狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

サラ台風、石垣市を直撃!岡田外相のダッチロール発言

2009-10-24 08:20:33 | 未分類

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■「サラ台風」が石垣市を直撃!

昨日は、サラの日記更新がなかったので、心配しておられる読者が多い。だが激励のコメントも凄い勢いで増加中とのこと。

その一方。心無い誹謗中傷、罵詈雑言が増え始めたとのことで、コメント欄を閉鎖した模様。

サラさんに反論したい方は当日記のコメント欄を開放するが、昨日も述べたように「あらし」「ひやかし」と判断したら、しばし晒して、その後削除する。

 

サラさんは昨日、午前は報道機関の取材、午後は八重山署から出張の刑事への事情説明と、雨の中で普通の一主婦が体験できないこと同時に体験した。、

台風の余波で大雨が降る中、持病を抱えて東奔西走の多忙な一日で疲労困憊で、とてもブログ更新どころではない様子であるが、水面下で確実に事態は進展している。

そもそも、本島内の某署への被害届けが八重山署へ転送されるのは分かるが、書類到着を待つように即日八重山署が事情聴取のため二人の刑事を派遣し詳しい事情を聞くというのは異例だという。

本件は、とりあえず被害届けは出してあるが、告訴の手続きはまだ、なされていない。

 

一部情報によると、台風20号の余波を受けて、石垣市は豪雨警報も出るほどだったが、

同時に「サラ台風」も石垣市を直撃しており、市会議員の中には市長吊るし上げの機運が渦巻き、まるで蜂の巣を突いたような騒ぎだと聞く。

また複数の本土報道機関が、石垣入りしたとの情報もあり、サラの日記で実名を告発された人物の間にはパニックが起きているとも聞く。

これで市長側から名誉毀損の告訴でもあれば、島には本土マスコミが殺到して、石垣市の人口が増えるのではないのかという声もある。

いずれ本人から、水面下の動きについてもご報告があると思うので、引き続きご支援をお願いします。

                   ◆

 

■ブレまくりの岡田発言

先ず今朝の沖縄タイムスの一面トップと社会面トップの見出しを一部紹介。

◆一面;

外相、県外移設を断念

 

判断時期にこだわらず

鳩山首相が表明

沖縄二紙が作り上げた「民意」に引きずられ、ダッチロール飛行の岡田は子供がダダをこねるようなないものねだりをしたあげく、アメリカの強固な意志に今頃気がつき軌道修正をした。

その結果残したものは同盟国アメリカへの不信感と、過剰な期待で民主党を支持した左翼層の怒りである。

ジュゴンの命と普天間住民の安全、そして国家の安全を引替えにする「民意」がいかに見せかけのいかがわしいものかは、前にもリンクした自称本土左翼の「きゃすさんの辺野古とやんばる東村 高江の現状日記」の歪められた沖縄県民世論調査に詳しい。

普天間基地移設先の決断を「名護市長選の結果を見てから」と、寝ぼけた発言をしていた鳩山首相も、米側の強固な決意に「判断時期にこだわらず」と前言を翻した。

国民安全を護るための重要案件を

同盟国との約束を反故にして一市長選の結果を見て判断とは、この男の脳は腐食しているのか。 

市長選の度に国防政策が揺れる国は世界にも類がない。

そもそも、「対等な日米関係」はどこへ消し飛んでしまったのか。

オバマ大統領が民主党なので、脳天気な日本の民主党と同じ体質と錯覚しての発言が、ブレにブレ出したのだ。

◆社会面:

県外一転 県民憤り 外相断念発言

「心踏みにじる行為」

「県民大会で意思を」

例によって沖縄紙の更新は遅いので(のん気なものだ)、時事通信記事を引用する。

日米同盟の亀裂回避に腐心=岡田外相、苦渋の「県内移設」表明-普天間

 岡田克也外相が米軍普天間飛行場の移設先を沖縄県内に絞る考えを表明したのは、米政府が現行計画案通りの県内移設を求める中、日本側の対応がばらばらで「迷走」を続けていたのでは、日米関係の悪化につながると判断したためだ。米国内では、鳩山政権への批判が強まり、岡田外相は県外移設の旗を降ろすという苦渋の決断で同盟の亀裂回避を狙った。しかし、対米交渉も国内調整も一筋縄にはいきそうになく、曲折がありそうだ。
 「世の中が騒がしくなっているが、日米両国が協力して素晴らしい関係を築きたい」-。外相は「県内移設」表明の直前に会談したマレン米統合参謀本部議長に対し、こう強調した。鳩山政権の対米姿勢は「同盟をむしばむ」と元
米政府高官が批判するなど厳しい論調が米国内で相次いでいることを意識した発言とみられ、米側の懸念払しょくに躍起の様子をうかがわせた。
 だが、米政府の態度は固い。先に訪日したゲーツ国防長官がキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)移設を定めた現行計画が「唯一実行可能」としたのと同様に、マレン議長も同計画の実行を迫った。外相が選択肢に挙げた米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)は、空軍機の発着で既に過密状態にあり、普天間の海兵隊ヘリ部隊が加わることを米軍当局は極度に嫌がっており、過去の交渉でも却下した統合案を受け入れる余地は大きくない。
 一方、県外移設を主張して衆院選で勝利し、沖縄県の4選挙区すべてで与党が議席を占めたにもかかわらず、鳩山政権が県内移設へかじを切れば、「民意」を裏切ったとの批判は免れない。県民の説得のほか、県外移設を強く主張する社民党との調整など、国内でも越えなければならないハードルは多い。(2009/10/23-22:26)

                   ◇

国内問題では、財源の目途も立たないまま、バラマキの約束で政権をとり、早速そのツケを払うのに目下大童の鳩山政権だが、

外交、防衛に関しても根拠のない約束で票を集め、そのツケ払いで沖縄の「民意」に追い詰められる様相だ。

当然、沖縄の左翼勢力は得意の「沖縄の心」を全面に押し出して、猛反発するであろうが、

政治主導を標榜する鳩山政権は、辺野古決定の身代わりに、「沖縄の心」を宣撫するためとんでもない「人身御供」を差し出す予定だと聞く。

この恐るべき「人身御供」とは何か。

これに関しては稿を改めて論考したい。

 

■岡田外相の愚かな発言

外交でも国益を失う発言の連発で国益を切り刻んでいる岡田外相だが、陛下の発言の意味もわきまえず、とんでもない大バカ発言で陛下を愚弄し、外務省には抗議が殺到しているという。

同時にイオングループの不買運動も起きているというが、当然のことである。

一言も反論できない立場の陛下を、公然と批判するこの無礼者がコキントウやオンカホウを褒めることはあっても、批判したことは寡聞にして知らない。

外相「天皇お言葉」発言、政治利用との批判も

 岡田外相が23日の閣僚懇談会で、国会の開会式での天皇陛下のお言葉について「ほぼ毎回同じ内容で閣議決定されている」と見直しを提起したことが波紋を呼んでいる。

 内閣の助言・承認事項のお言葉について、閣僚が見直しを求めたのは異例で、与野党問わず「天皇の政治利用」につながると批判する声も出ている。

 岡田氏は同日夕の記者会見で、発言の真意について
「(内閣が)無難に対応しようという官僚的発想で同じ表現が続いている。
 (国会の開会式で)いつも私は気になっていた」と説明し、「同じあいさつの繰り返しは陛下に申し訳ない」と強調した。

 これに対し、民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は同日の記者会見で「お言葉を政治的にあれこれ言うのは極めて不適切だ」と批判。
 社民党の福島党首(消費者相)は記者団に「慎重に考えるべきだ。現状でいい」と述べ、自民党の大島幹事長も「行き過ぎた発言で、民主党のおごりを感じる」と語った。

 憲法の学説では、開会式での天皇のお言葉は、国事行為と私的行為の中間にある「公的行為」と位置づけられている。
 国会関係者の一人は「内閣の助言と承認は、天皇の政治利用を防ぐことが目的だ。
 そもそも公的行為で天皇の思いを伝える必要はない」と指摘している。

(読売新聞 2009年10月23日21時44分)

                  ◇

陛下のお言葉が政治利用されることを避けるために、内閣府は、同じ挨拶の儀礼としての開会宣言文を考えているわけだ。

岡田外相は、陛下が自身の思想を国会の場で発言せよとでもいうのか。

岡田外相はこれしきの基礎知識もないまま、外相としても発言しているのか。

この学級委員レベルの外相は、ダッチロール発言で国益を損なうのみならず、陛下を批判して心労を増やすというとんでもない売国奴である。

即刻辞任すべきである。

ただ、岡田外相一人を責めるのは実は酷なことかも知れない。

何せ大将の鳩山首相自身が中韓首脳の前で尻尾を振って、

「これまでアメリカに頼りすぎた」とか「(アメリカを除いた)東アジア共同体」といった夢物語で、アメリカの警戒感を買っていたし、

その上の総大将の小沢幹事長は「米軍なんて第七艦隊だけで十分」と日米同盟にヒビが入るような発言をする政権だ。

岡田外相が内外で国益を踏みにじる発言を連発するのも自然の流れなのかも知らない。

鳩山素人内閣に未来はない。

■鳩山内閣は反米内閣ー米国の懸念的中

鳩山内閣は成立前から、これまでの言動や「鳩山論文」により「反米内閣」と懸念されていた。

米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判 米国内の専門家ら

民主党が圧勝した直後、琉球新報は調子こいて、こんな社説を書いていたが、

「本物トラのアメリカ」と張子のトラが「対等な関係」でないことは小学生でも分かること。

 

 琉球新報 社説

日米同盟 凜とした鳩山新政権であれ  2009年9月4日       

 政権発足前にもかかわらず日米同盟をめぐり、米国からの揺さぶりに鳩山民主党がうろたえている。 
 「鳩がチキン(臆病(おくびょう))になったのか」とやゆされる。「緊密で対等な日米同盟」の構築を掲げ政権をつかんだ民主党だ。凜(りん)とし、毅然(きぜん)とした態度で日米の新たな時代の再構築に挑んでほしい。
 (略)
 民主党の対米姿勢は沖縄にも大きな影響を与える。例えば普天間移設問題。民主党が主張する「県外か国外移設」に、米政府は辺野古移設が「国と国との合意」として「再交渉する考えはない」と早々に一蹴(いっしゅう)している。
 民主党が反対した在沖米海兵隊のグアム移転協定にも「政府間の合意」を盾に聞く耳すらない。
 (略) 旧政権の負の遺産に縛られず、不平等な日米地位協定の改定、沖縄の真の負担軽減となる在日米軍再々編など、無理のない対等な関係再構築に日米の両新政権は果敢に挑戦してほしい。

                     ◇

日米同盟の実態もわきまえず県民を扇動した沖縄紙の罪は大きい。

張子のトラが、本物トラの庇護を離れたら、外の風雨に晒され、たちまちふにゃふにゃに形が崩れてしまう。

こんな不均等な日米同盟に「対等な付き合い」が聞いて呆れる。

アメリカの「本気」を知って今頃前言を翻しても、増長した沖縄左翼を押さえるのは難儀だ。

左翼勢力に送る「人身御供」の代償はあまりにも大きい。

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