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道央圏 「樽前山中腹から支笏湖パノラマ・苔の洞門」

2016-06-24 | 風来旅
■樽前山は支笏湖の南東に位置する標高1041mの活火山。明治42(1909)年の噴火活動にともない山頂の火口丘に形成された。
北海道指定文化財(天然記念物)に指定されている。高さは134m、体積が約2000万立方メートル。
支笏湖温泉からのぞむ溶岩ドームは、まるで大きなプリンが山の上に乗っているようで印象的。
風の穏やかな日には火口から何本も噴気が立ち上る様子も見られる。

支笏湖温泉から、登山口となる樽前山7合目駐車場までは車で約20分。
7合目から約50分の登りで、外輪山の最高地点である東山(1,022m)に到達できる。距離が短いとはいえ、登山道は火山礫が
ゴロゴロしていて転びやすい。7合目の駐車場から徒歩1時間程で頂上(東山)に着くが、現在は火山性ガスの発生により入山を
規制している。外輪山より中は進入禁止。

駐車場横の登山口から上り始め、木々の間をくぐり抜けること15分程でいきなり視界が開ける。
足元は砕けた火山礫も敷き詰めてある。駐車場からの標高にして50m超くらいか?健常者であればここまでは気軽に行ける。
あくまでも登山のルールは遵守で油断禁物。
ここで後ろに振り返ると、眼下には緑の湖畔に囲まれて、濃紺の湖水を湛えた支笏湖の、素晴らしい景色が目に飛び込んだ。





画像が荒いのは、一昔前(H10年)のデジカメだったので・・画像調整不足と腕不足。

■苔の洞門は樽前山が噴火したときに流れ出た溶岩の割れ目が、沢水等により侵食されてできた回廊状の地形で、その壁には
約30種類の苔が密生しているとか。
平成13年の6月初めに岩盤の一部が崩落し、内部に入ることは出来なくなったため、現在では入り口付近に観覧台を設置して、
そこから見るようになっている。開放期間は6月上旬から10月下旬まで。

火山灰の平坦な道をしばらく歩くと


やがて観覧台で通行止め。ここから覗くしかないが・・・、




平成10年に、小生が撮り溜めておいた奥の画像。苔が良く貼り付いている。この細い道はこの辺りに
生息する熊の通り道でもある。









入り口に戻って、ネィチャーセンターで休憩


目の前には、恵庭岳をバックに神秘的な濃紺の支笏湖面が広がる


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