虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

妙見に喝

2012年06月25日 | ランニング

土曜日は久しぶりの甲子園巡礼。
試合開始は2時からのデーゲームなのに何故か集合は午前9時に阪急石橋駅とな?
今回はラン仲間Mちゃんが確保してくれた6枚のチケットでの観戦会。
ランナーが6人集まれば、「おまけ」にランが付いてくるのは当たり前のこと。
集合した虎ランナー7
名で石橋駅から西国街道を辿り伊丹から西宮へと約20キロの旅
途中、こちらに立ち寄って心を込めて必勝祈願をした。

        
             【タイガース御用達の広田神社】

「梅雨空のように湿った打線が今日こそ爆発して快勝いたしますように・・・。」と。
真剣に祈願すれば願いは通じるという事は先日の「七坂マラニック」で実証済みだ。
神様はまたもや真摯な願いを聞き入れてくださった!
暗雲を切り裂く弾丸ライナーを目の前に放り込んでくれたのは、私淑する金本さんだった!
田淵幸一の持つ記録に並んだ474号メモリアルアーチ。
ヒーローインタをライブで見たのはいつ以来だろう。
少し舌足らずな甘いお声が聖地にこだまする。
当意即妙のウィットに飛んだ受け答え。クレバーな脳は相変わらず健在だ。
右肩の故障を抱え守備に若干の不安を持ちつつもスタメンを任される責務。
成績が伴わないと厳しいバッシングを浴びるのも覚悟の上でのこと。
試練を真っ向から受け止めて、ここぞという場面でこうして結果を出されるのだから敬服!
見えない所でなされる努力がその強い精神力を支えているのだと思う。
晴れのお立ち台の影にいっぱいあったであろう金本さんの悔しさや辛さを思ったら泣けてきた。
座り込んでこっそり涙を拭っていたら・・・・。
     
不覚にもその姿を同行のW夫婦に激写されてしまった。
ここんとこずっと不甲斐ない末端アスリートも大いに奮起を促された試合観戦だった。
しかし、その後がいけない。
嬉しすぎて美酒を飲みすぎ・・・・。
大切な練習を控えた翌朝は二日酔いで最低の体調で迎えることとなる。
師匠のアーチの残像がなかったならば妙見山往復42キロ
の激練など消化しきれなかった事だろう。
こんな脆弱な精神のへっぽこアスリートを支えていただく為にも金本さんにはまだまだ現役で活躍していただかねば。