「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

1986年の激動

2010-09-28 12:42:29 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌ミニ】
結構アゲアゲ状態だったデューク編も、山さん殉職でバッサリと斬られた感じ、
これ、いつになっても感じます。
殉職編で#691だけ、各メンバーの回想シーンが無いですが、
それも影響している感じが。
山さんの死が受け入れられない状況で放置されて、どんどん話が進んでいくので、置いてけぼり食った感じで・・・。
それに加えてすぐいろいろありますので。
多分今回初めてご覧になる方には、本当に「何でこうなるの?」って欽ちゃんばりの疑問を抱くと思いますので、
PART2までの経緯を私がわかる範囲でまとめようと思っています。
ハッキリ言って1986年の太陽動向は裕次郎さんの体調抜きでは語れないので。
本編を見ているだけじゃ、解らないですからね・・・・。

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ラガー登場はいつなんでしょう。

2010-09-28 07:09:51 | 日テレプラス日誌
すっかり遅くなりましたが、
日テレプラスのドック登場編が再放送されます。

太陽にほえろ!【ドック登場編】
10月21日(木)スタート■毎週月~金曜日21:00~/【再】翌日5:00~

今回もドック登場からスニーカー退職までですが、
さて、ラガー登場以後はいつ放送されるか。
最近DVD-BOX発売から、日テレプラス放送までのスパンが短くなっていましたので、
それも考慮して、来年早々ではないかと思います。
ただ、以前は半年以上待たされてこともあったので、予断は禁物です(^_^;)
たしかに、DVDユーザーからすると、ちょっと放送が早くないか?という思いもあったりして・・・。
放送プリントについては版権がらみの音いじっていないので、完全版が観たい向きはこっちなので、う~ん・・・これも複雑だ。

それにしても21時は民放やファミ劇であればゴールデンタイムなので、帯で放送するとなるとそれなりに気合も入っているのかと思います。

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男と女の関係

2010-09-28 01:23:01 | ファミ劇日誌
『♯687  男と女の関係』
主演:露口茂(山村精一)
助演:金田賢一(島津公一)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)三上剛仙(山田鑑識員)
中谷一郎(小田切弁護士)谷口香(小田切柊子)大石源吾 阿南聡 山河連滉 市川千恵子(料亭のおかみ)森篤夫 町田幸夫(タクシー運転手)山中康司 岡田和子 竹内靖 野川ひとみ

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:古内一成 小川英
撮影:小泉健一郎 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:溝田津三 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:イトーヨーカドー
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:ビスタ(19-31)セリカ(17-53)クラウン(62-40)


前回とは打って変ってシリアスです。
そして、山さん主演編としては存命最後の作品です。
それにふさわしく、ゲストは中谷一郎さん、今回は元検事長のいわゆるヤメケン弁護士・小田切役です。
小田切は山さんとも一緒に仕事を何度もした有名人、弁護士になってから城南署でデュークが対決、鋭い観察眼と自らの術中に各人を巻き込むヤリ手の凄腕、要は山さんやデュークのやり方に精通している男。

今回、答えのキーワードは殆ど冒頭から出ていましたが、
山さんもデュークも、小田切のついた数々の嘘によって、早々に小田切を逮捕します。
昔、山さんは弁護士と対決してやっと逮捕していますが、今回は相手がヤメケンなので、逆に逮捕状がすんなりおりたと思います。

小田切は、山さんと対等な能力の持主、その人間が犯罪に手を染める・・・。
山さんとデュークが当初の嘘に捉われてしまった・・・。
動機にしても、犯行方法にしても、解らずじまい。
小田切の組んだ2重3重4重のトラップに一係はハマっていきます。
多分小田切がここまで複雑に偽装工作したのは、恐らく相手が七曲署だということを踏まえていたと思います。
そこには、藤堂もいる、山村もいる、井川もいる、島津もいる。
そこまで計算していたとすれば、最強です。
ただ、これは山さんたちと同じで、刑事(検察)を経験した人間が殺人を行わないだろう(「真相は・・・・」)という判断した過去を考えると、もし小田切が万が一自ら手を下したなら、間違いなく自首するだろうという考えも出来ます。
送検させない狙いがあったにせよ、小田切が危険な綱渡りをしたのは、
自らが招いた殺人であることへの責任を取るという姿勢と、
妻への愛情からだったと・・・。

小田切は当初から犯罪者特有の緊張や動揺が無かった。
それにほぼ終始紳士的であること。
さらに、偽装工作するのであれば、被害者が持っていた写真を真っ先に隠すはず。
無論、指紋にしても。
小田切を犯人にするとおかしな面がある。

いつもであれば、動機の面で気付くであろう山さんが、どうして小田切の嘘と計算に縛られてしまったんでしょうか。
それはデュークと組んだからでしょう。

たとえば・・・ 
シャーロック・ホームズは確かに万能に見えますが、相棒のワトスンの違った角度からの視点が事件を解決する鍵になっていました。

今回、山さんが組んだのは密かに山さんを師と仰いでいるデュークです。
「山村さんにもミスはあるんでしょうか・・・・」
デュークのこのセリフでハッキリわかるのですが。

簡単にいえば、ホームズが2人で捜査していたと同じ感じだと。
その知能派2人の意見が合えば、同じ方向に進む。
まさかこれも小田切の計算だったのでしょうか。

これが、長さんやゴリさん、トシさんやマミーだったらちょっと違ったかもしれません。

結果的には小田切も犯罪を犯していたわけですが、山さんもデュークもギリギリまで小田切の術中にはまっていたわけですから、ある意味「負け」た事件だと。
山さん曰く「勝ち負けじゃない」んですけど・・・。

山さんの場合、「噂」で安楽死という疑惑を投げかけた女性に謝罪する一幕がありました。
この女性にしても、小田切にしても、
山さんに共通する部分が多くあったことで、逆に山さんの眼が曇ったというのはあったと思います。
特に、小田切の場合は妻の身体が弱く子供が出来ない夫婦、凄腕の元検事、年齢も近い。
そんな男の必要以上の嘘に逮捕せざる負えなかったというのもあるかもしれません。

ただ、そういう山さんも終始落ち着いているんですよね。
どうも山さんは殺人容疑で逮捕したというよりは、虚偽の証言の真相を探りたいという一念での逮捕だったように感じます。
多分小田切の口は固いはずなので、思い切った手をうたないと探れないという事に気づいていたのかもしれません。

それにしても、女性のジェラシーは恐ろしい。
いずれにしたって、毒薬は前もって用意していたのですから・・・・。


=ロケ地=
伊豆
伊東駅
世田谷用賀

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俺の相棒

2010-09-28 00:08:56 | ファミ劇日誌
『♯686  俺の相棒』
主演:又野誠治(澤村誠)
助演:石原良純(水木悠)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)露口茂(山村精一)神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)横谷雄二(吉野徹男)
伊藤俊八(安西義一)金子研三(牧原)工藤啓子(看護婦・矢野いずみ) 樋口達馬 森勇治 桑原一人(覚醒剤中毒者・山崎)瀬下和人 相原巨典(石川社長)円城寺衛 槙村香 溝口順子 宇佐美多恵子 平辻朝子 金山禎彦 佐藤和正 カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:大川俊道 小川英
撮影:小泉健一郎 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:溝田津三 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:土居久子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:イトーヨーカドー 撮影協力:東京モノレール
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:ビスタ(19-31)セリカ(17-53)クラウン(62-40)


しばらくハード&社会派路線を突っ走っていた太陽でした。
それはそれで良かったんですけど、
血の気の多い男子(俺?)には、もっとパンチがある話が観たかったのは本音としてありました。
各刑事ドラマが優等生的になっていた中で、
ブルースの破天荒さはちゃんと昔の太陽の一部分を継承していて、非常に期待していた中で、
この作品です。
大川さんと小川さんの脚本で、鈴木監督ですから、
ボギーの「疾走24時間」と同じ組み合わせなんですが、今回脚本はブルというか又野さんを熟知している大川さんがメインですから、
ブル編としてはベストマッチングなんです。
それにブルコンコンビ(ブルース&マイコン)を隠し味にして、表は奪われたブルースの「相棒」であるマグナムを持ってきているところもニクい演出です。

いや~本放送当時、太陽でこんなにも爆笑するとは思っていませんでしたし、
BGM選曲の巧妙さの嵐をまともに受けるとは・・・予告編では思ってもいませんでした。
又野さんのもう一つの軽妙な魅力が爆発してますし、
なによりもアクション、
走る、走る、走る、蹴る(^_^;)
ゲリラ撮影でのとびげり&プロレスも廻りはビックリしたことでしょう。

そして、マイコン。
デューク編に入って軽妙さが増してきたマイコンもブルと一緒に何気に活躍しています。
「アメリカンダォ~ック」から始まり、
シーツと戯れるコンポリ
看護婦と戯れるコンポリ
そして、ボートを運転するマイコン。
良純さんは既にいまの良純さんです。
西部署の頃は多分かなり無理していたんだなぁ・・・・と当時も思いました。

いや、それでいいんです。
ブルもマイコンも締める時にはちゃんと仕事しますし。
そもそも太陽っていうのは本来はそういう刑事が集まっているはずなのに、ボギーじゃないですが、みんな真面目すぎるんですよ(^_^;)
今回観ていると、各々がちゃんと役割を全うしているので、ブル暴走編ではありますが、本当に面白かったです。
ブルも久々にボスの釘が刺さりますし。
ってその釘がマイコン?
いや、ボスの采配は間違ってないです。

しかし、ブルコンコンビ・・・。
だいたいが様子伺いに今度はメロンパンと小倉あんパンと牛乳。。。
ブルは泉ちゃんにも食いもので様子をうかがっているのか?

それにしても安西と云う男。
ジゴロで強欲という最強男でしたが・・・。
最後にはちゃんと犯罪者になってるし・・・(^_^;)
頭が良さそうに見えた牧原も・・・
「困りますよぉ~」
「頼りにしてますから。」
って化けた割りには・・・って相手が悪すぎですが。

=ロケ地=
新宿、世田谷、成城、品川、浜松町、羽田
お台場あたり?
白金・北里研究所病院
ロケ地が多そう。

=BGM=
トシさんのテーマバリエーション
ブルテーマメロ抜き&2
テキサスのテーマTVバージョン・・・確かに2代目マーク2とは時代的に合う、いやぁ・・・本放送当時は驚きました。多分「ジュンとキング」以来の使用じゃないでしょうか。
ドックテーマ2・・・ドックと安西格闘、久々のドックらしい一瞬危なげに見える格闘はこれ、うれしいものです。
ラガーのテーマメロ抜き
ヘイ!デューク
デュークのテーマ間奏から
ジプシーテーマバリエーション
最後は、愛のテーマピアノバージョンで引き締める。

でも小林選曲の技、久々に極まった感じです・・いつもなら多用されるロス警察系の楽曲は本当に控えめでしたので、これは故意に演出してますね。

=クルマ=
やっぱり、ポンコツ・マーク2(二代目後期)とサニーバネットのチェイスでしょうか・・・でも「なんちゅうボロクソグルマじゃ!」が専ら主役ですが。。。
ドックが「すげぇ~なぁ」っというのもわかります。
何気にワーゲン181も登場。
「キャー!素敵ー!」・・・女は野生を求めるのか・・・(自爆
竜神会のクラウンはもしや後の「警部クラウン」?
フクロにするつもりがフクロにされた可愛そうな人たち・・・。
あのテンションのブルは最強ですからね。。。。

そうか・・・グロリアはセドリックなのか・・・いや、ボスが言うことに間違いない!

七曲署駐車場の白いベンツは誰かの愛車?

=コネタ=

*自分の子供を盾にする山崎、桑原さんの素晴らしい演技炸裂です。

*迷セリフ
「責任とってくれるのぉ!」(看護婦いずみ)
「食え!てめえで」「じょ~だんじゃないよ、おい」(ブル)
「この事件にはなにか仕掛けがあるかもしれんぞ」(山さん)

=行け!吉野徹男=
吉野、久々の登場ですね・・・。
ブルとは何かいわくがありそう。
いつもながら少年犯罪に真剣な吉野、
「少年は繊細なんですから」
確かにそうなんですがl
ブルがぼそっと「いつも殴るくせして」
この二人、戦ったことあるかも?
それにしても、吉野は「ブルースさん」だし、ブルは「あんた」だし、
どうなってるんだ?2人の上下関係は・・・(^_^;)

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