狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

デニー知事、県民も呆れる「不毛な辺野古阻止」、美謝川工事 国が着手 県反発 中止求め文書提出

2021-10-03 05:49:41 | 政治

 

沖縄タイムス紙面掲載記事

美謝川工事 国が着手 県反発 中止求め文書提出

2021年10月2日 05:00有料

 沖縄防衛局は1日、名護市辺野古の新基地建設に伴う美謝川の水路切り替え工事に着手し、新たな水路予定地付近での森林伐採作業を始めた。県は同日、環境保全対策に疑義があり、協議が整っていないとして、防衛局に工事をしないよう求める文書を出した。玉城デニー知事は記者会見で「県との協議を一方的に打ち切り、工事を強行することは到底納得できない」と反発した。(22面に関連)

 県と防衛局は、埋め立て承認時に付された留意事項に基づき、実施設計や環境保全措置などに関し事前協議を実施。これと別に行われていた森林伐採に必要な林地開発協議について、県は書類に不備があり「協議に至っていない」との認識なのに対し、防衛局は「協議した」と主張している。

 防衛局は本紙取材に、これら協議について「既に十分な質疑応答や、意見交換などがなされたと判断し、工事に着手した」などと説明した。

 米軍キャンプ・シュワブ内などを流れる美謝川は、名護市が管理する辺野古ダムから大浦湾に流れ出るが、河口部が埋め立てられるため、大浦湾側の「K9護岸」近くの埋め立て海域外に新たな河口部を造り延長約650メートルの水路を整備する。辺野古ダムの洪水吐きは付け替える。工期は2023年3月末まで。

 美謝川を巡っては、工事内容次第で市条例に基づく協議が必要になる可能性があったが、市は5月、防衛局の照会に協議は不要と回答した。

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美謝川工事も国が進める辺野古埋め立ての一環だが、これまで県は終始国の辺野古移設に反対し、関連裁判ではことごとく敗訴してきている。

>美謝川を巡っては、工事内容次第で市条例に基づく協議が必要になる可能性があったが、市は5月、防衛局の照会に協議は不要と回答した。

美謝川を市条例に基づく協議が必要になる可能性があるが、名護市が協議の必要はない、と認識している以上県が介入して工事を妨害する理由はない。

デニー知事ら県が美謝川工事に反対する理由は、活動家のイデロギーに忖度しているに過ぎない。

このように不毛な「辺野古阻止活動」に嫌気を刺したのが金秀グループの呉屋会長が「オール沖縄」と決別した理由だ。

 

沖縄タイムス紙面掲載記事

美謝川工事「許さぬ」 新基地建設 市民ら抗議

2021年10月2日 05:00有料

 【名護】沖縄防衛局が名護市辺野古の新基地建設に伴う美謝川の水路切り替え工事に着工したことを受け、ヘリ基地反対協議会は1日、米軍キャンプ・シュワブ第2ゲート前で抗議集会を開き、参加した約60人が「辺野古新基地建設を許さない」と気勢を上げた=写真。(2面参照)

 同協議会の東恩納琢磨共同代表は、防衛局から名護市に照会のあった辺野古ダムの洪水吐き付け替えについて、市が条例の適用外で協議不要と判断した経緯を説明。「名護市は防衛局との協議をする必要がある」と主張し、新基地建設阻止のため「諦めるわけにはいかない」と訴えた。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは、森林伐採などに必要な林地開発協議書について、県は防衛局との協議には至っていないとの認識を示しているにもかかわらず、工事に着手したことは「許されない」と批判。埋め立て変更承認申請の承認が得られる見通しがないまま工事を進めていることに触れた上で、「不当性を県民に訴え、この工事を止めていきたい」と話した。

 参加者らは最後に工事現場付近に向かって、「基地を造るな」「市民の財産を守れ」などとシュプレヒコールを繰り返した

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