^_^;)
ただ、こうやって周囲の事情から切り離された状態で観ると、結構違和感あるなぁ・・・(^_^;)

ファミ劇では次期SPの番宣を打ちはじめましたので、「復帰」は近いんですけどね。


さて、向う一週間の太陽放送です。

残念ながらチバテレはお休み。
そして、何気に成田三樹夫ウイークとなっています。

ところで最近、サブタイトルが違う局データが増えていますが、私も十数年気付かなかった件が・・・
「ジョンとキング」
・・・・
って、「ジョン」・・・。
しげさんからのタレコミで判明・・・。

凹みました。。。

一応、訂正しましたが・・・

ジョンって・・・ごめんよ、ジュン。



【CS】

▼ファミリー劇場・マイコン登場編


6/9(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#639 春なのに……
ファミリー劇場HD(CS)

6/9(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#640 妻への疑惑
ファミリー劇場HD(CS)

6/9(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#641 二度死んだ女
ファミリー劇場HD(CS)

6/9(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#642 ハワイアン・コネクション
ファミリー劇場HD(CS)


=初放送=

第641話 60.03.15 二度死んだ女 (山さん)石田信之 園田裕久 水沢有美


とあるドブ川のそばで、女の絞殺死体が発見された。
持っていたマッチから、半年ほど前までスナック・小鳥に勤めていた高田理絵という32歳の女と判明したが、住民届を出しておらず、素性は不明であった。
調査を進めた結果、理絵の本名は湯原俊絵といい、7年前に行方不明となり、ごく最近民法上の規定により死亡宣告が出されていた。つまり、法律上の「死者」が実際に殺されたことになる。
しかも俊絵は失踪前に自分自身に2億円の保険をかけていた。その保険金が今度、受取人の元夫・島崎に支払われるはずだった。一係では、島崎が俊絵を殺害した可能性を考えたが、山さんは島崎が犯人ではないと直感、実際、真面目な予備校事務員の島崎にはアリバイがあり、周囲に怪しい人物もいなかった。山さんは俊絵の生前の足取りを丹念に辿り、犯人への糸口を捜した。
俊絵は若くして手に入れた父の遺産をもとにして、ブティックなど色々と商売をしていたが、その頃を知る郷里・小田原の人々は口をそろえて彼女のことを罵った。それは、資金繰りに困って失踪し、東京でホステスになってからも似たようなもので、仲間のホステスから金を借りたきりだったり、アパートの家賃を踏み倒したりで評判が悪かった。しかし、ある時期からこの評判は一変し3年ほど前からの知人は、口をそろえて「明るく心優しい」人だったと語った。さらに金に悪評が付きまとっていた彼女が全く金を借りていなかった。
7年間の中で何が彼女を変えたのか・・・それは多分、男だと山さんは考え、その男が2億円の保険金のことを知ったら・・・・。

事業に失敗し失踪した女が、真人間に生まれ変わったのに過去の自分に殺されてしまったような恰好になった事件、その女の7年間を山さんらしい捜査で丹念に洗い出し、「今の男」と「昔の男」の結託を暴露、フェミニスト山さんの怒りは最後に静かに爆発します。

主要ゲストの面々は常連、ただし、後期になってからはお久しぶりな面々で、なかなか渋い陣組です。


第642話 60.03.22 ハワイアン・コネクション (ドック・ボス)辻萬長 中島ゆたか 入江正徳 

商事会社・社長の飯岡がライフルで射殺された。
逃げる男の姿とその鮮やかな腕前から、犯人は殺し屋・佐久間だと思われた。
その後の捜査の結果、飯岡は最近ハワイから密輸した拳銃を売りさばいていたことが判明、佐久間は昔からハワイルートを確保しているハワイアン・コネクションに依頼されて飯岡を殺害したものとみられた。
そんな矢先、佐久間らしい男がホノルルに現れ、アメリカ人を殺したという情報が入り、ドックはハワイに飛び、同じくハワイに出張中のボスの協力を得て異国での捜査を進めた。
やがてドックは、佐久間が宿泊中のホテルをつきとめたが、逆に佐久間に殺されかけた。しかし佐久間はドックが日本の刑事だと知ると殺さず逃走、どうやら佐久間は、ハワイに報酬を受け取るため入国したが、逆にハワイアン・コネクションに消されようとしているようだった。殺されたアメリカ人は、コネクションの人間で佐久間を殺そうとして逆にやられたらしい。
その佐久間が日本に帰ったと聞き、ドックもそれを追って帰国。佐久間は今度、コネクションの日本代理人を殺そうとしていると思われた。日本に戻ったドックは佐久間の恋人でクラブ歌手の真弓をマーク、佐久間を消しそこなったコネクションが真弓に危害を加える恐れもあったからだ。
案の定、クラブのロッカールームから真弓が拉致された。だが、真弓を乗せた車にドックが拳銃を向ける中、別な銃声が響き、車のタイヤが撃ち抜かれた。それは佐久間の仕業だったが・・・・。

久々に良い意味でバタ臭い話は柏原寛司さんの得意とされるところですが、明らかにボスのハワイ出張の為に書かれたと思われます。
冒頭からハードボイルド全開の展開で、さらに中島ゆたかさんの歌声が響くというおまけもあります。
既にハード編をゴリさんから受け継いで久しいドックが、安定した動きを見せます。
ハワイロケの部分はほぼボスとドックの捜査シーンのみですが、復帰後はほとんど外出シーンすらなかったボスの本当に久々な捜査シーンを観ることができます。  


【BS】

6/10(土)
9:00~9:30

極上空間 角野卓造&渡辺 徹▽絶品!佐野ラーメン▽石原裕次郎の豪快エピソード!(再放送)
BS朝日1(BS)

文学座の先輩後輩がドライブ「すごく大事にしてくれる」長年の夫婦役だから語れる女房役・泉ピン子の素顔「ボスが成城の豪邸くれるって…」石原裕次郎の豪快エピソード!


【地上波】

▼テレ玉 テキサス&ボン編


6/8(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「2人の刑事」


第193話 51.03.26 二人の刑事 (長さん)成田三樹夫/工藤堅太郎 川崎あかね 

タクシー強盗殺人に、本庁の沢村刑事が出張ってきた。
長さんと沢村は同期で、一緒にラグビーに勤しんだ仲だが、沢村は敏腕刑事として名が通っている。
沢村は過去にタクシー強盗で2度逮捕し出所したての黒井を証拠がないのにホシと決めつけ、手段を選ばず様々な手で黒井を追及していく・・・・
一方、一係は黒井が真面目に働いていたことと手口が違うことに注目し捜査をする。
そして、沢村は黒井を別件で逮捕しようとして、怪我をさせてしまう。
長さんは、沢村と一係の間で板挟みになり・・・。

長さんの同期で本庁の敏腕刑事に成田三樹夫さんをスペシャルゲストに迎えた、いぶし銀競演は見ものです。

カミソリのような沢村刑事を成田三樹夫さんが好演、長さんとの対比が絶妙です。
また、黒井には成田さんと「土曜日の虎」でコンビを組んだ工藤堅太郎さんという布陣です。


▼チバテレ ボン&ロッキー編

残念ながらお休みです。


▼とちぎテレビ スコッチ登場編


6/11(日)
12:00~12:55
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第227話 CQ・CQ・非常事態
とちぎテレビ1(地上波)


第227話 51.11.19 CQ・CQ・非常通信! (殿下)井上純一 中田博久 梶原恵

管内で連続爆破事件が発生、爆弾の威力はそれほどでもなかったが、愉快犯的な犯行を匂わせた嫌な事件だ。
殿下はその現場や現場写真で必ず現れる少年がいることに気付き、遂に少年を発見、逃走するもののスコッチが威嚇射撃をして止めることができた。だが、少年・修は何もやっていないと主張、スコッチの発砲について強く抗議した。
修は高校2年生で母を亡くし、父は単身赴任で滅多に帰宅しない状態で1人暮らしだった。
その修の趣味が本格的なアマチュア無線で爆破事件に関しての警察無線を傍受し、興味半分で現場で見物していたこと、犯行時間とされている頃は香港との通信が出来たことを喜んでいたという。但し修の無線機では香港との交信はほぼ不可能とされており、さらに通信相手のコールサインを忘れてしまったことで、修のアリバイ証拠は無かった。
ボスは爆破魔の証拠も薄いことから修を釈放した。
その頃、山さんは連続爆破現場の中で、唯一負傷者が出た喫茶店が気になっていた・・・・。


修の井上純一氏は歌手デビューした後に俳優として売り出していた時期で、映像作品のなかでは幼い氏が見られる作品になっています。
その修が自分の好奇心が起因した行動で爆破魔の容疑をかけられ、へそを曲げてしまいますが、殿下にするとその気持が同じメカいじりの好きな人間同士として波長が合ったと思われます。
殿下の手先の器用さは「プロフェッショナル」以来、殿下の側面として定着していましたが、この作品以前はあくまでも「もっとも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズを基本にしたストーリーが多く、あまり生かされていたとは言えない状況でしたが、この作品以後、特にロッキー登場後は「爆弾解体なら殿下」という色合いが強くなっていきます。
後の恋人を半身不随に陥れたのも爆弾、殉職編でも爆弾魔相手という。

事件的には出発は同じでも、修の件と実際の爆破事件とは平行線をたどりますが、最終的には殿下を救出というところで交わります。

しかし・・・太陽の爆破犯は一人のターゲットの為に、他人を犠牲にしてもかまわないという卑劣な犯人が結構多いです(^_^;)



▼TVQ マカロニ編


6/8(木)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #17 俺たちはプロだ
TVQ九州放送1(地上波)

6/9(金)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #18 つかみそこねた夢
TVQ九州放送1(地上波)


第17話 47.11.10 俺たちはプロだ (ボス)成田三樹夫 中井啓輔 河村有紀 平泉成


昼の食事時の一係に爆破予告の電話が入る。
第八銀行・新宿支店にて午後一時に爆発が起きる。
ボスらは銀行に時間ギリギリに到着、爆破が起きない為、マカロニが全員退去した銀行内に踏込んだとたん爆音が聞こえてきた。
しかし、マカロニは煤まみれながら無事、爆発物は煙と音が派手に出るようにした殺傷能力の無いものだったが、事件装置は精巧なもので、単なる悪戯とは考えられなかった。
そんな事件があった後、今度は常東銀行に爆発物を仕掛けられたとして七曲署の刑事と名乗る5人組が現れた。
第八銀行の件と同じく全員銀行内から退去、残ったのは刑事たちだけだった。
その刑事たちが金庫の1億3千万を奪い、キャンピングカー風のワゴン車で逃走した。
ボスは第八銀行の件はテストケースだと推理、主犯格の人相や鮮やかな手口から、かつてボスが逮捕した小田切が容疑者として浮上した。
小田切は仮出所したばかりで、居所から姿を消していた。
一係が小田切の行方を捜す中、当の小田切は親友の島岡の妻と息子に会っていたが、島岡はまだ帰宅していないという。
その後、小田切のもとに島岡の妻から連絡が入り、息子が誘拐され、島岡が新宿西口公園に要求通り向かったという。
小田切が公園に着いた時には、息子の姿は無く、島岡が冷たくなっていた・・・。
翌朝、島岡の死体が警察に発見され、島岡も銀行襲撃犯人一味と判明、仲間割れで殺されたのではないかという推理がたてられたが、ボスは少なくとも小田切は「殺し」には手を出さないと主張する。
そんな時、一係に小田切本人が現れる。
ボスは2人だけになり事情を聞くと、仲間割れの争いで、他の若い仲間が金を持ち去ろうとしたところを島岡が奪って逃げた後に、息子が誘拐され、島岡が犠牲になったことを打ち明ける。
ボスは島岡の息子の命を優先し、小田切と息子奪還の共同戦線をはるが・・・。


ボスの昔馴染みの知能強盗犯に成田さんが扮しますが、タタキはするけど殺しはしないというポリシーを持った男として裕次郎さんと競演します。
映画『影狩り』ファンには十兵衛と月光が共演ということで感慨深いところだと思います。
この配役、多分裕次郎さんと成田さんを逆にしても成立してしまいそうな危険(^_^;)もあります。
ダンディズムの権化のようなボスと小田切に二人とも頼りになる相棒(山さん、島岡)がいると言うところも興味深い点ですが、何か似たような二人が刑事と犯罪者という決定的な違いを見せつけるのはある意味ライバルとしての静かな戦いを裏にはらんでいることを最初から匂わせる。
けれども、小田切が真っ当な人間に見えてしまうのは、成田さんの人となりだと思います。

この作品、#8以来の追跡劇で、珍しく山さんが地下鉄で「まかれて」います。いつもは長さんの役割なんですが(^_^;)
冒頭の「線香花火に毛が生えた」爆発でのマカロニも見どころかも(^_^;)
さらに初期としては比較的車が活躍する回ですが、まだトヨタ到来前夜な為、60年代の外車ショーと化しています。
ボス専用車はオペル・レコルトCのハードトップ。

それで・・・
小田切が刑事に化ける衣装(背広にネクタイ、メガネ)、少なくともネクタイは後に山さんが#65等で着用したものと同じようです。
ただ、背広ももしかしたら同じものかもしれません。
成田さんの方が露口さんより背が高いので、見るからにツンツルテンな感じですが、山さんが着用したときはあまり気にならなかったので、多分同じなんでしょうね。

後に太陽ゲストの常連となる中井啓輔さん、平泉成さんと中村ブン氏の初登場作となります。
平泉さんも中村氏も若い・・・若過ぎて(^_^;)失礼・・・。
このころの平泉さんはワイルドだし、中村氏はまだ後年の破壊的な個性は隠していますし。


第18話 47.11.17 つかみそこねた夢(マカロニ・ゴリさん)沖田駿一 竹下景子 一ノ瀬健 伊藤健

強盗の容疑者は特徴的なブーツから笠原という若者で、仲間内からジュピターと呼ばれていた。
新宿に嫌気がさしたジュピターら仲間は、湘南方面で行動していることを殿下が掴んできた。
しかし、聞き込みを怪しまれた殿下はジュピターの仲間たちに袋叩きに遭い、殿下の端正な顔立ちが傷ついていた。
このような若者たちは決して外部の人間を信用しないが、一度打ち解ければ徹底的に仲間内でかばい守る性質があることを山さんが説いたが、ブーツの目撃情報だけで、証拠もなにも無い状態、それを打破する手は一つ。
マカロニを彼らの懐の中に潜入させることだった。
早速マカロニは湘南をバイクで疾走、様々なアプローチを試みるが、なかなか相手がノッてこない。
その頃ジュピターたちは次の強盗計画を立てていた。
仲間内の紅一点、薫の父が経営している会社に押し入ろうという計画だった。
そんな中、ジュピターがスナックに忘れたライターを届けにマカロニが現れた。
何故か、それが仲間の形見だからということで意気投合する。
様々な戯れの中で、とりあえず仲間内に潜入することが出来たマカロニは、彼らの強盗を犯す理由がヨットを購入する為だと判る。
ただ、それでもマカロニには「見張り」が付いており、なかなか署に連絡ができない。
その頃、ジュピターにふられた女性が自殺未遂を起こした。
どうやら、ジュピターたちが日本脱出を計ることを聞き、失望したらしい。
ボスはやはり被害額50万円を考えると、次の犯行を行う可能性が高いことを察し、マカロニの連絡を待ったが・・・。

若者の無軌道な夢と暴走。
自分の親の会社に強盗に入って「船出」するという無謀な夢ですが。
そのグループの中にバイクでマカロニが乗り込む(潜入)するわけですが、その前に偵察に入った殿下の悲劇(^_^;)
そして、思いっきり私服でマカロニに「繋ぎ」を付けようとしたゴリさんの悲劇(^_^;)
まあ、ゴリさんの場合ファッションと真ん中わけの髪型だけでクルマにしても何にしても、そのまんまの刑事・石塚なんですけど。。。
周りの若者よりずば抜けたファッションセンスのマカロニと、まだ駆け出しの竹下景子さんの可憐さとを楽しむのも一向かと。
太陽に長くゲスト出演する沖田駿一さんも今回が初回ですから、皆さんお若い。
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