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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

朝日新聞の古いネタ 自治体も調査 沖縄戦集団自決

2007-10-09 13:11:43 | 教科書

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 「軍関与」証言する動き 自治体も調査 沖縄戦集団自決(朝日新聞)

 沖縄戦での「集団自決」をめぐる教科書問題で、「軍の強制」を示す記述が検定で削除されて以降、地元住民の間で当時の状況を証言する動きが出ている。沖縄県議会も現地で聞き取り調査をした。文部科学省は、教科書会社から訂正申請が出次第、教科用図書検定調査審議会を開く方針。審議では、こうした住民証言もふまえられるとみられる。

 1945年3月に米軍が上陸した慶良間(けらま)諸島の座間味(ざまみ)島では、約130人が「自決」したとされる。同島在住の女性は、自決が行われる前、村助役だった兄が「軍からの命令」があると言っていたと語った。また別の証言では、数十人が犠牲になった慶留間(げるま)島でも前月に部隊長が自決の訓示をしていたという。

 県議会は7月、文教厚生委員会のメンバーが慶良間諸島に渡り、聞き取りで住民から証言を集めた。これとは別に座間味村教委は「平和学習ガイドブック」の編集を昨年12月に始め、11月末に完成予定だ。  (略)

                     ◇

地元新聞から「集団自決」の記事が少なくなったと思っていたら、

朝日新聞が古いネタをいかにも特ダネのように報じた。

>県議会は7月、文教厚生委員会のメンバーが慶良間諸島に渡り、聞き取りで住民から証言を集めた。

県議会の調査団が「アリバイ作り」の出鱈目な調査だったことは当日記で何度も書いた。

出鱈目の何よりの証拠は始めに結論ありきで「決議」し、全て結論出した後の「事後調査」であったことだ。

>座間味村教委は「平和学習ガイドブック」の編集を昨年12月に始め、11月末に完成予定だ。

沖教組関連の「平和教育」でどっぷり使った文教委員議員団の調査は、形だけのアリバイ作りのためだけの噴飯モノあった。

>同島在住の女性は、自決が行われる前、村助役だった兄が「軍からの命令」があると言っていたと語った。また別の証言では、数十人が犠牲になった慶留間(げるま)島でも前月に部隊長が自決の訓示をしていたという。

手りゅう弾を島民に配った村助役の実の妹が今頃になって「兄の間違った判断」と認めるはずもなく「兄から聞いた」という曖昧な証言を「軍命令」の根拠にするようでは、愈々朝日も打つ手がなくなってきた事をうかがわせる記事だ。

>自治体も調査?

始めに結論ありきの出鱈目な「県議調査」を追認してどうする。

古いネタを仰々しく特ダネ風に報じる朝日新聞。

本当の新証言はもうないのですかね。

以下は「9・29集会」の前の7月のエントリーの引用です。

 

【新聞が報じない現地調査の実態!】 県議団調査団の醜態


≪県議会の議決にまでこぎつけて政府に「教科書検定意見書撤回」の意見書提出。

これを拒否されると県議会の文教委員ら16名による、現地調査をおこなった。

ことの順序が、後先(あとさき)なのはここでは問うまい。

問題は現地を案内し貴重な証言をした二人の証言者のことである。

県議会文厚委 検定撤回へ現地調査

 文部科学省の教科書検定で沖縄戦の「集団自決」に関する日本軍強制などの記述が修正・削除された問題で、県議会文教厚生委員会(前島明男委員長)は6日午前、渡嘉敷島で「自決」現場を視察したほか、「集団自決」の生存者らから聞き取り調査を始めた。午後には座間味島に渡り調査する。

(7/6 16:05)全文 >>

「集団自決」の生存者から当時の話を聞く県議会文教厚生委員会の委員ら=6日午前10時半ごろ、渡嘉敷村

上記に再掲した新報記事の写真でも自明の通り、調査団を先頭で案内した当時14歳の金城さん(75)の証言は新聞では肝心の部分は完全に封鎖殺された。

一方、当時僅か6歳の吉川さん(67)の証言は事細かに取り上げ「軍命令はあった」と結論付けている。

ところが、当日現地調査に立ち会ったと思われる読者から貴重なコメントを頂いた。

[論点のすり替え (前慶良間人)  2007-07-08 16:56:32
 
 
問題の始まりは、タイムスの「鉄の暴風」にある。 タイムスは非を認めたくないがため、キャンペーンを張って作り話を実話風に仕立てあげている。

 「命語い」シリーズで地元出身者に語らせているが、冤罪訴訟の争点、「軍命について」は、誰一人として期待に叶う証言はしていない。渡嘉敷島の軍命の有無についてはこのことから既に明らかである。

 最近では論点をすり替え、軍国主義、軍隊の駐留そのものが悪かったと論調を変えつつあるのは、「古傷に触られたくない」ことの証であろう。
 
 県議会の渡嘉敷島視察で、金城武徳さんに対する質問で次のような発言がありました。
 要旨、「私は、社会科の教師を30年近くやってきました。よってこの問題には造詣があります。」「戦争を美化しないで下さい。」等…明らかに田舎の老人と見下し、赤松さんと親交があったと言うことで、彼の代弁者と見なしていました。
 15歳!で生き残ってきた証言者に対しての、「決め付け」発言に、これが元教師かと正直思いました。
 又、その席で吉川先生から、次のような発言もありました。「自決命令は、無かったかもしれないが、軍隊がいたから集団自決は起こった。軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」

 県議の中には、みんなが認めていることだから云々と唖然とする発言者もおりましたし、自民議員も早く話しをまとめようとするばかりで、真相を確かめようとする熱意はほとんど感じられませんでした。

>、「私は、社会科の教師を30年近くやってきました。よってこの問題には造詣があります。」「戦争を美化しないで下さい。」等…

先ず、県議文教委員の調査団の中には「元教師」、或いは教育関係者がいたことが分る。

沖教組といえば「平和活動」、「日本軍残虐説」の牙城。

しかも彼らは「社会化の教師でこの問題の専門家」として調査団の意見をリードし、予断に満ちた調査だったことが伺える。

このようなアレな男たちで構成される調査団の結論は調査前から決まっていた。 

他にも「皆が認めたのだから、早くまとめて帰ろう」といった予定調和の議員もいたようだ。

県議の中には、みんなが認めていることだから云々と唖然とする発言者もおりましたし、自民議員も早く話しをまとめようとするばかりで、真相を確かめようとする熱意はほとんど感じられませんでした。

自民党議員の中には最後まで議決に反対した良識ある議員もいたと聞いたが、自民党でも文教委ともなると,

「皆で決めれば怖くない」だったことがわかる。

このように初めから結論ありきの調査団だったら、税金の無駄遣いだ。

少なくとも県民の血税を浪費して、偏向マスコミに協力することは沖縄県民の「民意」ではないはずだ。

 

その席で吉川先生から、次のような発言もありました。「自決命令は、無かったかもしれないが、軍隊がいたから集団自決は起こった。軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」

まずこの吉川さんが元教師だったことが分る。しかも新聞報道とはニュアンスが異なり「自決命令は、無かったかもしれないが・・」となっており、明らかに「軍命令を否定している」ではないか。

「軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」という証言はサヨク学者の定番で、何もわざわざ現地聞き取り調査をして述べる証言では無い。

さすがに琉球新報記事では二人の「軍命令はなかった」という証言で逆の結論の記事は書くのは困難と見たのか、別の証言者を引っ張りだして焦点をずらした内容になっている。

 

だが、沖縄タイムスは恥知らずにも

「証言を聞き終えた前島委員長は「検定意見削除は県民の総意だ。文科省にさらに強く訴えていく」という文で締めくくっている。

そう、タイムスは己が創作した“県民の総意”が重要であり、重要証人の証言などどうでも良かったのだ。

沖縄タイムスは結局、聞き取り調査の証言は又しても封殺して、自分が作ったシナリオ・「県民の総意」さえあれば、歴史の事実を捏造できると信じているのか。
  
◆沖縄タイムス;「集団自決」の現場視察 県議会文厚委【写真】

 

付け加えると、この元教師の吉川さんは、最近(4月19日)まで渡嘉敷村の教育委員長を勤めていた教員上がりの村の偉い人でもある。http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/vill_inf/so_6/so_6_01.htm

このように沖教組関連の「平和教育」でどっぷり使った文教委員議員団の調査は、形だけのアリバイ作りのためだけの噴飯モノあった。

ちなみにこの吉川さん、島に戻った今は、地元の子どもや修学旅行生を相手に平和学習の案内役をしていると言う。

そう、吉川さんは証言者である一方、「平和学習」の語り部でもあったのです。

いくら語り部でも、日本軍の残虐さは語って語っても「自決命令は、無かったかもしれないが、軍隊がいたから集団自決は起こった。軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」と語るのが精一杯だったのでしょう。

参考:「平和学習」
埼玉の中3生、修学旅行で「集団自決」地に 「平和」努力を決意 カメラ  (7/5 16:05)

 

この吉川さんが証言するのは今回が始めてではない。

今年の慰霊の日の朝日新聞の記事で証言している。

だが、「軍曹が命じた」と巧妙に作文された朝日記事でも

吉川さんは一言も「軍の命令」とは証言していない。

 

http://www.asahi.com/national/update/0623/SEB200706230011
.html

62年前に見た集団自決の現場 「軍曹が命じた」
2007年06月23日15時30分

 沖縄戦の戦没者ら約24万人の名を刻んだ「平和の礎(いしじ)」。糸満市摩文仁(まぶに)に立ち並ぶ碑の前で23日朝、元中学校教諭の吉川嘉勝さん(68)は妻の英子さん(68)と一緒に静かに手を合わせた。礎には米軍の艦砲射撃で亡くなった父の名がある。

 62年前、吉川さんは「集団自決」の現場にいた。

 那覇市の西約30キロにある渡嘉敷島。周囲25キロの島に米軍が上陸したのは45年3月27日のことだ。住民らは土砂降りの雨の中、島北部の通称「北山」を目指した。吉川さんと家族もその中にいた。当時6歳だった。

 「集団自決」が起きたのは翌28日。たどり着いた山中で家族や親類ごとに円陣を組んで座った。村長の短い訓示の後、「天皇陛下万歳」の叫びとともに、あちこちで手投げ弾が爆発した。

 吉川さんの家族ら約10人が輪になった中でも、義兄らが手投げ弾を石に打ち付けた。だが、爆発しない。父は「火を燃やして、投げ入れろ」と指示した。

 母が叫んだ。「手投げ弾を捨てろ」。生きられるだけ生きるべきだと必死に訴えていた、と吉川さんは振り返る。家族はその場を逃れた。

 母が教えてくれた「命の重さ」を伝えるため、吉川さんは教師になった。校長を最後に教職を退き、島に戻った今は、地元の子どもや修学旅行生を相手に平和学習の案内役を務める。「自分たちの歴史を知り、戦争のない社会をつくってほしい」と語り続ける。

 その島で、沖縄国際大名誉教授の安仁屋政昭さん(72)は88年、かつて村の兵事主任だった故富山真順さんから、ある証言を聞いている。

 富山さんは45年3月20日、戦隊からの命令で17歳未満の少年と役場職員を役場の庭に集めた。兵器係の軍曹が住民二十数人に手投げ弾を2個ずつ配り、「敵に遭遇したら1発は敵に投げ、捕虜になる恐れのある時は残りの1発で自決せよ」と訓示した、という。

 沖縄ではいま、「集団自決」を巡る教科書検定で「日本軍による強制」が削除されたことに強い反発が起きている。安仁屋さんは言う。「富山さんの話は自決命令の存在を示す重要な証言だ」
 
朝日新聞は、既に「集団自決」の「軍命令論争」で敗北していることを承知している。

子分ともいえる沖縄タイムスが暴走するの止められず、当たり障りの無い記事でしか援護できない、・・・というより、既に敵前逃亡を決め込んでいる。(朝日の敵前逃亡 沖縄の「集団自決」 

 

最後に、一読者のコメントを鵜呑みにした記事を書くな、という方のために、次の事実を指摘しておこう。

先ず、県議調査団は当時14歳の金城さんの証言を封殺し、当時6歳の吉川さんの証言のみを取り上げた。

これまでも学術調査団が何度も現地調査を行っており、「軍命令はなかった」という多くの証言者がいたが、これらは地元マスコミに載ることはなかった。(例えば宮平さん→★文末に引用)

以下の金城さんの証言を聞けば、コメントの内容の信憑性が裏付けられる。

■【動画と“新聞証言”の違い】

いずれにせよ、マスコミは自分等に不都合な事実は報じない。(これは金城さんも言っている)

琉球新報、沖縄タイムスが「集団自決」の生き残りで当時14歳の金城さんの証言をどのように歪曲して報じたか、つぎの【動画】で確かめて欲しい。

【動画・金城武徳さんの証言】http://www.youtube.com/v/P16oG_3X89o

 

連日紙面を飾るのは「多くの悲惨な証言がある」と言う極めて曖昧な記事のがオドロオドロしく報じられる。

確かに沖縄戦で悲惨な体験をした人は数多くいるだろう。

だが、「数多くの悲惨な証言」を必死で「軍命令で集団自決した」の結論にもっていこうと紙面づくりに追われているのが地元二紙だ。

信頼できる研究者と、良識ある証言者達は皆「その事実」に気がついている≫

 

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「知事と仲里議長に騙された」 沖縄タイムスが糾弾!

2007-10-08 18:26:10 | 教科書

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先日、行われた県民大会をキッカケに、市民による衆愚政治が蔓延し、左翼政党が大躍進!日本の米軍基地はすべて撤退し、親中派により、日中安保条約を締結しました。そして、米国および、NATO軍対日中の戦争になりました。

結果は、日中の惨敗!GHQが駐留し、東京裁判がおこなわれた。
この裁判で、A級戦犯として、仲井真知事、県議会議長が逮捕され、裁判にかけられた。沖縄タイムスなどは、「だまされた!沖縄県民!!」の見出しで、知事と議長を糾弾!世論も追随して「我々は、被害者だ!だまされたんだ!」と声を荒げる。

50年の歳月が流れ、歴史となりつつあるとき、沖縄タイムスは特集記事を企画!
「戦後50年、真実の扉を開け!」で、当時、県民大会に参加して頑張ろうを三唱した「元参加者」を取材、参加者曰く「あの当時は、大会に参加しなければ、非国民扱いでした。仕方なかったんです。」また別の元参加者は「物言えぬ空気のこわばりが沖縄を埋め尽くしていた」「私たちは、被害者で、戦犯の仲井真や、仲里議長にだまされていたんです!」
また、大江健三郎の息子が「父の遺したもの」を執筆して話題を呼び、当時の状況を知る人々が、続々、本をだし、「県民大会は、為政者にだまされた常識ではありえない出来事です。」 「誰が、あんな暑くて、狭いところに、好き好んでいきますか?
ありえません!」

沖縄タイムスのJ・N記者の娘のJ・J記者は、「当時の、陰湿な空気のこわばりを作り、県民を悲惨な戦争に駆り立てたのは誰だ?」の記事で新聞社協会から賞をいただき、満面の笑み!!
そこに、沖縄の憂鬱という一人の老人が、当時の出来事の一部始終を産経新聞紙上で、「沖縄タイムスをはじめとする、メディアの先導で、大会に参加したすべての人が戦犯だ!」と告白!「沖縄でこーいうことをいうと生きていけない!」と匿名での取材だったが、沖縄のため、意lを決し、顔写真と名前をだした。

数日後、過激派の銃弾で帰らぬ人となったことが、沖縄タイムスのベタ記事で紹介されていた。

                    ◆

「沖縄の憂鬱」さんのブログ「逆風って気持ちいい!」より引用の近未来フィクションです。

傑作です。

歴史って意外とこんなものかも知れません。

地元新聞、特に沖縄タイムスの偏向ぶりは当日記でもしつこいほど書いてきたが、上記「沖縄の憂鬱」さんが沖縄タイムスに電突した様子をコメント欄に書いていただいたので下記に引用します。

                    *

≪県民大会の数日前に沖縄タイムスに、電話しまして、「5月26日付の貴社の記事

「捏造」証言の元援護課職員
人事記録で指摘
国の方針決定時 担当外

を読んだが、元援護課職員が当時の辞令交付証をお持ちで、岩波・大江裁判における被告側の主張は、否定されたはずですよね!どうしてそれを取材して記事にしないのだ?」と、突っかかって、「謝花記者の特集記事「命語い」で、慶良間にはわざわざ船に揺られて取材に行けるのに、那覇市在住の元援護課職員への取材はなぜできないのか?」と聞いたところ、若い?男性社員はシドロモドロ。責任者という男性に電話がかわった。責任者氏に「なぜ、元援護課職員に取材し、記事にしないのか?」と問いただすと、「取材の申し込みをしたが断られた」とおっしゃったので、「それは本当ですね!」と念を押すと、「そのように聞いている」ときた。内心疑念を抱きつつも、そこには触れず「「軍命あった」という人の記事だけでなく、「軍命があったとする証拠はない」という人のことも記事にしてほしい。偏向報道ばかりだと、沖縄県民が思考停止してしまう。社会の公器なんだから、両論併記を」と投げかけたら、「どこの新聞が両論併記してる?そんなのがあったら見せてくれ!」と開き直り、「軍命あった!という記事はここ数ヶ月を見ても見当たらない。何月何日のどこにそんな記事があるんだ?」と、私が小学生だったころによく使い倒した「いつ言った?何時何分何秒?」を思い出させてくれる始末だった。

「社会の公器としの、良い記事を期待してます。」
と言って電話を切ったが、その後、胸焼けして、酒もまずかったです。好きになれない新聞社ですね。≫(
沖縄の憂鬱さんのコメントより抜粋)

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「県警ぐるみ」の捏造  虚構だらけの「県民大会」

2007-10-07 12:20:07 | 教科書

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沖縄教科書抗議集会、参加者は「4万人強」 主催者発表11万人にモノ言えず(1/3ページ)

2007.10.6 22:47
このニュースのトピックス
9月27日付の地元紙朝刊には「教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会」用の県民向けバス無料乗車券付き広告が掲載された9月27日付の地元紙朝刊には「教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会」用の県民向けバス無料乗車券付き広告が掲載された

 先月29日に沖縄県宜野湾市で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の参加者数が主催者発表の11万人を大きく下回っていたことが明らかになった。県警幹部は産経新聞の取材に「実際は4万人強だった」(幹部)と語ったほか、別の関係者も4万2000~4万3000人と証言している。集会は、県議会各派や市長会などが実行委員会となり、沖縄戦で日本軍が直接、住民に集団自決を強制したとする記述が削除・修正された高校教科書検定の撤回を求めたもの。渡海紀三朗文部科学相は参加者数を主な理由に対応策を検討、国会でも誇張された11万人という数字をもとに論争が進んでいる。

(比護義則、小山裕士)

 ■1平方メートルに4人?

 集会が開かれた海浜公園の多目的広場は約2万5000平方メートル。仮に会場に入りきれなかった人を1万人と見積もれば、1平方メートル当たり4人いた計算になるが、多くの参加者は座っていた。

 会場は、東京ドームのグラウンド部分(1万3000平方メートル)の約2つ分にあたるが、同ドームのスタンドを含めた建築面積は約4万6800平方メートルあり、グラウンド部分を含めても最大5万5000人しか収容できない。

 大会事務局幹事の平良長政県議(社民党)は、算出方法について、「一人一人をカウンターで計算しているわけではない。同じ場所で開かれた12年前の米兵による少女暴行事件の集会参加者数8万5000人(主催者発表)を基本にした。当時に比べ、会場周辺への人の広がりは相当なものだった」と語り、主に日米地位協定の見直しを求めた平成7年の県民大会の写真と比べながら、算出したと明かした。また、参加者を大量動員した連合沖縄は「自治労沖縄県本部や連合沖縄から応援を出し、10人ぐらいで会場周囲を歩いて、入り具合をチェックした」(幹部)としている。

■警察は発表せず

 沖縄県警は、参加者の概数を把握しているが、「警察活動の必要な範囲で実態把握を行っているが、発表する必要はない」(警備部)として、公式発表を控えている。

 これには背景がある。12年前の県民大会参加者数を主催者発表より2万7000人少ない5万8000人と公表、「主催者から激しくクレームをつけられた」(関係筋)経緯があるからだ。

 警察が発表を控えた結果、主催者発表の11万人という数字があたかも事実のように独り歩きし始めた。

 11万人は、県民(約137万人)の12人に1人が参加したという大きな意味を持つ。

 地元紙は号外で県民大会を報じたほか、9月30日付の琉球新報と沖縄タイムスは、「11万6000人結集 検定撤回要求」「11万人結集 抗議」と参加者数を強調した大見出しをつけた。このうち沖縄タイムスは「主催者発表が11万人なので、11万人という形で掲載した」と説明している。沖縄以外の新聞やテレビも主催者発表をもとに報道。朝日新聞(東京)は、1面トップで「沖縄11万人抗議」の見出しを載せ、10月2日付朝刊では、主催者発表の注釈を抜いて報道した。産経新聞も10月2日までは主催者発表と明記して11万人と報じたが、3日付の「産経抄」などで主催者発表に疑問を呈した。

 こうした動きに沖縄県の仲井真弘多知事は5日、公明党の北側一雄幹事長と会談した際、「(11万人より)もっと人数が少ないという説が東京あたりにある」と不快感を表明。北側氏は「そういうことは思っていないのではないか。(朝日新聞などでは)カラーで1面トップで出ていたから」と応じた。

 ■会場へ無料バス

 今回の県民大会では県下7割の市町村が実行委員会を立ち上げた。

 職員が勤務の傍ら防災無線を使って大会をアピールしたり、自治体のホームページで告知したりするなど、事実上、公的なイベントとなった。加えて、県議会議長が大会の実行委員長を務めるなど議会も大会を全面的にバックアップした。

 仲井真知事は当初、自身の大会への出席について「抗議の方法として、県民大会がなじむのかどうか考えさせてほしい」と消極的な立場をとっていたが、姿勢を転換して参加を決意。臨時庁議を開き、職員に参加の呼びかけをするまでになる。県教育長も県立高校の校長へ参加を呼びかけた。

 同様の動きが民間にも広がった。県バス協会は会場まで行く運賃を片道無料にすることを決定。地元紙に無料乗車券が掲載された。県高野連は当日の秋季大会の日程を変更し、高校球児の参加にも協力するなど、大会参加は県民の義務ともいえる雰囲気が醸成されていった。

 地元メディアの徹底的な「反教科書検定」キャンペーン報道も大きな役割を果たした。市町村議会が検定意見の撤回決議を可決するたびに逐一取り上げ、連日、その数が増えていくことが県民に伝えられた。

 県議会でも当初、自民党県議団は消極的だったが、決議文の表現を弱めることを条件に賛同に回り、超党派での大会参加が実現した。反対を続けると「沖縄の痛み」への無関心ととらえられかねず、来年の県議選や近づく衆院選への影響を心配する声が党内から出たことも一因といえそうだ。

小渡亨県議(自民)は、「(11万人という主催者発表は)非常に問題だ。こういった問題で『これは違うだろう』というと、沖縄では“非県民”になりかねない雰囲気だ。戦前の大政翼賛会と同じだ」と危機感を募らせている。

 《教科書検定と沖縄集団自決問題》

 文部科学省は今年3月、昭和20年の沖縄戦での住民集団自決について「日本軍に強いられた」との趣旨の記述があった高校日本史教科書7点に対し、「日本軍が命令したかどうかは明らかといえない」との検定意見を付け、教科書は修正された。これに対し、沖縄県側は「集団自決は軍の関与なしには起こりえない」と反発。また、民主党は検定を撤回し見直すよう求める国会決議案を衆参両院に提出することを決めたが、検定後の教科書も軍関与自体は否定していない。(産経新聞)

                                   ◇

沖縄在住のブロガーが問題の「11万人」について沖縄県警に電話を入れたが曖昧な返事で真偽を確認できなかったのことだが、そこで諦めずに今度は実行委員会にも電話を入れた。

以下は「逆風って気持ちいい!」さんよりの引用です。

≪県民大会の実行委員会に電話取材してみた。

まず、11万人という数字が捏造では?との指摘があるが、ど~なのか?

「捏造はありません。(きっぱり!)」

カウント方法は?

「前回(少女暴行事件に端を発した県民大会)の8万5千人をベースとして、前回の入り状況を記憶していた者が、今回の入り具合とを、記憶を辿りながらと、目視により算出?した」とのこと。

おいおい、県知事はじめ、県議会議長、その他、市町村首長が出席した県民大会の参加者数のカウント方法が、「記憶と目視」とは・・。

そもそも、「大会に参加する人数が大事だ」と声を荒げていたのは、主催者側だったはずだ。「本土人が、注視している今大会にどれだけの県民が結集するのかがポイントだ」とおっしゃっていたでしょう。それが、「記憶と目視」による算出?
それを算出とはいいません。小学生でも知ってます。ホント、情けない!

しかし、そーすると前回の少女暴行事件に端を発したあの大会の参加者数の真実は?はぁ~。≫


■12年前の「県民大会」8万5千人も捏造?■

>「前回(少女暴行事件に端を発した県民大会)の8万5千人をベースとして、前回の入り状況を記憶していた者が、今回の入り具合とを、記憶を辿りながらと、目視により算出?した」

それでは前回の「県民大会」(8万5000人)のカウントは何の記憶を辿りながら目視したのか、と突っ込みを入れたくなるがこれは敢て問うまい。(共同通信を鵜呑みにしたら  マスコミはテロ支援か

ネットが今ほど普及していなかった12年前。

その時の「県民大会」の8万5000人動員(主催者発表)には誰も疑念を抱くものはいなかったのか。

今年の6月にも開かれていた「県民大会」が警察発表900人を3500人と主催者発表したことから判断すると「8万5000人」も揺らいでくる。

信憑性のない数字を基礎に「前回の入りを記憶を辿り・・・目視」?

騙るに落ちたぞ実行委員さん。

ネットが普及した現在ではこんな方法で検証している方もいるのですよ。

≪幸い(?)「琉球新報」が翌日の朝刊に会場全景を2面に亙る大きな写真で掲載していたので、それを20部注文した。大学生にお願いして実際の数を数えてもらおうと考えている。

尚、この証拠写真が欲しい人は、(0120)395069に電話して9月30日の朝刊を送って欲しいといえば、振替用紙同封で送ってくれる(1部100円)。 ≫(草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN

今までのように地元2紙で沖縄を「情報の真空地帯」にすることが困難になってきたことを「11万人捏造崩壊」が象徴している。

 

■他にもあった朝日新聞と沖縄タイムスの捏造記事■

「11万人」があまりにも出鱈目だったので注意を引かなかったが、

朝日新聞と沖縄タイムスは「9・29集会」を盛り上げるため「捏造記事」と「捏造写真」で国民を欺いてていたことも忘れてはいけない。

朝日の“捏造記事”タライ回し  沖縄タイムスが“捏造写真” 

 

関連エントリー:

沖縄県警よ、お前もか!琉球独立県民大会

 

朝日新聞と沖縄タイムスの記事は信用できないと思う方
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教科書業界は左翼の巣窟

2007-10-07 06:06:16 | 教科書

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「集団自決」軍強制 出版社、元の記述を困難視

 【東京】文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」の日本軍強制の記述が削除・修正された問題で、渡海紀三朗文部科学相は4日午後の衆院本会議で「教科書業者から訂正申請があった場合、真摯(しんし)に受け止め適切に対処する」と言明するとともに、「(訂正申請に基づき)再度、教科書検定審議会の意見を聞くことになる」との方針を示した。教科書出版社は訂正を申請する方向で検討しているが、検定意見が撤回されない以上、元通りの記述復活は困難との見方を強めており、「軍の強制・強要」をあいまいにした表現にとどまる可能性が指摘されている。検定意見撤回による記述復活を求める声が根強い。
 検定意見の撤回について福田康夫首相は「慎重に対応することが必要」と答弁。渡海文科相も「時の政権の意向で検定が左右されることがあってはならない」と、事実上否定した。太田昭宏(公明)、志位和夫(共産)、照屋寛徳(社民)、下地幹郎(国民新党・そうぞう・無所属の会)各氏の代表質問に答えた。
 検定済みの教科書の訂正申請は
「教科用図書検定規則」(文科省令)に基づき(1)誤記、誤植、誤った事実の記載(2)客観的な事実の変更(3)学習を進める上に支障となる記載―などを対象に行われる。
 教科書出版各社の訂正申請は年間6万8千件(2006年度)に上り、申請の是非について専門家の意見が必要と判断された場合、教科用図書検定審議会の意見を聞く。
 教科書出版社は県民大会決議に基づき「軍の強制・強要」を明確にした記述に戻す方向で訂正申請を検討している。しかし、
文科省は「今回の教科書検定の過程は妥当」との立場から検定意見の撤回には否定的。そのため県民の意向を踏まえた訂正申請が可能なのか疑念が広がっている。
 ある教科書出版社の編集者は「県民の意向を踏まえ、納得してもらえる形で訂正申請をしたい。しかし、検定意見が生きている以上、元の記述に復活できるのか不確定だ。文科省との調整は難しい」と話す。
 文科省は「訂正申請の内容とともに、申請理由についても説明を求めることになる。全く記述復活ができない、というわけではない」と説明している。

(琉球新報 10/5 9:38)

                                              ◇

■琉球新報と沖縄タイムスの見解が割れる■

いつもの事ながら沖縄地元紙の衝撃の大見出しには驚かされる。

5日の琉球新報一面トップは10段のスペースを使って次のような白抜き大見出しが踊った。

主語に「日本軍」復活

日本史教科書 記述はほぼ元に戻す

何だって?

政治介入で、ついに教科書も書き換えられるのか!

だが、良く読んでみると「出版社、訂正申請へ」という見出しもある。

なーんだ、訂正申請なら「教科書業者から訂正申請があった場合、真摯(しんし)に受け止め適切に対処する」と言っているだけではないか。 新報の希望的観測を見出しに使ったに過ぎなかった。

一方沖縄タイムスの今朝の一面では、

文科相「元通り困難」軍強制 認めぬ見通し

見出しから既に沖縄タイムスの落胆がにじんで見える。

見出しで受ける印象で言えば琉球新報の読者と沖縄タイムスの読者では「教科書記述」で全く逆の印象を受けただろう。

「11万集会」を大成功と信じ込ませた地元マスコミの狼狽ぶりが、今朝の両紙の一面の見出しに現れていて興味深い。

                      *

「集団自決」に関する検定意見で、現代史に詳しい秦郁彦・元千葉大教授が次のようにコメントしている。

≪『軍の命令』が独り歩きした背景には、軍が自国民を守らなかったことにしたいイデオロギー的側面と、生き残った島民が金を受け取っていたので、実情を語れなかったという事情がある。

関係者は皆、真相を知っていた。

教科書執筆者も既に気付いており、今回の検定はいわば、“渡りに船”だったのではないのか。≫(産経新聞)

今回の検定意見はまだ確定していない「集団自決」の史実を「軍命令であった」と記述した部分が問題になった。

「軍命があった」とも「軍命がなかった」とも断定しかねる現状で、断定した記述に意見がつくのは当然のことで、むしろ遅きに失した感さえある。

 

■教科書業界は左翼の巣窟■                                                
今年の4月2日のエントリーで次のように書いた。

≪社会科の教科書、特に歴史教科書の記述にはいつも議論がある。
学説が定まっていない説には異論を併記する「諸説配慮」を指導しているらしい。
 
だが、これを逆手に取って何としてでも日本を貶めようと企む偏向執筆者がいるようだ。
 
「南京事件」。 
 
今でこそ「南京大虐殺」と言う言葉はあまり見なくなったが、南京と言う大都市を舞台にした地上戦で「民間人の殺傷」が皆無だったとは考え難い。
 
一方「30万人大虐殺」も当時の南京の人口や残された南京陥落当時のフィルムから判断して「白髪三千畳」の感を否めない。
 
結局論点は、被害者数の多寡と言うことになる。
 
だからといって「白髪三千畳」をそのまま教科書に記載するのは
は中国のプロパガンダをそのまま垂れ流す事と同じだ。
 
同じく「集団自決」の教科書記載で、執筆者の心境を“渡りに船”と絶妙に例えた、秦郁彦・元千葉大教授はここでも次のように鋭く突っ込んでいる。
 
「できるだけ犠牲者数を多くしたいという執筆者の願望に『諸説配慮』が利用された」。
 
慰安婦。
 
現在国際間でも最もホットな問題だが、問題点は
 
「慰安婦を軍が強制的に連行したかどうか」の一点。
 
これを昭和天皇を「強姦と性奴隷制」の罪で裁いた、
「女性国際戦犯法廷」に絡めて取り上げている。
 
これは学説でもなんでもない。
 
左翼集団と言うより北朝鮮シンパの巣窟「女性国際戦犯法廷」の活動を教科書で紹介してどうする。
 
皇室。
 
左翼集団が金科玉条のように奉る「平和憲法」に明記された天皇陛下を、よりもよって教科書で粗末に扱う理由はない。
 
左翼集団日教組の過激な活動を勤務評定したら、これが
 
「平和運動のきりくずし」とは・・・。
 
教科書業界は依然として左翼の巣窟なのか。≫
 
 
これに対して読者から次のようなコメントが入った。
 
教科書会社は左翼の巣窟 (ライダー)
2007-04-02 10:02:27
恥ずかしながら以前教科書会社に勤めておりました。
おっしゃるように、。ほとんどの教科書会社は左翼の巣窟です教科書会社が所属する出版労連は共産党の支持母体です。10年以上前ですが、マスコミにたまに登場する俵義文とかいう男が偉そうに「講義」にきていました。この男もある教科書会社の社員でしたが、仕事そっちのけで政治活動をしているようでした。新入社員は赤色でなくても、こんなところにいたらみんな赤色に染色されてしまいます。自分も新入社員だったころ、いきなり社長室に向かってシュプレヒコールをやらされたときは正直ドン引きでした。でも教科書会社の編集者は二流ですので、執筆者および日教組のいいなりですから、文部科学省がきちんと検定で取り締まってもらえればいいと思います。教科書会社は、だいたい印刷会社がバックについているところが多いのですが、組合が強いために人件費が高く経営状態はどこも悪いはずです。つぶれるところも出てくるのではないでしょうか。それでは、失礼いたします。日本のためにがんばってください。応援しております。

やはり教科書業界は左翼の巣窟だった。

安倍前首相の言った「戦後レジーム」が、 「脱却すべき体制」としてネガティブに提示されているもの、そして第二次世界大戦後の「民主化」改革によって作られた諸制度を指すとしたら、

教科書業界はまさに「戦後レジーム」が凝縮されたものだといえる。

だが、左翼マスコミと連動した教科書業界は常に次のようなイメージで国民の前に現れる。

「教科書執筆者がまじめに歴史の事実を記述しようとしても、常に国の検定と言う壁が立ちはだかり無念の涙で記述を削除あるいは訂正させられる」

ところが教科書執筆者にはマルクスレーニン主義史観でがちがちの人が多い。

10月1日の町村官房長官の次のコメントにもそれに対する憂慮が表れている。

≪教科書の中身というものがそのときどきの政治的な思惑によって動かされることがあって本当にいいんだろうか。我々自民党の立場からすると、マルクス・レーニン主義によって、あるいはマルクス・レーニン主義者を自ら認めているような教科書の執筆者によって書かれたものが率直に言って不満に思ったことはずいぶんあります。しかし、それでも自由民主党としては、これは教科書検定という制度の中で認められたものだから、ということでそれ以上のことはいいませんでした。≫

教科書執筆者は「集団自決」検定には批判的立場の人が多い「集団自決」検定/執筆者「恣意的」と非難

当日記は「集団自決」に関して「市民運動で歴史を決めるのではなく、学者・専門家の議論・検証に委ねるべき」と主張してきた。

では教科書執筆者も多いという「歴史教育者協議会」に検証を委ねればとも思うが、この団体はマルクスレーニン主義者の集まりだというから驚く。軍命削除撤回を決議 歴史教育者協議会

このきわめてアレな組織はマルクス史観の歴史家松島栄一氏の創立したもの。

それに日教組の社会科の教師が集まったとなると、全ての歴史はマルクス史観の色眼鏡を通して判断される。

この集団は苔むした「マルクス史観」の研究団体ではあっても、まともな歴史研究団体ではない。

いや、むしろ「政治団体」といったほうがその名に相応しい。

今回の検定意見はこれらのマルクス主義史観の記述からバランスの取れた記述への変更であり、このことの妥当性は実は執筆者自身が一番承知している筈である。

                   *

■教科書会社を煽るマスコミ■

教科書業界は左翼執筆者と日教組、これに連動する左翼マスコミの支援によって偏向記述の教科書を出版し続けてきた。

ところが、二年前の「従軍慰安婦」の記述が教科書から消えたあたり、潮の目が変わってきたことに気がつき始めた。

これまでのようなマルクスレーニン史観の教科書では受け入れられないと。

記述変更手続き申請をしても検定合格の見込みは薄いと腰が引けているのが教科書会社の本音だが、

そうはさせじとプレッシャーをかけるのがqマスコミの常套手段。主語に「日本軍」復活 出版社、訂正申請へ  (10/6 9:48)

そして、日本最大の国営放送までもこれに拍車をかけている。

4社が記述修正の申請を検討
NHK - <NOBR>2007年10月4日</NOBR>
高校で使われる教科書から沖縄戦のいわゆる集団自決に関する日本軍の直接的な関与が削除された問題で、NHKが削除を行った5つの教科書会社にアンケートを行ったところ、4つの社が、記述の修正を文部科学省に申請する方向で検討していることがわかりました。

メディアが取材するのは当然ではあるが、口頭での対話・談話取材が普通と言える。

それを天下のNHKが文書でもってアンケートの回答を求めることは教科書会社にとって最大のプレッシャーになるどころか脅迫といわれても仕方がない。

記述変更手続をとっても検定合格となる保証はなく、多大のコスト増となる教科書会社の経営判断を迫るのは、明らかにNHKが教科書記述変更を迫っていることになる。

NHKは偏向していると思う方はクリックを。↓

 
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「沖縄条項」? ミソもクソもチャンプルーかよ

2007-10-06 05:48:23 | 教科書

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教科書検定:基準に「沖縄条項」新設を要求…沖縄県知事写真付き記事

渡海文科相(右端)に対し教科書検定撤回を求める決議文を読み上げる仲里利信・沖縄県議会議長(右から2人目)。左から2人目は仲井真弘多・同県知事=文科省で3日午前11時6分、川田雅浩撮影
渡海文科相(右端)に対し教科書検定撤回を求める決議文を読み上げる仲里利信・沖縄県議会議長(右から2人目)。左から2人目は仲井真弘多・同県知事=文科省で3日午前11時6分、川田雅浩撮影

 沖縄戦の住民集団自決で日本軍が強制したとの記述が教科書検定で削除された問題で、沖縄県の仲井真弘多知事は3日、国会内で記者会見し、教科書検定基準にアジア諸国に配慮する近隣諸国条項と同じような「沖縄条項」を新設するよう、文部科学省に要求する考えを明らかにした。

 仲井真知事は、渡海紀三朗文科相らと会談した後、先月29日に約11万人(主催者発表)が集まった県民大会で実行委員会委員長を務めた仲里利信・県議会議長らと会見した。仲里県議会議長は「今後も同じ問題が出ないとも限らない。10年後に出たら、(戦争体験の)証言者もいなくなり、そのまま検定が通ってしまう。今後も起こらないようにしたい気持ちだ」と述べ、今回の問題が解決した後に「沖縄条項」の新設を文科省に求める考えを示し、仲井真知事も同意した。(略)毎日新聞 2007年10月3日 21時00分                       

                    ◇

沖縄が日本の一県である以上「沖縄条項」なんて馬鹿げたことが実現するなどとは思わないが、県知事がこれの新設に同意したとなるとスルーするわけにはいかない。

国の教育の根幹をなす教科書の記述に、「明らかな間違い」がない限り国は「命令」も出来なければ「強制」も出来ない。

しかし「関与」をしなかったら教育に関する国の責任放棄になる。

勿論専門家集団で構成する審議会などを通じての「関与」である。

無理が通れば道理引っ込む。

「教科書検定意見撤回」を求めて上京した沖縄県知事を先頭の陳情団は、

「理」で拒否されると「情」で迫る。

奥の手の「県民感情への配慮」を持ち出し、その延長線上にある「沖縄条項」を持ち出した。

だが、これは禁じ手だ。

「近隣諸国条項」と並んで「沖縄条項」を持ち出した瞬間、沖縄は大きなアイデンティティ放棄の世界へ足を踏み込んでしまったのだ。

仲井真沖縄県知事は沖縄が日本の一県であるという事実を忘れてしまったようだ。

知事は沖縄県を日本の教育制度から外し、中国や韓国と同じ外国扱いせよと宣言したことに他ならない。

そこまで来ればもはや文部省検定教科書も必要ないのではないのか。

何もわざわざ上京して国に教科書記述を陳情する必要もない。

それこそ、「検定教科書」ならぬ、「“県”定教科書」でも自主制作すれば済む。

琉球大学や沖縄国際大学にはマルクスレーニン主義史観の教授たちが手ぐすね引いて待っているはずだから。

 

「沖縄条項」は何も政府の「ゼロ回答」の結果突然出てきたわけではない。

沖縄の左翼勢力が密かに狙っていた本丸は、単なる教科書記述云々ではなく、実は「沖縄条項」の新設だったのだ。

その左翼勢力に保守派のはずの知事が取り込まれてしまった、

「うちなーびけーん」(沖縄だけは特別)というやつだ。 

「教科書検定問題」県民大会に前向き カメラ  (7/26 9:48)

≪ 教科用図書検定基準に、アジア諸国との近代の歴史に特別な配慮をする近隣諸国条項があることについて触れ「軍命による『集団自決』は事実としてあったということをはっきり明記させたい」と、アジア諸国同様の「沖縄条項」を求めることも含めた動きにしたいとした。(琉球新報 7/26 9:48)≫

                     ◇

教科書検定 沖縄条項新設に消極的

まさか政府が「沖縄条項」を認めるとは思わないが、

民主党政権に変ったらどうなるか分らない。

何しろ民主党は沖縄に関して、こんなことを考えている政党なのだ。

「民主党の沖縄政策」 沖縄を中国に売ります!

そうなったら正に悪夢だ!

 

■近隣諸国条項■

以下は「沖縄条項」に関する過去記事抜粋です。

≪「河野談話」と同様に歴史の事実より「近隣諸国」への政治的配慮を教科書記述に求めたのが「近隣諸国条項 」。

「近隣諸国との外交関係に配慮する」と言う政治的理由で、世界中の国でたった3ヶ国でしかない、中国、韓国、北朝鮮の歴史観に迎合するような教科書制度が「近隣諸国条項」なのだ。

その一方、近隣諸国である中国、韓国、北朝鮮の教科書作成には同じような規定がないことは問題である。

国際的にも大いに疑問と言うより、独立国家として恥晒しの「近隣諸国条項」である。

 

教科書に史実に反する記載があってはならない。

これには右も左も異論は無いはずだ。

当然、何が史実であるかは科学的な議論により決定すべきであり、近隣国への政治的配慮により史実を記述するべきではない。

日本以外で教科書の内容が外交上の問題になった例は聞いたことがない。

他国の教科書に何が書かれていようと、干渉しないのが世界の常識である。

沖縄のサヨク団体は、この「近隣諸国条項」に加えて、教科書の記述に「沖縄条項」を特設せよというのだ。

これが悪夢でなくてなんであろう。

そうなれば、史実は専門家の論議・検証ではなく、「県民感情を配慮して」史実無視の記述を教科書に書かねばならぬ。

正にサヨク・マスコミの思う壺である。

では、国辱的な「近隣諸国条項」が出来た背景は何だったのか。

その経緯を「しんぶん赤旗」から以下に引用するが、説明は概ね正しいが、

八二年、高校・小学校教科書が日本の「中国侵略」を「進出」などと書いていたこと・・・

このくだりは例によって朝日新聞の捏造記事だったことを、同記事は触れていない。 

教科書検定基準の近隣諸国条項とは?
2001年5月12日(土)「しんぶん赤旗」

 〈問い〉 いま話題の教科書問題に関連して、教科書検定基準の近隣諸国条項というものが出てきますが、どういうものなのですか。(山口・一読者)

 

 〈答え〉 近隣諸国条項は、文部科学省の社会科教科書にかんする検定基準の一つで、一九八二年に起きた歴史教科書の「侵略・進出」問題を契機に作られたものです。

 八二年、高校・小学校教科書が日本の「中国侵略」を「進出」などと書いていたことが問題となり、内外から批判が起こり、外交問題にも発展しました。同年八月二十六日、当時の宮沢官房長官は談話を発表。「過去において、我が国の行為が韓国・中国を含むアジアの国々の国民に多大の苦痛と損害を与えたことを深く自覚し、このようなことを二度と繰り返してはならないとの反省と決意の上に立って平和国家としての道を歩んで来た」とし、この精神が「我が国の学校教育、教科書の検定にあたっても、当然、尊重されるべきものである」とのべました。

 この談話の具体化として、文部省は、教科書検定基準の中に「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」という条項を設けました。これが、検定基準の近隣諸国条項です。

◆参考:朝日の敵前逃亡 「侵略→進出」 ≫

                      ◇

 

■拝啓 仲井真県知事殿■

 >今回の問題が解決した後に「沖縄条項」の新設を文科省に求める考えを示し、仲井真知事も同意した。

仲井真知事殿

あなたは沖縄の保守派の支援で知事に当選したことをお忘れですか。

沖縄の偏向マスコミの恫喝で立場が右に左にコロコロ変るのはご愛嬌だとしても、

教科書の記述変更を要請することと、「沖縄条項」新設を要求することは似て非なることを認識しておられるでしょうか。

前者は日本の県の首長として場合によっては有り得ることかも知れません。

しかし、後者は沖縄県が日本の一県としての立場を忘れ、中国、韓国などの外国と同列に置き、自らのアイデンティを放棄したことになります。

これは県民の1人として到底看過できることではありません。

35年前、沖縄が「島ぐるみ」で手に日の丸を携えて悲願の「祖国復帰」を勝ち取ったことはお忘れですか。

米軍占領下にあっても、又祖国日本との永久分断を図るため「英語による教育」を目論む動きにも、

何時かやってくる祖国復帰のその日のため、ガリ版刷りの「文部省教科書」で子供たちを教育し続けた諸先輩の労苦をお忘れなのでしょうか。

マスコミに煽られて左翼運動のお先棒を担いだ結果、保守政治家としての立場をお忘れなのでしょうか。

くれぐれも教科書記述に異議を唱えることと、「沖縄条項」新設とをごっちゃにしないで下さい。

いくら沖縄がチャンプルー(ごたまぜ)文化だからといって、「ミソもクソもチャンプルー」は勘弁してください。

                      *

仲井真知事はこの数ヶ月、左に大きくぶれたのを反省したのか、突然尖閣諸島の視察をすると言い出した。

まさか台風来訪を見越しての発言ではないでしょうね。

なんだかね。



      タイムス夕刊(4日)

【おまけ】

【集団自決問題】 報ステ古舘氏「仮に2万人だったとしても何がいけない」「人数の問題ではない」…沖縄11万人集会水増し問題で http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1039337.html

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沖縄在住教師の手紙

2007-10-05 11:27:07 | 教科書

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6.9「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」実行委員会参加63団体

★実行委員会代表呼びかけ人

高嶋伸欣、佐久川政一、大濱敏夫、松田寛

★6.9 実行委員会参加団体(順不同)

(1)社大党、(2)社民党、(3)共産党、(4)民主党、(5) 沖教組、 (6) 民主教育をすすめる沖縄県民会議、(7)連合沖縄、(8)県労連、(9)自治労、(10)国公労、(11)フード連合、(12) 1フィート運動の会 (13)全水道、(14)平和運動センター、(15)医労連、(16)沖縄平和ネットワーク、(17)「とめよう戦争への道」百万人署名運動沖縄の会、(18)沖縄県歴史教育者協議会、(19)沖縄教育支援ネットワーク、(20)沖退教、(21)高退教、(22)「ジェンダー問題」を考える会、(23)マスコミ労協、(24)沖縄九条連、(25)虹の会、(26)平和教育をすすめる会、(27)全港湾、(28)私鉄沖縄、(29)統一連、(30)中部地区労、(31)北部地区労、(32)住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄、(33)平和市民連絡会、(34)反戦地主会、(35)中部地区労OB会、(36)沖縄市九条の会、(37)普天間爆音訴訟団、(38)第9条の会沖縄うまんちゅの会、(39)一坪反戦地主、(40)なはブロッコリー、(41)民主青年同盟、(42)基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、(43)沖縄医療生協平和行動委員会、(44)大学人九条の会、(45)自由法曹団沖縄支部、(46)沖縄県平和委員会、(47)とめよう戦争への道沖縄の会、(48)医療生協、(49)新日本婦人の会、(50)沖縄民医連、(51)アイ女性会議、(52)沖縄YWCA、(53)東本願寺沖縄開教本部、(54)九条の会糸満、(55)沖縄人権協会、(56)沖縄県憲法普及協議会、(57)日本科学者会議沖縄支部、(58)沖縄生協連(59)沖縄地区数学教育協議会、(60)沖縄労組交流センター(61)恨之碑建立をすすめる会沖縄、(62)日本中国友好協会沖縄県支部、(62)政労連沖縄地連、(63)高教組(■沖縄平和ネットワークhttp://okinawaheiwa.net/project/resolution070609.html

                    ◇

よくもこれだけのアレな団体を集めたのだと仰天の名簿である。

これが「幻の11万人集会」の全参加団体名簿だと知ると、自ずとその集会の実態が浮かび上がってくる。

9月29日の集会は「県民大会」の名を騙った「大規模左翼集会」であった。

沖縄で教師だと聞くと上記団体名簿から判断しても、生徒に左翼思想を押し付け、皆同じ考えで拳を天に突き上げるアレな教師ばかりだと思いがち。

だが、生徒に一方的考えを押し付けない良識ある教師も勿論いる。

以下は「縄文塾通信」に掲載された沖縄在住現役教師トラネコさんの「沖縄集会11万人は本当!?」の引用です。
  http://www.mag2.com/m/0000184916.html

                    ◇

  沖縄集会11万人は本当!?
  
                        トラネコ


 この件については私も「え~・・・?」という気持ちでした。
私はこのような集会には一切行きませんのでニュース映像でのみ集会
の様子をみました。

 確かに大勢の人が集まっていたみたいですが、11万人かどうかの判
断はつきません。しかし既に集会当日よりネットでは、この11万人説
に対する疑問が続出していたのを知っております。

 聞いたところでは今回の集会への参加呼びかけは教職員組合(沖教
祖)、自治労、平和団体が中心となり猛烈な情宣活動をやっていまし
た。学校関係では生徒を課外学習とか部活の校外活動と称して教員の
引率の元にバス貸切で参加したところもあるそうです。おそらく教員
などはかなりの数が付き合いも含めて参加したと思います。(あまり
学校ではこの話題にふれないようにしていますので、正確なことは申
しあげられません。)

 この教科書検定の「沖縄戦の集団自決」に関してですが、夏休み前
に数人の生徒とこの問題について話し合ったことがありました。私が
疑問を強くしたのは報道内容の変化に気がついたのです。当初「集団
自決は軍命令があった」から「集団自決は軍の関与があった」に変化
し、仲井間知事もこの文言になってから教科書の書き換えを抗議する
方向転換をはかりました。

 これはかなり巧妙に仕組まれたレトリックですね。
例えば学校で生徒間のイジメがありそれが原因である生徒が自殺した、
とします。第一の責任はにイジメをした生徒です。しかし教師や学校
も生徒の指導監督責任は当然 ありますので、教師が自殺した生徒を直
接イジメなくても教師に責任はあるのです。
 
 これと同じく沖縄戦当時狭い島の中では一般住民の疎開も遅れたり
する状況もあり、(これに関しては泉守紀沖縄県知事に多大な責任が
ありますがここではふれません。)

 多くの場所で軍民一体の行動がありましたし、渡嘉敷島のように島
民の自発的な軍への 協力隊もありましたから、戦闘行動には当然軍の
指導や関与もありました。結果として集団自決が起きたのは軍命令が
なくても、そういう意味で軍の関与はあったといえるでしょう。

 さてこの軍命令と軍関与がまったくというか、あえてというか区別
されることなくマスコミや政治家が使用しています。ここが一般人に
は混同されて認識されています。

 さらに集団自決のもとになった沖縄タイムス社刊「鉄の暴風」は曽
野綾子氏の綿密な現地取材「ある神話の背景」や元琉球政府職員の照
屋昇雄氏の証言などによって、少なくとも渡嘉敷島の「軍命令による
集団自決」の根拠は崩壊しています。

 にもかかわらず、沖縄タイムス社はこれを訂正せずいまだ重版して
いるのです。これは犯罪行為に等しいですね。公正・公平を期すべき
ジャーナリズムの資格がありません。

 私はこのことを沖縄タイムス社にメールで質問しましたが、当然と
いうか返事はありませんでした。以下そのコピペです。

前略 私は○○○在住の高校教師で○○でございます。
現在歴史教科書の沖縄戦関連で、「軍の強制・命令による民間人の集
団自決」の項目が「軍の強制・命令はなかった」と訂正されたことに
よる問題があります。

県議会は「集団自決は軍の命令」から「集団自決は軍の関与があった」
と文言をかえて文科省に記述訂正を求めています。

さてこの「軍の強制による集団自決」のもととなった、貴社発行の
「鉄の暴風」昭和25年刊の記述について、曽野綾子氏の「ある神話の
背景」昭和48年刊でその信憑性が否定されています。

またネット上でも同種のサイトが数多く見られ、赤松守備隊長は住民
に自決強要どころか生き延びることを強調していたとされます。つま
り「集団自決は軍命令はなかった」という意見が圧倒的です。これは
当時琉球政府職員で遺族年金の支給業務に携わっていた照屋昇雄さん
みずからがその真相を公にしてることからも明らかです。

にもかかわらず、貴社の「鉄の暴風」の記述はまったく訂正もなく、
虚偽の記載のまま、そのまま版を重ねている事実を知り、事実の報道
や公平,公正を基本とする報道機関の姿勢としては非常に問題があり
ます。
   
  www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0608/web-news0827-2.html

わたしも教育界で仕事をしている以上、生徒へ事実関係をきちんと教
える責務があります。この点について貴社の見解がいかがなものかを
お教えいただければ幸いです。 
  
なお、私は上記の件については生徒へすべて情報公開し貴社の問題点
も指摘しています。

以上、ご回答よろしくお願い申し上げます。
                                       

       6月27日

 今回どこのマスコミも曽野綾子氏のレポートや照屋さん証言につい
てまったく報道していません。これがきっかけで検定意見がつき、軍
命令・・・云々が削除されたのに、このことをまったく報じないのは
明らかに自らの主張が破綻したことを自覚しているということです。
また公共放送を自認するNHKもまったく同じです。

 江藤淳氏の「閉ざされた言語空間」がここ沖縄にはあるのです。
先の照屋昇雄氏などはもしかしたら村八分にされているかも知れませ
ん。ある意味第二次大戦中の逆の状況なのかも知れません。たとえ事
実だとしても周りの空気と異なる言動は自戒しないとこの狭い島社会
では暮しにくくなります。ですから沖縄では政治について本音はいわ
ないことが賢いのです。

 ひとつの救いは現在ではマスコミに頼らなくてもインターネットと
いう便利な情報ツールがあり、若い世代に浸透していることから、さ
まざまな情報を比較検討できる機会が簡単に成立しています。その点
で私の生徒たちも意外にも正確な情報を持っていたりします。

 私が生徒に意見を言うとき、「先生の意見を信じる必要はない、あ
くまで参考に聞いておくこと。」といいます。つまり私を含めて教師
の発言に頭から信じるなといってるのです。

 私はこれからの時代をあまり暗く予想していません。それは自分の
教え子たちの意識が私たちの時代(サヨク全盛時代)とまったく違う
からです。むしろ政治意識については私たちの頃よりまともに見えま
す。これからこの生徒たちが成長し沖縄の「閉ざされた言語空間」も
いつかは開放されることと信じています。

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続・マスコミが煽った陳情団

2007-10-05 05:44:00 | 教科書

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沖縄の新聞が「不都合な事実」を隠し,自分に都合の良い記事で県民、ひいては上京陳情団まで煽ってきたことを検証する。

「教科書検定意見撤回」で大キャンペーンを張る沖縄紙は記者を常時東京に貼り付けているので官房長官や文科大臣等の関連の記者会見の内容は逐一取材しているはず。

それどころか何とか言質を取るべく同じ質問を午前、午後そして夕方としつこいくらい食い下がっていた。

 
・10月1日午前、町村官房長官記者会見

記者 沖縄の集団自決をめぐる教科書記述の関係で沖縄で11万人を集めた県民大会が開かれたが、これについての政府の対応は

町村氏 教科書をどうするかという話はいま文科省で検討していると思います。基本的な考え方は私が先般申し上げたとおりでございます。

・同日午後、町村官房長官記者会見

記者 沖縄の集団自決に関して、民主党が教科書記載の改訂を求める参院決議案を提出する方向で調整しているが、こうした動きに対して長官の受け止めは

町村氏 いろんな政治的な思惑からそういうことをなさろうということなんだと思います。先般も申し上げたとおり、沖縄のみなさんの気持ち、そして軍の果たした役割というものは私なりに理解しているつもりでありますし、大変な被害を受けられた多くの方々がいらっしゃるということについても私は深い理解をしているつもりであります。

私が生まれて初めて沖縄に参りましたのは、昭和39年、大学2年生のときだったと思います。当時はまだ占領下ですから、私はパスポートをもらって行きました。パスポートをもらって、一番最初に行った先が沖縄でありました。そして、まだまだ、まさに米軍が今よりもっと大きな存在でありましたし、日本への復帰というものがはるか彼方というような状態でありました。そこで今でも覚えておりますが、大田中将の最後の台詞というものを、みなさん有名だからいまさらだと思いますが、こういう思いで「後世ご高配あらんことを」と大田中将が心底からそういうことを言われた沖縄への気持ちというものは我々ちゃんと受け止めなければならないと思います。

そういう思いがありながらもなおかつ、教科書の中身というものがそのときどきの政治的な思惑によって動かされることがあって本当にいいんだろうか。我々自民党の立場からすると、マルクス・レーニン主義によって、あるいはマルクス・レーニン主義者を自ら認めているような教科書の執筆者によって書かれたものが率直に言って不満に思ったことはずいぶんあります。しかし、それでも自由民主党としては、これは教科書検定という制度の中で認められたものだから、ということでそれ以上のことはいいませんでした。それが、やはり政治と教科書というもの、政治と行政というものに対する、それは1つの節度だと私は思ったからこそ、自民党はそれ以上のことはいいませんでした。

仮に民主党の政権になって、あるいは共産党の政権になって、その時々の政権の思いで教科書の中身がどんどん変わって本当にいいんだろうか。あるいはもっと極端なことをいえば、参院はこういう決議をしました、衆院は別の決議をしました。どういうことになりますか。そういう形でその時々の政治の思惑によって教科書の内容が揺れ動くということは決していいことだと私は思わないのであります。
 ただ、そうした沖縄のみなさん方の気持ちを何らかの方法で受け止めて、訂正できるものかどうかですね。修正できるものかどうか。それは関係者の工夫と努力と知恵というものがありうるのかもしらん。その辺は全体として今、文部科学大臣に改めてしっかりとまず、担当の省庁として責任をもって、しっかり検討しなさいということを渡海大臣には指示をしたところでございます。まだ彼らからちゃんとしたというか、きちんとした回答が戻っておりませんから、お答えを待ちたいと思います。

 

・10月2日午前、町村官房長官記者会見

記者 文科相が、県が県民大会で求めた修正の撤回について、大臣からの要求は政治的な要求になるので難しいと発言したが、官房長官の見解は

町村氏 文科大臣のお考え通りであります

記者 検定結果について、撤回、修正を求める考えは

町村氏 審議会に対してということですか?ありません。政府から、あるいは大臣の立場から、審議会に対してああせい、こうせいというのはまさに政治介入になりますから、それはいたしません

記者 出版社が修正申請をする前段階として、政府側から情報提供などをする用意はあるか

町村氏 さあ、それはちょっと分からないから文科大臣に聞いてください

記者 この問題について民主党が批判を強めていて、政治争点化する気配があるが、こういう状況についてどう思うか

町村氏 いろいろな思惑があって、いろいろな行動をされることは、それは自由ですけれども、本質的に何が大切なのか、もちろん、沖縄県民の気持ちをしっかりと受け止めることも大事であります。しかし、同時に、全く別の次元ですけれども、教科書の検定、しっかりとした教科書がどうやって作られるのかということについて民主党がどうお考えなのか。そこのところを民主党さんの聞いてみたいような気がしますけれども。

・同日午後、町村官房長官記者会見

記者 きょうの政府与党連絡協議会で、公明党の太田代表が沖縄の集団自決について史実を正確に伝えられるように調査研究機関を作ったらどうかという話をしたが、長官、政府の受け止めは

町村氏 どういう形で作るかというところまでは太田代表は言わなかったと思いますので、私は公明党の中にそういうのをお作りになるのかなという風に聞いていたが、違うのかな?あるいは与党の中でお作りになるのかな。ちょっとそこはよく意味がとれませんでした。いずれにしてもいろんなことをしっかりと勉強することは大切なことだと思います。

記者 長官は昨日、文科相に工夫や知恵があるのか、検討したと指示したとおっしゃったが、この指示は総理の意向を受けて指示したのか、あるいは長官ご自身の考えで指示したのか

町村氏 ま、指示というかな。当然、文部科学大臣の権限に関わる話のことですから、主管大臣としてしっかりやってくださいねと。この問題の基本的な取り組み方。まず、文部科学省でしっかり意見を取りまとめるようにということは申し上げました。具体にどうこう言ってくれということは申し上げておりません。

記者 総理の意向を受けて指示したわけではないのか

町村氏 私の指示です。

       ◇

「教科書検定」に関する上記会見の模様は殆どのマスコミには報道されていない。

少なくとも沖縄紙はこの内容を報じて然るべきだと思うのだが。

相変わらず「不都合な事実」には封をして「沖縄県民の気持ちを重く受け止める」といったどうでも良いフレーズで県民をミスリードし続けた。

マスコミに煽られた陳情団(要請代表団)は予定を二週間ほど繰り上げて上京したのだ。実行委、きょう撤回要請/「県民の支援」後ろ盾

そして、その結果はこの通り。 

「要請は否定」⇒検定意見撤回を否定/要請団に文科相回答【写真】

「落胆」⇒実行委に落胆の色/検定撤回否定

 

陳情団をはじめ沖縄県民が地元マスコミに振り回されている様子が浮き彫りになった昨日(4日)の琉球新報の報道。

一面トップは「知事「答え待ちたい」 「集団自決」軍強制記述要請 」 と知事の「答えを待ちたい」という言葉を大見出し。

その一方、社会面トップの見出しは「ゼロ回答」。政府側“ゼロ回答” 改ざん糾弾に決意

知事がいくら答えを待っても政府は既にゼロと答えを出しているではないか。

前エントリーでも述べた通り政府の答えは9月29日の段階、少なくとも上記1日、2日の官房長会見で既に出ていたのだ。

にもかかわらずマスコミは意図的にそれを隠して県民を欺いてきたことになる。

以下の琉球新報の見出しを見ただけで、マスコミが「ゼロ回答」を隠して「要請団上京」まで煽ってきた経緯が良く分かる。

政府側“ゼロ回答” 改ざん糾弾に決意  (10/4 )

 

訂正応じる、答弁書明記 教科書検定で政府閣議決定  (10/2 )

 

審議会で再検討も 渡海文科相、訂正申請「丁重に対応」  (10/2 )

仲井真知事「いい形の結果期待」  (10/2 )

首相「県民の気持ち分かる」  (10/2 )

   

「教科書の話は文科省で検討」 町村官房長官  (10/1 16:20)

「想像を絶する人数」 知事強調、要請行動参加へ  (9/30 10:35)

 

「9.29県民大会」の前に既に沖縄選出照屋寛徳議員の9月20日付け質問書に対して政府答弁書が出されている。

その答弁書の中には次のような政府見解も含まれている。

≪ 平成十八年度の日本史教科書の検定意見は、沖縄における集団自決について、旧日本軍の関与を否定するものではなく、不幸にも集団自決された沖縄の住民のすべてに対して、自決の軍命令が下されたか否かを断定できないという考えに基づいて付されたものである。
 なお、沖縄戦における住民の犠牲者のうち、戦傷病者戦没者遺族等援護法(昭和二十七年法律第百二十七号)の適用上、過去に戦闘参加者と認定されたものについて、その過程で軍命令があったとされた事例がある。≫政府答弁書全文-教科書の沖縄戦集団自決

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マスコミに煽られた陳情団

2007-10-04 07:35:32 | 教科書

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「政府の答え待ってみる」 文科相への要請終え知事ら (10月3日 17:47)

 文科相に検定意見の撤回を要請した後、記者会見する沖縄県の仲井真弘多知事(前列右)と、仲里利信県議会議長(同左)=3日午後、衆院第1議員会館

写真

 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、旧日本軍による強制や関与の記述削除を求めた検定意見の撤回を、渡海紀三朗文科相らに要請した沖縄県民大会実行委員長の仲里利信県議会議長と仲井真弘多知事らが3日午後、東京都内で記者会見し、仲井真知事は「県民の意見を届けた。どういう形で答えが返ってくるか待ってみたい」と述べ、今後の政府の対応を注視する意向を示した。

 一方、仲里議長は渡海文科相とのやりとりを振り返り「正直言ってもうちょっと前向きな発言があるかと思った」と失望感を隠せず「記述復活という目的達成までは第2、第3の行動をしていかなくちゃいかん」と強調。より大規模な要請団を組織して再度上京することや、教科書会社や執筆者側に要請することも検討するとした。

(共同)

                                              ◇

■マスコミに煽られた陳情団■

都合の良いニュースしか流さない沖縄マスコミに煽られ勇んで上京した陳情団だったが・・・、

政府側の「当然の対応」で落胆した模様。

琉球新報夕刊には代表団の「怒りの声」との記述もあった。

30日のエントリー「集団自決」に官房長談話」で述べたが沖縄マスコミの造られた「歴史わい曲」に騙された代表団が、

現実に直面して冷や水を浴びたが、未だ目を覚ましきれないというのが上記写真の知事の表情に伺える。(記述復活の動き

仲里議長の「(地元)マスコミが山が動いたと報じるので、もうちょっと前向きの発言が聞けると思っていた」(QAB沖縄テレビ)というコメントが会見場の沈鬱な雰囲気を物語っている。

沖縄タイムス 2007年10月3日(水) 夕刊 5面  
 
実行委に落胆の色/検定撤回否定

 【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した高校歴史教科書の検定問題で三日、文部科学相ら関係閣僚と初めて面談した県民大会実行委員会の要請団。政府が軟化の姿勢を見せるなど、前回要請時とは打って変わった「厚遇対応」に期待感を膨らませた実行委員だが、「検定意見の撤回」に言質を与えない政府の姿勢に、緊迫した空気も。記者会見した仲里議長は「もうちょっと前向きな発言があると思っていたが…」と語り、実行委に落胆の色は隠せなかった。
 (略) 「重く受け止めさせていただく」。ひざに両手を添え恐縮し切った様子で要請団の話に聞き入っていた文科相だが、「検定意見の撤回」については「検定を守ることは非常に大事」などと慎重な姿勢を崩さなかった。(略)

                     ◇

前任の伊吹大臣には「検定意見撤回」を拒否されたが、大臣が変れば教科書の記述が変えられるような国は恐ろしい国のはず。

国の教科書制度に関する見解は一貫している。

渡海文科大臣は9月29日の記者会見でも同じことを繰り返していた。

新聞の記事を注意深く読んでいた人なら昨日の文科大臣との会見の結果は予見できていたはずだ。

が、陳情団だけが空気を読めなかったのだろうか。

出来ない相談を持ちかけられたが、はっきり断りにくい場合、

「何とか知恵を絞れないものか」と苦し紛れに言う。

渡海文科大臣も苦しかったのだろう、こういっている。

声反映に「知恵絞る」 作業進めると文科相 カメラ  (10/3 16:02)

相変わらず沖縄のマスコミは自分にとって「不都合な事実」は報道しない。

その顕著な例として【「集団自決」に官房長談話】を以下に引用する。

 

≪昨日の地元紙は狂ったような「集団自決」「教科書意見書撤回」「県民大会」の記事の満艦飾。

だがその影に隠れて(わざと隠して)、教科書検定に関する政府見解に気がついた人は少ないだろう。

琉球新報は小さなベタ記事で、「沖縄集団自決」についての重要な官房長談話を琉球新報も沖縄タイムスもウェブサイトでは報じていない。

一方、どうでもいいような山崎拓の文部省への「訂正勧告」を大々的に掲載していた。

■官房長談話■

で、教科書検定に関する官房長談話はどこにあるかと思ったら、

こんなとこにあった。

「国際的な動きを見て考える」町村官房長官(09/29 01:35) .

 町村信孝官房長官は28日午後の記者会見で、ミャンマー情勢に対する政府の対応について、引き続き「国際的な動きを見て考える」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

【ミャンマー情勢】(省略)

【沖縄集団自決】

 --第二次大戦時の沖縄での集団自決をめぐる日本軍強制の記述が教科書から削除されることに、沖縄県民は反発している。明日、県民大会があるが、受け止めは。検定に対する認識は

 「あくまでも一般論だが、教科書の検定というのはあくまでも専門家が検定審議会という場で行われるべきものであり、その時々の政権の判断などが入り込まないような仕組みをこれまで作ってきた。そういう意味で、その時々の文部大臣が『この意見は正しいと思うからこういう検定意見をつけろ』と、また逆の立場の人が来ると『いやいや、そうじゃなく、こういう検定意見をつけろ』と、そうやって揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになるので、政治の立場からはあまりものを言うべきではないという基本はある。他方、沖縄の皆さん方が先の大戦であれだけの苦労をされたし、その際に全く軍部がかかわりなかったとは誰も思っていない。そういう意味で、沖縄の皆さん方の気持ちは気持ちとして、しっかりと政治家として受け止めて、いろいろな対応をこれまでも取ってきたつもりだし、これからもまたその対応はしっかりとしたものでなければならないだろうと思っている」

(産経新聞 2007/09/29 01:35)

官房長談話というのは政府の方針ということ。

教科書の検定というのはあくまでも専門家が検定審議会という場で行われるべきものであり、その時々の政権の判断などが入り込まないような仕組みをこれまで作ってきた

文部大臣が『この意見は正しいと思うからこういう検定意見をつけろ』と、また逆の立場の人が来ると『いやいや、そうじゃなく、こういう検定意見をつけろ』と、そうやって揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになるので、政の立場からはあまりものを言うべきではないという基本はある

マスコミは「県民大会」を前に、国から何とかして言質をとろうとしたようだが揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになる、といわれたら返す言葉がなかったのだろう。

この「揺れ動く」というくだりは、12年前沖縄の陳情を受けて復帰間もない沖縄の「県民感情を配慮して」教科書記述を変えた経緯を質問されての回答である。

つまり12年前「県民感情」という魔物に動かされ大きな過ちを犯した反省の意味を含んでいる。

伊吹全文科大臣には「意見書撤回」を拒否され、事情を知らない渡海新大臣に何とか言質を取ろうと三度目のインタビューをしている。

文科相「検定の経緯精査」/意見変更可能性も

「検定の経緯精査」が「意見変更可能」とは思えないのだが、渡海大臣の派閥の親分山崎拓にも働きかけたようだ。

沖縄の新聞は、派閥の親分の横槍で文部大臣が教科書を書き換えられるような国が良い国だとでも思っているのだろうか。

検定問題、訂正勧告を要求 自民・山崎氏が文科相に  (9/29 9:41 

山拓の妄言には、文部省が一蹴してはいるようだ。

「今回の場合なじまない」 文科省教科書 
文部科学相の訂正勧告に関する山崎拓氏の発言について文科省教科書課は28日「発言については承知していない」とした上で、「訂正勧告の制度は市町村合併など客観的に見て明らかな事情の変化などがあったにもかかわらず、教科書発行者が記述訂正に応じない場合に行われるものだ。 今回の場合、制度上なじまない」と説明している。 同制度は1989年に創設。 「事情の変更」が発生した場合、通常は教科書出版社が自主的に訂正申請を行う。 同制度に基づく大臣勧告は一度も行われていない。(琉球新報 2007年9月29日ーウェブサイトには載っていない)
 
山拓が駄目なら次は何でも反対の民主党。
 
だが、この男も日本が政治家が教科書を書き換えられる国にしたいのだろうか。
 
 
 
■政府方針は「検定意見撤回要求」は拒否(なじまない)■
 
 
結局福田新内閣の官房長官は、
 
「検定意見が揺れ動いてはいけない」
 
文科大臣は、
 
「検定の経緯を精査」
 
文科省は、
 
「訂正勧告はなじまない(制度に)」
 
つまり「県民大会」の熱狂ぶりとは逆方向の報道が同じ29日の新聞に載っているのだが、このような報道は狂気のキャンペーン報道で完全にかき消された昨日(29日)の新聞報道であった。
 
沖縄県民は情報の真空地帯に置かれている。≫
 
政府の「ゼロ回答」は9月29日の時点で提示されていたのだ。
 
 
陳情団の団長は仲井真県知事だが、このお方当初は「県民大会」参加にも消極的で「県が大衆政治活動に参加するのはいかがなものか」と真っ当な意見を吐いていた。
 
集会の流れを見たのか、マスコミの恫喝に怯えたのか、態度を豹変、今度は「大衆運動」の急先鋒となり自ら愚かにも陳情団の先頭に立った。
 
知事さん、マスコミの脅したり煽(おだ)てたりの手練手管で、立つ位置が右に揺れたり左にぶれたりで大変でしょうが、血管が爆発しないようにくれぐれもご自愛のほどを。
 

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揺らぎだした「11万人の県民大会」

2007-10-03 12:57:14 | 教科書

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沖縄県民の「十人に1人が集結した」と喧伝された「11万人の県民大会」の動員人数が揺らぎ出した。

地元メディアをはじめ朝日新聞を筆頭の全国紙にも「11万人」という主催者発表の数字が検証もないまま垂れ流されたことに心あるジャーナリストの中から「事実確認」の作業が開始され始めた。

実際に参加された一般の方にもカウンターを持ち込んで実測した結果4万余人という推計を出した人もいる。

以下は実際に参加した「世界日報」記者による「11万人参加」に対する疑問の記事。

 

■“11万人”への疑問その一:「世界日報」■ 

「世界日報」http://www.worldtimes.co.jp/special2/okinawa929/main.html

平成19年10月3日

9・29検定撤回沖縄県民大会 「11万人参加」 実は4万強

事実歪曲で「県民総意」演出、6月大会は4倍で発表

 沖縄戦で旧日本軍が「集団自決」を強制したとの記述を削除した教科書検定に対して、町村信孝官房長官は一日の記者会見で「(教科書の記述訂正・修正について)関係者の工夫と努力と知恵があり得るのかもしれない」と訂正を容認する方向を示唆した。政府首脳部を動かした大きな要因は九月二十九日、沖縄で開催された「教科書検定意見撤回を求める県民大会」である。この大会を検証する。
(編集委員・鴨野 守)

 沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で開かれた同大会の参加者を主催者は十一万人と発表。「復帰後最大の大会」と形容し、歴史的大会だった、と地元メディアは位置付けた。その上で「『集団自決』の事実を、沖縄戦の歴史を歪めることは許さない。舞台を静かに見据えた瞳はそう語っていた。政府は、この二十二万の瞳にこたえよ」(沖縄タイムス三十日付)、「集団自決―検定意見の撤回を急げ」(三十日付朝日新聞社説)と、政府に検定の見直しを強く迫った。
 しかし、沖縄県警の調べでは大会参加者数は約四万二千人。ある公安関係者は「あの場所にぎっしり入ってせいぜい五万人。当日、会場に行ったが、まだ隙間(すきま)があった」と語る。

 会場となった宜野湾海浜公園多目的広場の敷地面積は、立ち木および歩道部分を含めて、二万四千六百平方メートル。一平方メートルに二人が入ったとしても五万人には満たない。

 picture
9月29日、沖縄県宜野湾市の海浜公園で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」=敷田耕造撮影 

 左翼団体が主導するこうしたイベントの場合、その参加者を三、四倍に“水増し”するのは常套(じょうとう)手段だ。今年六月九日、「沖縄戦の歴史歪曲(わいきょく)を許さない!県民大会」が那覇市の県民広場で開かれた。同実行委員会は六十三団体で構成され、五千人規模を目指した。主催者は「約三千五百人が参加」と発表したが、現場を取材した本紙沖縄支局員が数えたところ、九百人にすぎなかった。県警調べも九百人。東京新聞は「約千人」と報じた。

 この時、主催者は、沖縄県民が教科書検定結果にあまりにも無関心であることを痛感し、愕然(がくぜん)としたという。そのため、九月の県民大会の会場や日時が二転三転したのは、「どうしてもこの大会を失敗できない」という事情があった。中高、専門学校、大学では教師が生徒や学生に参加を呼び掛け、当初、その日の午後に予定されていた行事を変更や中止した学校まであった。さらに、会場までの無料バス乗車券を地元新聞に入れたり、動員に向けて各種団体への厳しい「締め付け」が行われたのである。

 大会の様子を見てきたある宜野湾市の市民は「あれだけあおって、あれだけ参加を強制しても五万人の目標に届かなかったというのは結局、失敗したとみるべきでしょう。それを十一万人とウソの数字を出した主催者も大々的に報道した地元メディアも事実を歪曲しています。県民の総意という報道も間違いです。政府や文部科学省が、沖縄の左翼運動に惑わされてはいけません」と語った。

引用終了。

 

■“11万人”にへの疑問その二:「産経新聞」■

「11万人参加」を垂れ流した朝日新聞に対して産経新聞も今朝の「産経抄」で皮肉たっぷりにジャーナリストの基本である「事実の確認」を求めている。

    産経抄】10月3日
     
     拝復 朝日新聞論説委員室さま。9月28日付夕刊の「『産経抄』の良心」と題されたコラムを拝読しました。安倍退陣について「靖国神社参拝や村山、河野談話の見直しを求め続けたあなた方の身びいきこそ、(安倍氏に)重荷だったのではないか」とご指摘いただきましたが、物は言いようだとつくづく感心致しました。

     ▼「事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく」ともご忠告をいただきましたが、その言葉はお返ししなくてはなりません。そう、先月29日に開かれた沖縄戦での住民の集団自決をめぐる教科書検定への抗議集会の報道ぶりです。

     ▼貴紙は1面で「沖縄11万人抗議」と大見出しをとり、きのうも「県民大会に11万人が参加した」と書いておられます。でも、11万人は主催者発表の数字です。記者は何の疑問も持たなかったのでしょうか。

     ▼抄子は宜野湾市内にある会場を何度か訪ねていますが、会場の面積は約2万5000平方メートル、つまり160メートル四方に過ぎません。当日の航空写真を見ると空きスペースもあり、どう数えれば11万人にもなるのでしょう。

     ▼もったいぶってすみません。関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです。沖縄の警察は、主催者の反発を恐れてか真実を発表できないのです。江藤淳先生が生前、指摘された「閉された言語空間」がなお存在するようです。

     ▼主催者発表通りに集会の規模を2・5倍も誇大に報道する姿勢は、戦時中に大本営発表を垂れ流し続けた貴紙の過去とだぶってしまいます。そうそう、貴紙は論調の異なる読売、日経とネット事業や販売部門で提携されるそうですね。思い切った決断に拍手を送りますが、新聞でもネットでも事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく。 敬具


    ■“11万人”への疑問その三:ブログ「アジアの真実」■

    「アジアの真実」http://ameblo.jp/lancer1/

    沖縄県民大会11.6万人参加は捏造か ~11.6万人参加の妥当性を検証する

    (略)

     昨日記事にした沖縄の集団自決に関する軍関与記述に対する再検定問題ですが、政府を動かしたとする、県民大会11万6000人という数がかなり怪しい可能性があることがわかってきました。現在、インターネット上の掲示板やブログなどでかなりの話題となっています。私も、これが事実だとすれば見逃すことは出来ないと思い、ネット上の情報を集めてみました。以下に、ネット上で個人の方が作成し、アップされている写真も転用しています。問題があればご指摘下さい。


     まず、9月29日に県民大会が行われたのは、宜野湾海浜公園という場所です。ここは、野球場や体育館などを併設する大きな敷地を持っていますが、県民大会が行われたのは、その中央に位置する公園(広場)です。まず最初に、県民大会時の空撮写真です。


    空撮



    なるほど、数百人というレベルではなさそうです。では、この広場、いったいどれくらいの人が入るのでしょうか。この公園を広い範囲で空撮したのが以下の写真の矢印部分です。


    矢印


     右上に野球場が見えます。この野球場と広場が大体同じ大きさだというのがわかると思います。ではこの野球場の収容人数はどれくらいでしょうか?公式HP によると、内外野のスタンド合わせて11,800人とのことです。これは、外周のスタンドの総数ですから、野球場の中の部分に概算でその2倍の人数が収容できるとすると、合計35,400人。多めに見積もって、3倍の人数が野球場の中に入るとしても、47,200人。どうみても、ほぼ同じ面積で隣接するこの広場に、11万6000人が入っているとは考えられません。


     ではもし仮ににこの広場に11万6000人が入ったとしたら、1平方メートルあたりの人口密度はどれくらいになるでしょうか。この広場、周辺の歩道まで合わせた面積を地図ソフトで計算された方がいますので、その画像をお借りします。


    面積



     この画像によると、歩道まで含めた最大限の範囲を勘案して、26620平方メートルです。ここに11万6000人が入るとすると、1平方メートル当たり4.35人となります。1メートル四方のスペースに、4.35人です。このスペースを想像してみて下さい。お互い体が重なり、一切身動きが取れない程の状態です。満員電車と同じくらいの密度と言えるでしょう。全くの隙間もなく歩道まで全てこの人口密度で一杯だとしてやっと11万6000人。あり得ません。だいたい、最初の写真に写っているスペースは、この広場の2/3程度のスペースしかありません。

    沖縄タイムスが自慢げに近くから空撮した写真 を見ると、とてもそんな密度には見えません。


    沖縄タイムス




     また、仮に11万6000人が集まったとして、鉄道のない沖縄(ゆいレールは宜野湾まで通っていません)でこれだけの人数をどうやって輸送したのでしょうか。11万6000人が仮に全員バスで移動したとします。1台あたり40人が乗っていたとして、バスは2900台必要になります。のべ2900台のバス!恐ろしい台数です。実際はマイカーで周辺駐車場まで来た人、徒歩で来た人などもいるでしょうが、駐車場台数も限界があるでしょう。では沖縄にはどれくらいの数のバスがあるのでしょうか。沖縄の大手バス会社のバス台数を調べてみると、琉球バス交通394台、沖縄バス株式会社265台となっています。これは大手2社が保有する、路線バス含めた県内の全バス台数ですから、実際動員できるのはこの何分の1もないくらいでしょうか?とてものべ2000台以上という数をさばける交通機関があったとは思えません。


     上記で記述したものはあくまで推測であり、11万6000人という数字が嘘だという決定的な証拠にはなりません。しかし、非常に疑わしい数字であるということも間違いありません。私には多くて4万人程度が妥当な数字に思えます。また、11万6000人という数は、主催者発表の数字ということでありますが、こういうイベントの時には、警備や交通誘導にあたった警察機関からも人数が発表されたりするものです。しかし、今回は記者クラブから要請があったにもかかわらず、県警が人数発表を控えたという情報もあり、怪しさを増大させています。

     

     もし悪意ある団体が意図的に水増した人数を公表し、マスコミがそれを鵜呑みにして発表、そしてそれを何の調査もなく信じた政府機関が、声の大きさだけを恐れて歴史を書き換えようとしたのであれば、この国は恐ろしい事態に陥っていると言わざるを得ません。

     歴史事実よりも、声の大きさが尊重される。しかのその声の大きさというのは捏造である。これが事実だとしたら、我々は何という国に住んでいるのでしょうか。

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    幻の「教科書・歴史歪曲」

    2007-10-03 06:25:07 | 教科書

     

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    訂正応じる、答弁書明記 教科書検定で政府閣議決定

     【東京】文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」の日本軍強制の記述が削除・修正された問題で、政府は2日午前の閣議で「発行者から(教科書の)当該記述について、訂正申請がなされた場合は申請理由などを十分に検討して、当該記述が『学習を進める上に支障となる記載』(教科用図書検定規則13条二項)に当たるか否かを判断した上で検定意見の趣旨などを勘案しつつ適切な対応を図ることになる」との答弁書を決定した。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書に答えた。 政府が教科用図書検定規則に沿って訂正申請に応じる考えを示したのは初めて。検定後の教科書記述が沖縄戦に関し指導する上で支障があると判断されれば、教科書出版社の訂正申請に基づき記述回復もあり得るとの方針を示したもので、従来の姿勢を大きく変えた。
     「『集団自決』への日本軍の命令・強制・誘導が一切なかったかのように記述することは『学習を進める上に支障となる記載』に該当しないか」との質問には、「沖縄における集団自決について、旧日本軍の関与が一切存在しなかったとする記載はない」とし、該当するかどうかの判断を避けた。その上で「
    学習を進める上に支障となる記載」の例として「明確な結果が得られない理科の実験方法の記載、児童生徒が判別しにくい地図上の記号等」を挙げた。
     検定規則で、訂正をするためのもう一つの条件に挙げられている「誤った事実の記載」(13条一項)に関し「軍命の存在を否定するかのような記述はこれに当たらないか」との質問には、「旧日本軍の関与が一切存在しなかったとする記載はなく、指摘はいずれも当たらない」とした。
     照屋氏は「本来なら『誤った記述の記載』に基づき記述の誤りを修正すべきだと考える。だが『学習を進める上に支障となる記載』であれば修正に対応するとの方針を政府が決定した意義は大きい」と話している。

     (琉球新報 10/2 16:03)

                          ◇

    同じ記事でもウェブサイトで見るのと実際の新聞を手にとって見るのとでは、見出しの大小や取り扱いスペースの大小で受ける印象が大きく違う。

    昨日(2日)の琉球新報の夕刊を手にし、その一面記事を見て驚いた。

    一面トップを9段のスペースで渡海文科大臣の記者会見の写真付きで、次の白抜き大見出しだ。

    訂正応じる、 答弁書明記

    教科書検定で政府閣議決定

    一瞬、閣議決定で教科書の書き換えを決定したのか、と思わず息を飲んだ。

    上記ネット記事と見出しは同じなのだが読者を惑わす巧妙な紙面構成になっている。

    で、肝心の記事内容は、

    >発行者から(教科書の)当該記述について、訂正申請がなされた場合は申請理由などを十分に検討して、当該記述が『学習を進める上に支障となる記載』(教科用図書検定規則13条二項)に当たるか否かを判断した上で検定意見の趣旨などを勘案しつつ適切な対応を図ることになる」

    なるほど、キーワードが「学習を進める上に支障となる記載」というのが分かりにくいが、大臣はちゃんと例を挙げて次のように説明している。

    >「学習を進める上に支障となる記載」の例として「明確な結果が得られない理科の実験方法の記載、児童生徒が判別しにくい地図上の記号等」を挙げた。

    そこで記者は理科ではなく歴史教科書の記述で食い下がっている。

    記者質問1:
    「『集団自決』への日本軍の命令・強制・誘導が一切なかったかのように記述することは『学習を進める上に支障となる記載』に該当しないか」との質問には

    大臣回答:
    「沖縄における集団自決について、旧日本軍の関与が一切存在しなかったとする記載はない」(筆者注:軍の関与を一切否定した記述の教科書はない)

    記者質問2
    「誤った事実の記載」(13条一項)に関し、
    「軍命の存在を否定するかのような記述はこれに当たらないか」

    大臣回答
    「旧日本軍の関与が一切存在しなかったとする記載はなく、指摘はいずれも当たらない」(
    筆者中:「誤った事実の記載」ではない)

    語るに落ちるというか、己が質問に落ちてしまったというか、質問者は自分の質問で墓穴を掘ってしまった。

    そもそも教科書検定で、沖縄マスコミが扇動してきたような「歴史のわい曲」は一切存在していないのだ。

    「誤った事実の記載」(13条一項)に関し、従来の歴史教科書記述が「集団自決は全て軍命令があった」と思わせる「誤った」記述に検定意見を述べたに過ぎない。

    一方、「全ての集団自決に軍の関与がなかった」とも指導はしていない。

    つまり、今までのあまりも一方的な「全てを軍の責任にする」記述をバランスの取れた記述に戻したに過ぎないのだ。

    「県民大会」で拳を突き上げていた大多数の人々はマスコミが造り上げた「幻の歴史わい曲」に踊らされていたのが分かる。

    これについては拙稿「沖縄県民の大誤解 教科書検定」で次のように書いていた。

    >「学問的に争いがあり、命令があったと断定するのが不適切」なら「命令がなかったと断定するのも不適切」となるはずです。(サヨクブログの引用)

    このあたりがサヨクのすり替え理論の典型である。

    検定意見が「命令がなかったと断定するのも不適切」。

    その通りである。

    「命令がなかった」も「命令がなかった」も現時点ではどちらに断定する検定意見も不適切である。

    従って検定意見では「命令の有無」についてはあえて触れていない。

    それを「『命令がなかった』と断定するような方向への修正がおこなわれました」と虚偽の情報を流し、

    その結果「検定意見書で命令が無かったと修正された」、と誤報を流し県民を狂乱させているのが沖縄メディアの実態である。

    では、沖縄タイムスはどのように報じているか。

    「軍の強制」復活も/文科相、訂正申請容認

    ≪訂正申請に前向きな姿勢を示した理由について渡海文科相は「県民大会だけでなく、新たな事実、証言が出てきた」と述べ、県内の「集団自決」体験者による日本軍の強制を示す新証言が相次いでいることを根拠に挙げた。

     その上で「今回は検定結果に異論があるわけだから、もう一度審議会で検討いただけないかなと思っている」として、再審議の必要性を明確にした。≫

    大臣は沖縄メディアに次々出てくる「新証言」を言っているのだろうが、それは「もう一度審議会で検討いただけないかなと思っている」で結構なことだ。

    検討すれば「新証言」のいかがわしさが判明してマスコミのミスリードも化けの皮が剥げると言うものだ。

    地元紙は詳しくは報じていないが大臣は次の発言もしている。

     教科書検定、訂正申請あれば再審議も・文科相示唆 

      渡海文科相は「検定制度への政治的介入は避けなければならない」と繰り返し指摘。「私だけの判断で決めたら政治の介入にならないか。事実関係に明確な誤りがある場合は判断できるが、今回はそうではないと述べ、学者らでつくる審議会の意見も聞くべきだとの考えを示した。

     沖縄県側が求めている検定意見そのものの撤回については、「審議会は公正な手続きに基づいている」として慎重な姿勢を崩さなかった。(日本経済新聞 14:01)

    しつこく食い下がる沖縄マスコミに「関係者の工夫と努力と知恵」という苦しい答弁をした町村官房長官の言葉は、数を頼んで「白を黒とせよ」と迫るマスコミへの苦しい返事なのだろう。

    所詮大臣も投票で決まる政治家の1人、11万人という「大票田」をバックに強気で迫られると「工夫と努力と知恵」とでもいわざるを得なかったのだろう、お気の毒に。

     文科相「訂正申請に対応」 検定修正検討を指示  
    町村信孝官房長官も同日午後の定例会見で「(記述を)訂正できるのか、修正できるのかには、関係者の工夫と努力と知恵があり得るのかもしれない」と述べ・・・(琉球新報 10/2 9:35)

     

    地元紙が意図的にすりかえてきた「幻の歴史のわい曲」を以下のコラムがうまく説明している。

    【産経抄】10月2日 
    何か誤解があるのではないか。それとも意識的なすりかえか。先月29日に、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市で開かれた集会のことだ。沖縄戦で起きた住民の集団自決をめぐり、日本軍が強制したとの記述を削除するよう求めた検定意見の撤回を求め、11万人(主催者発表)が参加した。

     ▼集会で採択された決議では、「集団自決に軍が関与したことは明らか」だと、こぶしが振り上げられている。文部科学省の検定意見は、軍の関与を否定しているわけではないのに。たとえば、検定前のある教科書にこんな記述があった。

     ▼「日本軍は、県民を壕から追い出し、スパイ容疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾(しゅりゅうだん)で集団自害と殺しあいをさせ、800人以上の犠牲者を出した」。この後半部分が「日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」と修正された。果たして「歴史の歪曲(わいきょく)」といえるのか。

     ▼集団自決の軍命令説が、信憑(しんぴょう)性を失った経緯について、小紙では何度も報道してきた。『沖縄ノート』で、自決を命じたと書かれた元守備隊長らは、著者の大江健三郎氏に名誉を傷つけられたとして、訴訟を起こしている。

     ▼沖縄戦では、集団自決とその後の地上戦により、住民の死傷者は軍人を上回った。戦後も長く米国の占領下に置かれ、本土復帰後も、米軍基地が集中したままだ。こうした沖縄の悲劇から、目をそらさないことと、教科書の不確かな記述を正すことは、なんら矛盾しない

     ▼どんな修正に対しても、「反沖縄」と決めつける勢力がはびこる限り、沖縄と本土の隔たりは埋まらない。集会では、高校生が「教科書から軍の関与を消さないでください」とメッセージを読み上げる場面もあった。少年少女にはまず、「事実」を教えてほしい。

     

    結局、沖縄のマスコミは、存在もしない「幻の歴史わい曲」の教科書検定意見書を造り上げ、子供たちや事情を知らない人々を“11万人”の「県民大会」へと駆り立てたことになる。

    沖縄のマスコミは、その歴史に恥辱の一ページを加えたのだ。 

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    沖縄県警よ、お前もか!琉球独立県民大会

    2007-10-02 06:07:01 | 教科書

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    関ジャニ∞、沖縄制し天下統一 全47都道府県ツアー(2007年10月1日)

     人気グループ、関ジャニ∞(エイト)が30日、沖縄・宜野湾の沖縄コンベンションセンターで、全47都道府県ツアーのファイナル公演を開き、“全国制覇”を成し遂げた。20曲の歌とコントで構成した3時間のステージを完全燃焼で打ち上げた。

     メンバーは、オープニングの「ズッコケ男道」からエンジン全開。「日本全国からもらったパワーをおまえらにぶつけるぜ!!」。詰め掛けた約4000人にこうアピールした渋谷すばる(26)が、錦戸亮(22)とステージでキスするひと幕も。(略)(中日スポーツ)

                          ◇

    場違いのタレント記事を???、と思うでしょうが、しばらく我慢してお付き合い下さい。

    話が又妙な方向へワープするが「サバを読む」とは普通女性が自分の年を若く言うことの例えで使われる。

    語源を辿れば「傷みやすい鯖をゆっくり数えていたら傷んでしまうので適当に数を数えること」とのこと。 鯖を読むの語源

    話は再び飛んで四ヶ月前の6月9日、県庁前広場。

    歴史歪曲 3500人抗議/「集団自決」修正【写真】

    そう、「県民大会」が4ヶ月前にも行われていたのだ。

    で、9月29日には「11万人(主催者発表)」の「県民大会が行われて今更何を言うのか、という方もいるでしょうがここで敢て参加人員にこだわってみたい。

    「6・9県民大会」は地元紙は参加者3500人と揃って報じたが、県警発表は900人だった。(共同通信は1000人で配信した)

    共同配信を記事にした例。

    集団自決の記述修正に抗議 検定意見の撤回求める
    東京新聞 
    沖縄戦で日本軍が住民に「集団自決」を強制したとの教科書記述に修正を求めた検定意見に抗議する集会が9日、那覇市内で開かれ、沖縄の教職員労働組合などの約1000人が文部科学省に検定意見の撤回を求めた。

    県警発表と主催者発表と数字の誤差があるのは通例だとしても、僅か1000人前後の集会に4倍の誤差はちょっとひどすぎる。

    サバを読むにも程度がある。

    沖縄の新聞は4倍もサバを読むのが普通らしい。

     

    で、今度は「9.29県民大会」。

    会場を「海浜公園」に決めたのは、近隣の施設に集まった関係ない人たちもカウントするためだろと予想した。

    宜野湾海浜公園は県内でも有数の観光スポット。

    なんだか訳のわからないレジャー客も「動員人数」。

    <本公園は野球場・体育館・テニスコートなどのスポーツ施設の他にサッカー場が2面はいる多目的広場・遊具を取り付けた子供広場・屋外劇場そしてトロピカルビーチがあり、レクレーションやレジャーに欠かせない施設がそろった総合運動公園です。
     隣接しているコンベンションセンターや屋外劇場でのコンサートや、夏はトロピカルビーチ、秋と春はプロ野球チームの横浜ベイスターズがキャンプを張っており、年中利用者の足が絶えることはありません。>
    (案内サイトより)

     

    ここで改めて上記の関ジャニ∞の記事に戻ろう。

    関ジャニ∞に見たさに詰め掛けた約4000人もしっかり「県民大会」にカウントされたのだろう。

    当日記のコメント欄にも「11万にの参加は県民の10人に一人が参加したことになる」という書き込みもあったが、冷静に考えるとあの広場に県民の10分の1の人数が実際に収容できるのか。

    「6.9県民大会」の地元紙のサバの読み方で行くと11万人の4分の1、つまり3万人前後が適当な数字ではないのか。

    サバを読む数字でもう一つ。

    琉球大学の中国人準教授が言った「沖縄県民の4人に一人が独立を考えている」というアンケート調査発表。

    実感としてというか沖縄に住む人間としての体感からこの数字はありえない。

    同じように素朴な疑問だが、宜野湾市の海浜公園広場に「県民の10人に1人が集まる」ということも、にわかには信じがたい。

    それにしても今回に限り「県警発表人数」がないのが不思議だと思ったら、産経新聞那覇支局長小山さんのブログに次のような小山さんの言葉があった。

    ≪今回、県警は記者クラブの要請があったにもかかわらず、発表をしませんでした。ただし関係者から「5万人いってない」との声を聞きました。≫

    うーん、地元メディアが新聞をはじめテレビ地上波を「電波ジャック」し全テレビが「大会」を生中継、県知事、各市町村議会、首長、そして教職員組合は勿論各地域の教育委員長、面倒なので後は略するが、

    沖縄中で、せーの!

    赤信号、みんなで渡れば怖くない!

    だが、信号無視を取り締まる県警までも「県警発表の参加人数」を発表すると、あまりのその数字の落差が「県民感情に水をさす」ことになるのを恐れて発表を控えているのだとしたら・・・・・・・

    怖い話だ。

    今朝の琉球新報に某地元画家の「絵画個展」のオープニングパーティの模様を書いた「あしゃぎ」というコラムがあったが、

    「県民大会」には無関係な画家たちの会話に次のような一文があった。

    「県民、知事、マスコミ、・・・世の中、みんなが同じ方向を向いているのはある意味で怖い」

    ◆地上波放送がジャックされたという証拠。
    http://tv.nikkansports.com/tv.php?mode=06&site=007&category=tn&sdate=20070929&shour
    =05&lhour=24&area=047&stationbar=7,13,18&template=
    program


                           ◇

    沖縄がこのまま反日サヨクの扇動で同じ方向へ誘導され続けると、またぞろ、「琉球独立」なんて民主党や中国が喜びそうな動きが出てきそうだ。

    いや、もう既に出てきているのか。

     「今夜もさーふーふー」より琉球独立県民大会?










    沖縄では「反日集会」でサーフーフー(ほろ酔い)のようだが、

    中国は「沖縄を攻撃する」と明言している。

    酔い覚ましには次の記事が一番でしょう。
    【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(2)9.28 08:51

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    「県民感情配慮」は禍根の基  沖縄タイムス記者の読解力

    2007-10-01 11:46:06 | 教科書
     

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    「歴史のわい曲は許さない」とか「教科書に嘘を書いてはいけない」と叫ぶ人々は歴史を勉強する前に、先ず国語読解力を勉強しなおすべきだコメント欄に書いたが、国語力ではプロであるはずの沖縄タイムス記者の貧弱な国語読解力の好例を次に示したい。 

                        *

    沖縄タイムス 2007年10月1日(月) 朝刊 1面  
     
    文科相「重く受け止める」/検定経緯調査に着手

     【東京】渡海紀三朗文科相は三十日午前の臨時閣議後、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」に十一万人が参加したことについて、「重く受け止めている。やっぱりそれが沖縄県民の思いなんだろうなと、こう思っている」と語った。
     沖縄タイムス社に対し「今回の検定に至る経緯や趣旨等については十分に精査していきたい」とコメントしたことについては、「今、事務方に作業をさせている。結果がちゃんと出た場合に対応して答える」と述べ、検定の経緯や趣旨などに関する調査に着手していることを明らかにした

     一方、県民大会を主催した実行委員会が十五、十六日に上京し、検定意見の撤回と記述回復を求める要請行動を展開することには「もちろん、向こう(実行委)のおっしゃりたいことを丁寧に聞かせていただきたい」と話した。

     山崎拓前副総裁が九月二十八日に県内での講演で、渡海氏に検定見直しの勧告を働き掛ける考えを明らかにしたことについては「(山崎氏からそのような働き掛けはまだ)ない。今はまだそのようなことは断定していない」と強調した。

                           ◇

    >重く受け止めている。やっぱりそれが沖縄県民の思いなんだろうなと、こう思っている

    >今回の検定に至る経緯や趣旨等については十分に精査していきたい」とコメントしたことについては、「今、事務方に作業をさせている。結果がちゃんと出た場合に対応して答える」と述べ、検定の経緯や趣旨などに関する調査に着手していることを明らかにした

    >「もちろん、向こう(実行委)のおっしゃりたいことを丁寧に聞かせていただきたい」

    >「(山崎氏からそのような働き掛けはまだ)ない。今はまだそのようなことは断定していない

    上記渡海文科大臣のどの言葉をとっても沖縄タイムスの希望する言質は取られていないようで、文科大臣としてごく真っ当な意見。

    文科大臣が駄目なら今度は官房長官へとしつこく迫ったが・・・。

    やはり言質取りには失敗したようだ。


       
     沖縄タイムス 2007年10月1日(月) 夕刊 1面  
     
    文科省対応 見守る構え/教科書検定撤回

    県民大会で官房長官
     【東京】町村信孝官房長官は一日午前の臨時閣議後の記者会見で、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した教科書検定の撤回を求める十一万人の県民大会が開かれたことについて、「
    教科書をどうするかという話は今、文部科学省の方で検討していると思う」と述べ、文科省が着手した検定経緯の精査を見守る考えを示した。
     政府としての考え方は「先般、申し上げた通りだ」
    と述べるにとどめた。町村官房長官は九月二十八日の定例記者会見で「沖縄の皆さんの気持ちを受け止めてしっかり対応しなければならない」との認識を示していた。

                          

    ■貧弱な沖縄タイムス記者の読解力■

    >「教科書をどうするかという話は今、文部科学省の方で検討していると思う」と述べ、文科省が着手した検定経緯の精査を見守る考えを示した。
     政府としての考え方は「先般、申し上げた通りだ」

    うーん、どうも取り付く島がない。

    、「先般、申し上げた通りだ」について沖縄タイムス独自の解釈で県民を惑わしにかかる。

    >町村官房長官は九月二十八日の定例記者会見で「沖縄の皆さんの気持ちを受け止めてしっかり対応しなければならない」との認識を示していた。

    沖縄タイムスさん、この部分は沖縄について政治家が語るときの決まり文句で、官房長官の「先般、申し上げた通りだ」の本音は次の部分でしょう。

    「国際的な動きを見て考える」町村官房長官(09/29 01:35) .

     ≪町村信孝官房長官は28日午後の記者会見で、・・・「あくまでも一般論だが、教科書の検定というのはあくまでも専門家が検定審議会という場で行われるべきものであり、その時々の政権の判断などが入り込まないような仕組みをこれまで作ってきた。そういう意味で、その時々の文部大臣が『この意見は正しいと思うからこういう検定意見をつけろ』と、また逆の立場の人が来ると『いやいや、そうじゃなく、こういう検定意見をつけろ』と、そうやって揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになるので、政治の立場からはあまりものを言うべきではないという基本はある。他方、沖縄の皆さん方が先の大戦であれだけの苦労をされたし、その際に全く軍部がかかわりなかったとは誰も思っていない。そういう意味で、沖縄の皆さん方の気持ちは気持ちとして、しっかりと政治家として受け止めて、いろいろな対応をこれまでも取ってきたつもりだし、これからもまたその対応はしっかりとしたものでなければならないだろうと思っている」

    (産経新聞 2007/09/29 01:35)≫

    そう、どうでもいいような後半の部分を針小棒大に取り上げて県民をミスリードしてはいけませんよ、沖縄タイムスさん。

    上記赤字部分が沖縄タイムスのいう「先般、申し上げた通りだ」の解釈だそうだ。

    このような貧弱な理解力で官房長談話など取材するとは恥さらしですよ。

    沖縄タイムス記者も国語の読解力を勉強しなおした方がよさそうだね。(冷笑)

                         *  
     
    ■「県民感情配慮」が禍根の基                                                                                                     
     
     沖縄に住むものなら「県民大会」に関心のあるなしに関わらず、9月29日前後の地元新聞・テレビの報道フィーバーを肌で感じたであろう。

    その異常ともいえる熱気を、新聞のウェブサイト記事では感じ取ることは出来ない。

    今まで関心のなかった人も沖縄中にばら撒かれた凄まじい量の「紙の暴風」を見たら、参加しないものは“非県民”のレッテルを貼られかねないというある種の恐怖を感じた人もいただろう。

    9月29日の琉球新報は、ほぼ全頁にまたがって「県民大会」の特集記事だったが、16、17面は「教科書検定」を特集し高嶋伸欣琉球大学教授「『集団自決』検定」と題する文を掲載している。

    高嶋教授は今回の「県民大会」の影の主役とも言える左翼学者で、「世論で教科書記述を書き換えた実績」を運動の根拠として県民を煽っている人物である。

    高嶋教授はその「実績」をこう述べている。

    ≪72年の復帰以降は、・・・沖縄戦といえば、殉国美談の典型的な事例とする扱いが定着してきた。

    その危険な動きに歯止めをかけたのが、82年夏に起きた住民虐殺記述の削除問題だった。 この件は周知のように、県内外の世論の力で記述の復活が実現した。≫

     

    琉球新報の同じページに、「戦後の教科書問題」と題して、教科書に関する年表が載っているが、その欄の82年の項に次のようにある。

    <1982年>

    6月・・・、アジアへの「侵略」を「進出」などに変えさせられて変えさせられていることが明らかに。 中国、韓国などから正式に抗議を受けるなど内外から批判噴出。

    8月 小川平二文相(当時)が「住民虐殺削除問題で「県民感情に配慮し、次回の検定で検討する」と発言、宮沢喜一官房長官(当時)が近隣諸国の記述について「政府の責任に置いて教科書記述を是正する」と発言

    11月 検定基準にアジア諸国との関係に配慮する「近隣諸国」条項を設置 ≫

    82年といえば教科書記述にとっては悔恨の年であった。

    朝日新聞の世紀の大誤報「進出、侵略書き換え事件」が起き、それに連動した中国、韓国の大合唱で教科書検定に外国の意見を記述する「近隣諸国条項」が生まれた屈辱の年であった。

    この辺の経緯は「虚に吼えたマスコミ」に詳しい。http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog044.html

    だが、朝日新聞の「世紀の大誤報」を依然として事実のように「教科書歴史年表」に記載する琉球新報に今更ながら開いた口が閉まらない。

     

    韓国の国民感情を配慮した「河野談話」が歴史に禍根を残したのと同じく、

    1982年の日本政府は、情に動かされ教科書記述を書き換えた。

    歴史教科書に「県民感情を配慮する」という「情」を持ち込んだこのときのツケが

    大騒ぎして大臣に要求すれば教科書書き換えは容易だという高嶋教授の県民扇動の根拠となるのである。

    結果的には62年の教科書記述に関する小川文部大臣(当時)の「県民感情に配慮」の一言が「県民大会」大動員の根拠となったのである。

    伊吹前大臣から、「教科書検定意見書撤回」を拒否された沖縄マスコミは、渡海文科大臣から「県民感情配慮」の言質を取った。

    渡海文科相「県民大会 見極め対応」教科書検定問題

    だが、大臣が変わるたびに教科書記述をころころ変えられれたら、ただでさえ政治の風に翻弄されている現場はたまったものではない。
    ましてや大臣の属する派閥の親分の意見で教科書記述が変るような国は、恐怖国家ではないか。
     
    このコメントの方が本当の大会実行委員だとは思えないが、もし何らかの大会関係者だとしたら、この大会の実態を自ら映していて興味深い。
     
    エロ拓の圧力で教科書が変る国・・・。
     
    やはり怖い。

    県民大会成功しました! (実行委員)
    2007-09-30 11:27:05
    ヤッター!
    県民大会大成功しました!
    これで教科書の記述を変えられます!
    山拓さんも文科省に圧力をかけるそうです!
    やりました!ありがとうございました!
    悔しいですか?w

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    朝日の“捏造記事”タライ回し  沖縄タイムスが“捏造写真” 

    2007-09-30 07:08:11 | 教科書

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    今日は朝日新聞と沖縄タイムスの「捏造記事」豪華二本立てエントリーです。 

    昨日の「県民大会」では発言台に立った高校生代表たちは口々に「嘘はいけない」の言葉を繰り返した。

    「集団自決」に関わる教科書記述の問題は全て沖縄タイムス刊の『鉄の暴風』に発端をなす。

     

    ■沖縄タイムスが“捏造写真”報道 ■

    その沖縄タイムスが再三に渡り「ねつ造報道」をして県民を扇動してきたことは当日記でも書いたが、その沖縄タイムスが「県民大会」の前日、またしても「ねつ造報道」で県民を煽っていたことが「世界日報」の指摘で分かった。

    以下「世界日報」の引用です。

    ≪沖縄タイムスが“捏造写真”報道 http://www.worldtimes.co.jp/special2/okinawa_times/main.html
    被害者感情あおる、米軍殺害場面を「集団自決」と

     来春から使用される高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」の記述から、日本軍の「強制」を修正するようにとの検定結果の撤回を求める県民大会がきょう、沖縄県宜野湾海浜公園で開催される。地元の新聞テレビは連日、この大会に向けて特集を組み、参加を促している。キャンペーン報道を続けてきた沖縄タイムスは二十八日付で「9・29県民大会特集」八ページを作成。その中に無残な姿で死んでいる住民の写真を掲載、「沖縄戦の『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち」と説明を付けた。だが、これは米軍による住民殺害場面の写真であることは明らか。写真を“捏造(ねつぞう)”してでも県民の被害者感情をあおる沖縄タイムスの報道姿勢に、識者から批判の声が上がっている。
    (編集委員・鴨野 守)

    沖縄戦で米軍の攻撃で亡くなった死者の写真を、「『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち」と写真説明を改竄して報じた沖縄タイムス9月28日付「9・29県民大会特集」
     同特集は、一面で「沖縄の『真実』次代へ」、二・三面で「歪曲される沖縄戦」、四・五面で「各地の『集団自決』『虐殺』」、六・七面で「教科書検定の推移」などを扱っている。一連の沖縄タイムスの報道は、▽日本軍と住民が混在した戦場では、軍による強制・誘導による「集団自決」が発生し、住民をスパイ視する虐殺が起こった▽「軍隊は住民を守らない」というのが沖縄戦の教訓――という論調で貫かれている。
     問題の写真は三ページに、「歪曲される沖縄戦」という見出しの下に縦四段で大きく掲載。その下の写真説明は、「沖縄戦の『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち。場所は特定されていない。米軍撮影によるもの」とある。写真横には、安仁屋政昭・沖縄国際大学名誉教授が「『集団自決』の実態/軍の強制・誘導に起因」という一文を寄せている。この写真と文から、集団自決によって住民がいかに無残な死に方をしたか、を県民に訴え、その怒りを教科書記述の修正を決めた政府、文部科学省に“誘導”する紙面作りとなっている。

     だが、この写真は『決定版 日本の終戦46人の目撃者 米国国防総省報道写真班の証言秘録』(昭和六十年・双葉社)十七ページに掲載されているものと同一写真。

     『決定版』に掲載されたこの写真には、「米第7師団第32連隊の第一戦攻撃で逃げ惑い、火砲、銃弾攻撃で見るも無惨な死体となった沖縄の住民たち。(昭和20年6月21日)」とあり、明らかに米軍の攻撃で亡くなった住民たちである。

     偏向展示として批判を浴びている沖縄県平和祈念資料館にも畳二畳ほどの大きさでこの写真パネルが展示されているが、同資料館が発行する「総合案内」冊子には、「犠牲となった住民(米軍の説明では砲撃による死となっている)糸満市 6月21日」と記入されており、「集団自決」とは書かれていない。もし昭和二十年六月二十一日、糸満市で住民の集団自決が実際にあったのであれば、沖縄タイムスは当然その事実を特集の中の「各地の『集団自決』『虐殺』」などに書き込むはずだが、何も書いていない。そのことを指摘されないように、写真説明には「場所は特定されていない」と、巧妙に“逃げ”を打っている。

     きょう二十九日に開かれる県民大会は仲里利信県議会議長が実行委員長となり、五万人の参加を目標として、沖教組や自治労などが中心に各団体が参加している。地方議員はもちろんのこと、中・高・専門学校や大学でも、教師が生徒に教科書問題の経緯を話して大会への参加を促している。二十七日には、翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長が先頭に立って職員と参加を呼び掛けるチラシを市内で配ったり、地元紙は会場までのバスの片道無料乗車券を付けるまでの過熱ぶりである。

     沖縄タイムスの広報担当編集局次長は二十八日夜、本紙の問い合わせに対して「明日の大会準備などで多忙を極めており、すぐにコメントはできない」と語った。≫

                          ◆

    【追記】

    ■沖縄の良心に泥を塗る行為

    獨協大学名誉教授で昭和史研究所代表、中村粲(あきら)氏の話

    この写真が米軍の銃砲撃で死んだ住民のものであることは、もともと写真に付けられていた説明文からして疑う余地がない。それを「軍の強制による集団自決」の写真であるかのようなキャプションを付けるとは、いくら日本軍が憎いとはいえ、恥知らずもいいところだ。「『真実』を次代へ」と呼号しながら、麗々しくこんな偽写真を掲げるのでは運動自体への信用を落とすことにもなろう。

     周囲の圧力やマスコミ世論に媚(こ)びず、軍命令の不存在を証言した何人かの沖縄の人々の正直と良心と道義的勇気に私は深い感銘を覚え、沖縄への尊敬を新たにしているものだが、このインチキ写真はそのような沖縄の良心と沖縄県民への信頼に泥を塗るもので残念だ。

                     

    数々の「ねつ造報道」で県民を惑わす沖縄タイムスに抗議しましょう。

    沖縄タイムス 問い合わせ全般
    ・代表、時間外 本社代表 098-860-3000

    ・記事に関する問い合わせ、意見
    ・フォトサービス、その他 読者センター

    098-860-3663
    FAX 860-3664

                    ◆◇◆◇◆◇◆

       

     ■朝日新聞の「捏造記事」たらいまわし■

    沖縄タイムスがばら撒いた「ねつ造記事」が一人歩きしている例をもう一つ。

    今朝の全国五紙で昨日の「県民大会」を社説で取り上げたのは朝日新聞一紙だけ。

    他の4紙がスルーしたのはさて置き朝日一紙が取り上げた訳は、

    「集団自決」問題の発端となった『鉄の暴風』の初版は朝日新聞から発刊されている経緯から朝日はこの問題の当事者であり、「県民大会」の大騒ぎに、社説を書かざるを得なかったのであろう。

    だが、沖縄タイムスの最近の「捏造記事(お詫びと訂正済み)」をそのまま引用しているのは朝日得意の意図的手法だろう。

    集団自決―検定意見の撤回を急げ 朝日新聞・社説

      ≪(略)ことし80歳の宮平春子さんは45年3月25日夜、当時の村助役だった兄が父に「(敵の)上陸は間違いないから軍から玉砕しなさいと命令が下りた。潔く玉砕します。死にましょう」と伝えるのを聞いた。軍隊用語の「玉砕」が使われていること自体が軍のかかわりを物語る。

     84歳の上洲幸子さんの証言は「もしアメリカ軍に見つかったら、舌をかみ切ってでも死になさい」と日本軍の隊長から言われた、というものだ。

     こうした生々しい体験を文科省はどう否定できるというのか。(略) ≫

     
    産経新聞那覇支局長の小山さんのブログで沖縄タイムスの「誤報」「訂正記事」についてエントリーしているので、丸ごと引用させてもらいました。

    以下引用。

    訂正記事というのは、人ごとではないので、あまり追及したくないのですが…。

    沖縄タイムス(7月7日)の1面、社会面でこのような記事が掲載されました。
    見出しは、隊長「死になさい」。

    座間味島の集団自決に関する県議会の聞き取り調査で、
    軍命を出したと言われている梅沢裕部隊長が、
    村民を集めて「米軍は上陸して、どこにでも入り込んでいるから、もし敵に見つかったら舌をかみ切って死になさい」と話した、
    との証言が84歳の女性からあった、と紹介されています。

    梅沢氏はふだんから、そういう言動をしていた人物であるという印象を強調する効果のある記事です。




    ところが7月21日朝刊には、次のような「おわびと訂正」が掲載されました。
    要するに「舌をかみ切って死になさい」と言ったのは、
    梅沢氏ではなく、別の日本兵であり、記者が聞き間違えたという内容です。

    梅沢さんの人権にかかわる胸の痛む誤報です



    それでも当然とはいえ、訂正記事を出したことは評価していいです。
    「鉄の暴風」ではもう1人の赤松氏がいまだに実名で鬼のような隊長として描かれたまま、書店に並んでいることに比べれば…。

    ただし、問題があります。
    沖縄タイムスのデータベースを検索したら、ほぼ2日経過した今も、誤報記事がそのまま出てきました。
    何の注釈もなしです。
    これをもとに、やはり梅沢氏は非情な性格だったという人物像が、ふくれあがっていき、
    集団自決の軍命を下したに決まっている、という世論誘導につながっていくとしたら、心配です。

    早急なデータベースの対処を望みます
    。≫

                          ◆

    朝日は沖縄タイムスが7月21日の時点で「お詫びと訂正」をしている、「もしアメリカ軍に見つかったら、舌をかみ切ってでも死になさい」と日本軍の隊長から言われた、という「ねつ造記事」を社説に利用しているのだ。

    沖縄タイムスよ、そして朝日新聞よ、

    「ねつ造記事」のたらい回しに恥を知れ!

     


    【記録保管】
     
    朝日新聞 2007年9月30日社説
     
    集団自決―検定意見の撤回を急げ
     沖縄の新たな憤りが、大きなうねりとなって広がっている。ことしの教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」の記述から、「日本軍に強いられた」という表現が削られた問題だ。
     29日、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が沖縄県宜野湾市であり、予想をはるかに上回る約11万人の人々で会場は埋まった。仲井真弘多知事もあいさつに立った。
     これまでに県内の41の市町村議会がすべて検定意見の撤回を求める意見書を可決した。県議会は同じ趣旨の意見書を2回も可決した。文部科学省が応じなかったためだ。撤回を求める声はいまや沖縄の総意といえるだろう。
     集団自決が日本軍に強制されたことは、沖縄では常識だった。「沖縄県史」や市町村史には、自決用の手投げ弾を渡されるなど、自決を強いられたとしか読めない数々の証言が紹介されている。
     その事実を文科省が否定するのなら、改めて証言を集めよう。そうした動きが沖縄で起きている。
     そのひとつが、県議会による聞き取り調査だ。意見書の再可決に先立ち、住民の集団自決が起きた慶良間諸島の渡嘉敷島と座間味島で新たな証言を得た。
     ことし80歳の宮平春子さんは45年3月25日夜、当時の村助役だった兄が父に「(敵の)上陸は間違いないから軍から玉砕しなさいと命令が下りた。潔く玉砕します。死にましょう」と伝えるのを聞いた。軍隊用語の「玉砕」が使われていること自体が軍のかかわりを物語る。
     84歳の上洲幸子さんの証言は「もしアメリカ軍に見つかったら、舌をかみ切ってでも死になさい」と日本軍の隊長から言われた、というものだ。
     こうした生々しい体験を文科省はどう否定できるというのか。
     そもそも、教科書の執筆者らは「集団自決はすべて日本軍に強いられた」と言っているのではない。そうした事例もある、と書いたにすぎない。それなのに、日本軍のかかわりをすべて消してしまうのは、あまりに乱暴というほかない。
     伊吹前文科相は「大臣が検定に介入できるという道を私の代で開きたくない」と述べた。専門家の審議会を通ったものなので、口出しできないとの理屈だ。
     しかし、これは審議会を盾に逃げているとしか思えない。「日本軍」を削除するよう最初に意見書をまとめたのは、文科省の教科書調査官だ。その意見書がそのまま審議会を通った。それをもとに文科省が検定意見を決めたのだ。
     沖縄戦をめぐっては検定が変わったことがある。82年の検定で、日本軍による「住民殺害」の記述が削られたが、当時の文相が「県民の心の痛手に対し、十分な配慮がなされなければならない」と答弁し、記述は復活した。
     問題の教科書は来年度から使用される。ことは急を要する。渡海文科相はただちに検定意見を撤回すべきだ。

     
     

    「集団自決」に官房長談話

    2007-09-30 05:41:17 | 教科書

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    昨日の地元紙は狂ったような「集団自決」「教科書意見書撤回」「県民大会」の記事の満艦飾。

    だがその影に隠れて(わざと隠して)、教科書検定に関する政府見解に気がついた人は少ないだろう。

    琉球新報は小さなベタ記事で、「沖縄集団自決」についての重要な官房長談話を琉球新報も沖縄タイムスもウェブサイトでは報じていない。

    一方、どうでもいいような山崎拓の文部省への「訂正勧告」を大々的に掲載していた。

    ■官房長談話■

    で、教科書検定に関する官房長談話はどこにあるかと思ったら、

    こんなとこにあった。

    「国際的な動きを見て考える」町村官房長官(09/29 01:35) .

     町村信孝官房長官は28日午後の記者会見で、ミャンマー情勢に対する政府の対応について、引き続き「国際的な動きを見て考える」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

    【ミャンマー情勢】(省略)

    【沖縄集団自決】

     --第二次大戦時の沖縄での集団自決をめぐる日本軍強制の記述が教科書から削除されることに、沖縄県民は反発している。明日、県民大会があるが、受け止めは。検定に対する認識は

     「あくまでも一般論だが、教科書の検定というのはあくまでも専門家が検定審議会という場で行われるべきものであり、その時々の政権の判断などが入り込まないような仕組みをこれまで作ってきた。そういう意味で、その時々の文部大臣が『この意見は正しいと思うからこういう検定意見をつけろ』と、また逆の立場の人が来ると『いやいや、そうじゃなく、こういう検定意見をつけろ』と、そうやって揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになるので、政治の立場からはあまりものを言うべきではないという基本はある。他方、沖縄の皆さん方が先の大戦であれだけの苦労をされたし、その際に全く軍部がかかわりなかったとは誰も思っていない。そういう意味で、沖縄の皆さん方の気持ちは気持ちとして、しっかりと政治家として受け止めて、いろいろな対応をこれまでも取ってきたつもりだし、これからもまたその対応はしっかりとしたものでなければならないだろうと思っている」

    (産経新聞 2007/09/29 01:35)

    官房長談話というのは政府の方針ということ。

    >教科書の検定というのはあくまでも専門家が検定審議会という場で行われるべきものであり、その時々の政権の判断などが入り込まないような仕組みをこれまで作ってきた

    >文部大臣が『この意見は正しいと思うからこういう検定意見をつけろ』と、また逆の立場の人が来ると『いやいや、そうじゃなく、こういう検定意見をつけろ』と、そうやって揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになるので、政治の立場からはあまりものを言うべきではないという基本はある

    マスコミは「県民大会」を前に、国から何とかして言質をとろうとしたようだが揺れ動くこと自体が検定制度の客観性を失わせることになる、といわれたら返す言葉がなかったのだろう。

    この「揺れ動く」というくだりは、12年前沖縄の陳情を受けて復帰間もない沖縄の「県民感情を配慮して」教科書記述を変えた経緯を質問されての回答である。

    つまり12年前「県民感情」という魔物に動かされ大きな過ちを犯した反省の意味を含んでいる。

    伊吹全文科大臣には「意見書撤回」を拒否され、事情を知らない渡海新大臣に何とか言質を取ろうと三度目のインタビューをしている。

    文科相「検定の経緯精査」/意見変更可能性も

    「検定の経緯精査」が「意見変更可能」とは思えないのだが、渡海大臣の派閥の親分山崎拓にも働きかけたようだ。

    沖縄の新聞は、派閥の親分の横槍で文部大臣が教科書を書き換えられるような国が良い国だとでも思っているのだろうか。

    検定問題、訂正勧告を要求 自民・山崎氏が文科相に  (9/29 9:41 

    山拓の妄言には、文部省が一蹴してはいるようだ。

    「今回の場合なじまない」 文科省教科書課 
    文部科学相の訂正勧告に関する山崎拓氏の発言について文科省教科書課は28日「発言については承知していない」とした上で、「訂正勧告の制度は市町村合併など客観的に見て明らかな事情の変化などがあったにもかかわらず、教科書発行者が記述訂正に応じない場合に行われるものだ。 今回の場合、制度上なじまない」と説明している。 同制度は1989年に創設。 「事情の変更」が発生した場合、通常は教科書出版社が自主的に訂正申請を行う。 同制度に基づく大臣勧告は一度も行われていない。(琉球新報 2007年9月29日ーウェブサイトには載っていない)
     
    山拓が駄目なら次は何でも反対の民主党。
     
    だが、この男も日本が政治家が教科書を書き換えられる国にしたいのだろうか。
     
     
     
    ■政府方針は「検定意見撤回要求」は拒否(なじまない)■
     
     
    結局福田新内閣の官房長官は、
     
    「検定意見が揺れ動いてはいけない」
     
    文科大臣は、
     
    「検定の経緯を精査」
     
    文科省は、
     
    「訂正勧告はなじまない(制度に)」
     
    つまり「県民大会」の熱狂ぶりとは逆方向の報道が同じ29日の新聞に載っているのだが、このような報道は狂気のキャンペーン報道で完全にかき消された昨日(29日)の新聞報道であった。
     
    沖縄県民は情報の真空地帯に置かれている。
     

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    史上最大規模の「反日集会」 検定意見撤回県民大会

    2007-09-29 15:56:49 | 教科書

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    速報】検定意見撤回を 県民大会で総意訴え

     文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における集団自決強制集団死の日本軍強制の記述が削除修正された問題で、教科書検定意見撤回を求める県民大会同実行委員会主催が29日午後3時から、宜野湾市の宜野湾海浜公園で始まった。
     一般市民や団体、労働組合、経済界など県内外から数万人が集まり、会場を埋め尽くした。八重山、宮古でもこれと連動した大会が同時刻に開かれた。大会では、日本軍による命令強制誘導などの記述を削除修正する教科書検定意見の撤回と、記述回復を求める大会決議を採択する。

    ※大会詳報はあすの琉球新報朝刊をご覧ください。

    →PDF版速報(3.5MB)

    (琉球新報 9/29 15:13)

                                                  ◇

    地元二紙が今日の「県民大会」で狂気のように紙面を埋め尽くすことは事前に想像が出来た。

    これを見てウンザリすることも又予見できた。

    が、沖縄中の電波ジャックまでするとは・・・。

    沖縄にはNHK、QAB朝日、琉球放送、沖縄テレビの四つのテレビ局があるが、そのうち教育テレビを除く4つのチャンネルが全て「県民大会」の生中継を1時間から2時間半に渡って生中継したのだ。

    9月29日の午後数時間、沖縄のメディアはテレビも新聞も全て左翼勢力に占拠された。

    菅直人民主党議員を始め左翼議員も集結し、共産党HPも「県民大会」のムービーを入れる力の入れようだ。http://www.jcp.or.jp/tokusyu07/32-okinawa/

    PDF版速報

    2007年9月29日午後、沖縄は社会主義県となった。

    そろいのTシャツで歴史教科書の検定意見撤回を強く求める南風原町職労のメンバー=27日、同町役場1階ロビー

     【南風原】29日に宜野湾海浜公園で

     

    「事実曲げないで」 高嶺中生徒会、平和の火リレーで意欲

     29日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」で、糸満市の平和祈念公園から、会場の宜野湾市の宜野湾海浜公園までをつなぐ「平和の火リレー」。第1区間を走るのは糸満市立高嶺中学校生徒会のメンバーら。

    (9/28 9:34)全文 >>> 

    「平和への思いを伝えたい」とリレーに参加する(左から)玉城君、竹富君、金城君、杉本さん、安里さん=27日、糸満市大里の高嶺中学校校門前

     

    北部農100人超参加 生徒が力「真実の教科書を」と訴える北部農林高校生徒会の生徒たち=名護市・北部農林高校

     

    「真実の教科書を」と訴える北部農林高校生徒会の生徒たち=名護市・北部農林高校

     

    真実の歴史伝えたい 読谷高4生徒、思いを言葉とダンスで

    「県民大会」に高校生代表としてあいさつする(右から)津嘉山拡大君、照屋奈津美さん、ダンスを披露する上原未希子さん、山城勇さん=26日、読谷高校
     
                         ◇

    「教科書に嘘を書いてはいけません」という彼らの意見自体は正しいのだが、彼らに「教科書検定意見撤回」の真の意味を理解させるのは困難だろう。

    それにしてもダンスをしたり歌を歌ったり、自作のTシャツを発表したりまるでクラブ活動か、「青春!検定撤回」といった不思議なノリだ。

    QAB朝日テレビの生中継でコメンテーターをしていた作家の目取真 俊氏は「軍の直接の命令があったかどうかは問題じゃない。 村の役人の指示は軍の命令。 軍の命令は天皇の命令、天皇陛下万歳といったのだから」といったことを発言していた。

    目取真俊氏の理屈で言えば結局「集団自決は天皇の命令で起きた」ということになる。

    このように「軍の直接の命令の有無は問題でない」としたら、

    この「県民大会」は結局は天皇陛下を糾弾する史上最大規模の「反日集会」ということになる。

    これでは所謂従軍慰安婦の責任者らを民間法廷の茶番劇で裁いた
    「女性国際戦犯法廷」と同じではないか。131208 昭和天皇を有罪にした"不敬"国際左翼裁判劇

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