虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

恐怖体験

2012年06月11日 | ランニング

恐怖の抜歯本番日。
早朝5時から朝ランをさくっと済ませて臨戦態勢を整えた。
そして夕刻、歯科診察台の人となる。
大ヤブ先生様、どうか宜しくお願いいたしまする!縋る想い也。
第一関門は麻酔の注射。
痛みは経験値で折込済みだったが化膿しまくった歯茎へのそれは予想を上回わった!
既に前途多難だ。
麻酔が効いたことを確認した後、いよいよ本丸への工事がスタートだ。
ペンチらしきもの?で奥歯をぐいぐい引っ張る医師。
途端に耐えられない激痛が襲う。
うめき声を上げる患者の状況を見た医師は、即座に麻酔薬の増量キャンペーンを展開してくれた。仕切り直しで工事再開。
さらに力を込めてぐいぐいとやられるが・・・。ほどなく医師は恐怖のつぶやきを発する。
「これではあかんな・・・。」
席を外して何やら新しきアイテムを手に戻ってきたようだ。
「ようだ・・・。」と曖昧な表現をするのは恐怖飽和状態の患者が何も目にするまいと堅く目を閉じていたから。
故にそれがどんな凶器であったのか今もって不明である。
新アイテムでパワーアップした彼は、下顎が千切れんばかりにぐいぐい引っ張りはる。
「う~ん・・・・・・・」またまた不穏なむつぶやきを発する医師。
患者の脳裏に戦慄が走る。
医師の説明はこうであった。
「歯の根っこが平行に生えていなくて、片方の根っこだけが斜めに延びてます。普通では抜けないので歯をばらばらにして抜いていきますね。」
そうか、歯も性格同様ひん曲がっていたのね。
妙に納得して、もうどうにでもしてくれ~。と心の中で叫んだ。
次なる作業は分解作業だ。
ギュイ~~ン。歯科特有の金属音が響く。
長年連れ添ったマイ歯~が大音響の元でばらばらにされていく。
可哀想な私の歯よ・・・。
その後ペンチ引き抜き作業が数度にわたって施工され、生きた心地なしの数十分の格闘はやっとこさ終わった。
「はい。抜けましたよ。」の言葉は天使の囁きのようだった。
身も心もくたくた。
その夜は酒も運動も禁止されて、麻酔が切れてからの痛みと最後の苦闘を終えて・・・・。
永い永い抜歯工事は完了した。
大ヤブ先生ありがとうございました。
今後の治療も引き続き宜しくです。
その苗字に負けることなく歯科医としてご活躍されますことを心から願ってやみません。

一夜明けて翌日。
練習会でハーフの距離を汗だくになって頑張った。
打ち上げでしっかりとビール消毒をするためにっ!
痛みも和らいだ日曜日は・・・・。
近く立ち上げる
「大阪七阪スタンプラリー&プリンセストヨトミロケ地&谷町スウィーツ巡り」
なるマラニック企画の試走で15キロほど大阪市内を走り回る。
その日の夜は、姫二号がトマト鍋の美味しいお店に連れていってくれ、全快祝い代わりにご馳走してくれた。

        

おかげで完全復活。
来週日曜日のマラニックも楽しい内容になりそう。
時間あるなら是非ご参加くださいね~。