虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

泉州な人々。

2009年02月16日 | ランニング

大阪府で開催される唯一の公認フルマラソン市民レース、
「泉州国際マラソン」が好天の日曜日に開催された。
一昨年出場して自己記録を3分縮めたこの大会は私にとってもひと際思い入れ深い。
近場のレースでもあり毎年ラン仲間が大挙出場する。
中でも今年はどうしてもそのゴールを見届けたい仲間がいる。
このレースで2時間半を切って琵琶湖マラソンを目指す我がチームの期待の星、M君だ。
そのハイレベルな走りと歴史的瞬間をこの目で見届けたい!と、得意の応援ランに繰り出す事に。
スタート地点の浜寺公園から選手達は数箇所の迂回路を経由してゴールを目指すが、まっすぐにゴール会場へ向かう応援ランは距離にして20キロくらい。
皆にエールを送りまくった後、AM10時半。浜寺公園を後にする。
号砲は11時だが今回は何分高速ランナーの追っかけをしなければならない為早めの作戦開始だ。
行く道はかつてランナーだった頃(今は違うのか?)夢のように駆け抜けた同じ道。様々な記憶がフラッシュバックする。
この地点で擦れ違った仲間の事、この曲がり角で感じた事、この川を渡る時に思った事、この地点で目にした風景etc。
同じ道を颯爽と駆け抜けた2年前の出来事が走力も無残に落ちた今、走馬灯のように蘇る。
ワンウェイの広く走りやすいコース。途切れない沿道の応援。
随所で響くだんじり囃子。
       
今、こうして余裕の目で眺めるとこの大会は噂通り実に素晴らしい。
応援ランがスタートして15キロ。
選手の距離標識25キロ地点で早くもトップ選手に追い抜かれる。
遅れる事数分。
なんと我が息子@候補が3~4番手で颯爽と駈けてくるではないか!あまりの速さにシャッターチャンスも逃してしまったほど。
「Mくん、頑張れっ!」の掛け声に一瞬振り向いた後、ぐっと右足に力
を込めた。(ような気がした。)
その後必死の追っ駆け。31キロ地点にて4キロを迂回してきた彼等にやっとの事で追いつく。
凛々しいその後姿だけを辛うじてカメラに収めた。
     
そろそろ応援ラン20キロの旅も終了。
スカイブリッジの袂を定点応援地点として陣取る。
ここは魔のブリッジへの入り口(33キロ地点)と、魔のブリッジからの出口(40キロ地点)が重なる恐ろしいポイントなのだ。
続々と通過するラン仲間たち。
すでによれよれの状態で地獄へ突入する者あれば、余裕溢れてビクトリーロードへ突っ走る者あり。
応援の目は33キロと40キロ地点を目まぐるしく動く。
悲喜こもごもあれども、皆が皆、輝いて見える!
佇む事2時間余り。たくさんの感動を貰った。
とはいえ、やっぱりマラソンは参加してこそ。
走ってここ    を通過する感動に勝るものはないっ!


さてここで
tacocoが選ぶ本日のMVP!!
【年齢と反比例してまたまた自己新を打ち出したMさん!サブスリー目前。アラファイブの星!】

【「今日はファンランよ~。」と言いつつ自己記録を13分も更新。あっさり私の記録を抜き去ったMちゃん。ママさんランナーの星!】

【惜しくも2時間半切りはならなかったが堂々の総合6位。表彰台での晴れ姿のM君。Rラン期待の星!】
くしくも同じイニシャル「M」の3人へ。
今日の記事は君達へのトリビュートだよっ!!


来年は選手としてこの泉州路を駆け抜けよう!と決意!!
こんなのを

【打ち上げ風景】
より美味しく頂く為に・・・・。


って結局それかいっ?