ダブルさんの「気まぐれ日記」

趣味のマラソンを中心に、その日のあったことや思ったことを気まぐれに書いています。

「橘湾岸マラニック276Km」その1

2017年11月06日 | マラソン
橘湾岸マラニックは1年に2回開催されます。
W276Km部門は秋の大会で、それも2年に1回の開催です。
秋の大会で毎回開催されるのはP103Km部門で、今回も開催されました。
このW部門には、一昨年に初めて参加したのですが、173Kmであえなくリタイヤでした。
後で考えると、何でリタイヤしたのかなあって思うばかり。
173Kmを終わって、残りが103Kmだったのによほど精神的に参っていたのだと思います。
その時はリタイヤした後、ゴールテープ係をしてゴールしてくるランナーを迎えました。
276Kmを走り終えてゴールするランナーの輝いていた顔がすばらしいなあって思いました。

そして今回のW部門276Kmには2回目の挑戦です。
前回のリベンジもあり、いろいろな思いを込めてエントリーしました。
言い訳になりますが、夏がとても暑かったことや膝や腰の故障などで練習が思うようにできませんでした。
1ヶ月あまり前の村岡ウルトラ120Kmでも、練習不足の影響と腰痛で100Kmの関門に5分オーバーしてリタイヤ。
今回もどこまで進めるか、そんな不安の中でのスタートでした。
当日の朝に我家を出発し、スタート場所の「長崎市水辺の森公園」についたのはスタート40分前、15時20分くらい。
それから受付、着替え、トイレなどを済まし、スタートラインに並びます。
スタート時間は主催者がそれぞれのランナーの走力などを考慮して決められています。
すでに午前10時や午後1時スタートの参加者は、この時すでにスタートしています。
午後4時にスタートするのは30人くらいでした。
これから276Km先のゴールをめざすので、参加者はいたってのんびりです。
簡単な説明会があり、ちょうど午後4時00分にスタートしました。
最初のチェックポイント(CP)稲佐山に向けて走り出します。
先が長いので皆さんはゆっくりで飛び出す人もいません。
気温が思っていた以上に高く、2Kmくらいから汗が出できました。
その後、さっそく稲佐山に向かって上りが始まりました。
前後に走っていた人は走り続けますが、自分は上りは無理せず歩きはじめます。
できるだけ脚力を使わないように上りは積極的に歩こうと思っていました。
先は長いし、時間もたっぷりあるのでこれから先も上はほとんど歩きました。
稲佐山333mの山頂展望台に着くと、山頂から明るい時間帯の長崎市街地の展望もすばらかったです。
ここからの夜景も素晴らしいですね。
CPのパンチを済まし、次のCP「あぐりの丘」へ向かいます。
長い下りも膝に負担をかけないようにゆっくり走りました。
市街地に下ってきたころから暗くなってきて、ライトに点灯して走りました。
前後にパラパラとランナーがいますが、それぞれが自分のペースで走っているようでした。
コースもほぼ記憶しているので、地図も見ることなく進めました。
思っていたより暑く感じ、汗びっしょりになり水分補給を気をつけながらほぼ単独走です。
あぐりの丘への上りもほとんど歩きました。
後ろからきたランナーが次々と追い抜いて行きます。
時間的に速いのか遅いのか、あまりわからないまま初めてのエイド、あぐりの丘CP25Kmに着きました。
チェックカードにパンチを入れて、エイドではおにぎりなどをいただいたと思います。
だいぶ疲れましたが、膝も腰も大丈夫みたい。
上ったら次は下るので、ここからが長い下りです。
ここでも歩幅を狭くしてゆっくりと下ります。
下り指定されたコースを外れて少し距離が短い方を進みました。
これはスタート前の説明で、コース地図のとおりに行ってもでもどちらでもよいといわれていました。
自分は迷いもなく短い方を選びました。
といってもそんなに短くはないでしょうね。
ここも無事に下って海岸線に出ます。
ここは武見地区といい、蒲鉾屋さんが何軒かあります。
海岸に近いところを走りますが、トンネルあり、アップダウンがありで楽に走らせてくれません。
平地と下りは走り、上りは歩きました。
次のエイドの女神橋(45Km)までがとても遠かったです。
途中の自販機で飲み物を買いました。
練習不足もあって、このあたりから足が重たくて走るのが辛くなってきました。
まだまだ序盤なのにこんな状態では、これから先の大苦戦が考えられます。
まだ膝と腰には痛みは出ていません。
やっとのことで女神橋に着き、橋の上は遅いなりにも走りました。
渡り終わって少し下ったところにエイドがあります。
このエイドではうどんなどをいただきました。
正確な時間は覚えていませんが、このエイド45Km地点には5時間30分くらいに着いたと思います。
ここでゴールまでの6分の1を過ぎました。
まだまだ先が長いのですが、このあたりから足はいっぱいになっていたような気がします。
ここからしばらく海岸に近いところを進みますが、平坦ではなくけっこうアップダウンがあります。
次のCP(権現山70Km)地点までとても長くてなかなか近づいてきません。
そのはずで女神橋からは25Kmありますからね。
春の大会ではこの間にエイドはあるのですが、秋はエイドもありません。
途中のコンビニにより、ビールを買って飲みました。
ここでも上りはすべて歩き、下りと平坦なところは頑張って走ります。
昼間なら「軍艦島」も見えるところですが、夜では天気がよくても全く見えません。
昼間の軍艦島です。


この後、アクシデントがありました。
これは次に。

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橘湾岸マラニックの結果

2017年11月06日 | マラソン
昨夜、我家に帰ってきました。
橘湾岸マラニックの結果ですが、大苦戦しながらもおかげさまで完走できました。
完走というより歩いた方が多かったので「完踏」といった方がいいかなあ。

簡単な結果ですが、2日の16時00分に長崎市をスタートしました。

写真はほとんど撮っていませんが、翌日の日の出がとてもきれいでした。

前半の中継点、173Kmの小浜温泉に到着したのが3日の17時20分くらいだったと思います。
なのでここまで25時間あまりかかったことになります。
上りは全く走れず、歩くことが多かったのでこのタイムはしかたがない。

ここからの再スタートが20時にならなければできないのです。
2時間くらいの仮眠をとるつもりでしたが、周囲の騒がしさなどで全く寝られずでした。
寝られなくて、横になって休んでいただけでもよかったかな。
そして20時00分にゴールまでの残り103Km、再スタートしました。
それからも歩くことが多くて、なかなかの残りの距離が進みません。
二晩目になると眠気が襲ってきます。
その眠気や足と腰の痛みと闘いながら、少しでも前にと歩を進めました。
夜明けは島原市街地から眉山への普賢岳の山裾でした。
峠を越えると平成新山が目の前に見えます。

それから一旦下って、雲仙に登ります。
ここでも走ることができずすべて歩きました。

そして4日14時42分に、再び小浜温泉のゴールに戻ってきました。

再スタートまでの約2時間40分を含めての記録は46時間42分でした。
長い長い173Km+103Kmの276Kmでした。

この部門は2年に1回、一昨年は173Kmでリタイヤしたので、今回こそはとは思っていました。
それでも膝や腰の故障があって苦難の連続でしたが、何とかゴールまでたどり着けました。
自分でもよく頑張ったと思います。

もう少し詳しいことは後日に書こうと思っています。
とりあえずは、今回の結果です。

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