「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

竹林アップ

2016-04-18 06:45:23 | 当直室日記
せっかくの休みをやはり寝て過ごしたけぶでございます<(_ _)>

(私信:たまさん、メール見ました。ありがとうございます<(_ _)>)

さて、ファミ劇HD初放送は#532と#533。

どちらもどうにもやるせない話で、一方はモンスター化する少年・少女を描き、一方はボギーの今で言うパワハラを描いています。
折角刑事になった吉野も、初仕事がボコボコ・・・トシさんの毅然とした姿勢も垣間見られ、ボギーにしてもあの当時でさえキャラ自体に時代錯誤感はあったものの、何事にも我が道を行き、自分が間違っていると思ったら素直に謝罪するという姿勢に単純に感銘を受けたものです。
この2作は周囲の作品と比べると地味ですが、新キャラクターの基礎固め的な位置にあると思います。

さて、この2作。
ゴリさん殉職編以来の竹林監督作品。
トシさんは初・竹林監督作品参加になります。

なので、太陽名物というか太陽中毒御用達の、竹林アップ炸裂です。(額から顎にかけての顔面どアップ。)
太陽メンバーが目と口と眉間で演技の勝負をする所以です。

あの当時に傾向として、竹林アップはいざという時しか使われなかった傾向にありましたが、後期突入&原点回帰という意味あいからか、特に#533は確実に全員の竹林アップが見られます。

特に新任・トシさんの竹林アップが多く、#532のターミネーターぶり含め、スッポン好きには堪らない2編になっています。
また、ウェットな脚本を竹林監督がクールに仕上げて太陽らしさを出している部分も見どころだと思います。

そういう意味でもこの2作は太陽後期の基礎固めの仕上げ的な部分があると思います。

小ネタでいけば、ジプシーの「さらば」ファッション導入もあったりします。

竹林監督、次の担当作2作を撮影中に倒れられ、そのまま太陽参加が出来なくなるわけですが・・・。
結果的にこの2作は太陽後期の貴重な「太陽継承」の機会になりました。

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