依然としてサラさんと直接話をする機会はない。
サラの日記の表現には暗示的部分や説明不足の部分があり、それにサラさん自身の誤解もあって、「告訴取り下げ」の記述が支援者の皆様に大きな誤解とご心配をおかけしたようである。
昨日の当日記のエントリーも仮説を三つも重ねたため、一部読者にさらなる混乱を招いたおそれがある。
誤解を解くため以下に箇条書きにして客観的事実を記す。
ご主人との連絡でこれまで筆者が知りえた事実から判明する以下の四点は厳然たる事実でる。
①被害届は受理されており、取り下げられてはいない。
②書類による告訴は最初から行われていない。 従って告訴は受理されていない。
③「告訴取り下げ」は、サラさんの勘違いである。
④被害届を出したとき口頭で告訴の意志は伝えてある。(口頭による告訴の伝達)
被害届が受理されている証拠は、受理されていないのなら八重山署員が、国税を使って二人の刑事を事情聴取に派遣するはずはない。
サラさんが直接出頭して届け出たのは最寄の警察署だが、被害届けを転送された所轄の八重山署から事情聴取に刑事が来たことが、「被害届受理」の証拠である。
サラさんのブログに八重山署との電話でのやり取りで「告訴をとりさげた」を発言した時の様子を次のように述べたくだりがある。
「これ以上の取材や警察による聴取は不可能と判断いたしました。…」
心臓に重篤な病を抱えるサラさんの体調を知りながら、彼女にこのように言わしめた八重山署は、故意にサラさんを追い詰めて「取り下げる」と言わしめたと非難されても仕方がない。
つまり実際は八重山署は、「被害届」しか出していない彼女が、「告訴」を意味する発言をしていることを知って、
彼女が正式に「告訴」するのを恐れ、無理難題を吹っかけ、追い詰めて、彼女から「告訴取り下げ」との発言を引き出し、安堵したのであろう。
ご主人によると、サラさんは被害届を提出したとき、告訴の意志は口頭で伝えてあったので、告訴が成立したものと受け取っていたという。(口頭による告訴)
彼女に「告訴取り下げ」とわざわざ言わしめた八重山署の罪は大きい。
仮にその後正式に告訴したとしても、八重山署は既に二日間にもわたる聴取を終了しており、事件の概要は掴んでいる筈だから、当分の間はサラさんに聴取の必要は無いはずだ。
また、告訴状は郵送も出来るわけだから所轄所に出頭する必要もない。
どうしても再聴取の必要があれば、警察に病院まで出向いて貰えば済むことであり、病状が重篤で話しが出来る状態にないのなら、断って、病状の回復を待って聴取を受ければ済むことだ。
以上の観点から、彼女を体調不良を理由に告訴を取下げさせた八重山署は、大浜市長の犯罪を認識していながら隠ぺい工作をしたと言われても仕方がない。
八重山署がいかに事件の曖昧化を目論んでも、大浜市長の犯罪の疑惑が消えるわけではなく、消えるどころか、いまやネットを通して全国に知れ渡っている。
八重山署が、事件がサラさんの誤解による「告訴取り下げ」発言により、一件落着したと安易に考えているとしたら、とんでもない大間違いである。
天網恢恢疎にして漏らさず、天知る、地知る、ネットが知る、である。
サラさんの告発目標は「大浜市長の逮捕」、そして大浜を市長の座から引きずり下ろし、隠で蠕動する勢力の隠ぺい工作を白日の下に曝すことだったはず。
ただ、電話での八重山署の応答にショックを受け現在心臓の状態が、かつてないほど最悪の状況とのことで、しばしは病状の回復が第一だと進言した。(ご主人との連絡)
何事も命あってのものだねである。
サラさんから当初告発の話を聞いたとき、「肉を切らして骨を切る」の決意だと察知し、その気迫に圧倒されたが、これほど重篤な病を抱えての挑戦だとは迂闊にも知らなかった。
単なる比喩ではなく、実際に命を懸けた戦いだったことを知り、今さらながら感銘した。
以下は筆者のメールに助言を頂いた支援者のコメントを抜粋し、参考までに一部加筆して紹介する。
(削除)読者のコメントの引用はご本人の依頼により削除しました。10月31日11:21
読者の皆様には既にご承知のとおり、サラさんの文章には暗示的表現が多く、事実を明示的に表現するには解り難い部分もある。
「告訴取り下げ」の記述には説明不足の点があり、読者に誤解をまねいた。
ですが、決して戦う意志を取り下げたわけではありませんので、引き続きご支援をお願いします。
彼女は文字通り、命を懸けています。
【追記】
チャンネル桜のインタビュ-Part2
http://www.youtube.com/watch?v=eFPG92BDEMQ&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=eIoETCn4aOk&feature=related