「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

拡大小村ゼミ出陣式

2015-04-23 23:58:12 | 小村ゼミ
毎週木曜日はゼミの日。

4限には富士市防災危機管理課の4人の方にもご出席いただき、
5月16日(土)からスタートする富士市DIGセミナーについての説明。

新年度事業としてスタートさせる、毎月第3土曜日に富士市内で行うDIGセミナーには、
「出前講座に出席して冷汗をかけ」をテーマとしている小村ゼミゆえ、
ゼミ生にもしっかり出席してもらい、対人コミュニケーション能力を鍛えると共に、
しっかりとした「地域防災の物語」を物語れるようになってもらいたい、と思っている。

残念ながら、1、2年生の時、まともに活動をしてこなかった3年生もいるようで、
初めのうちはついていくのが精一杯かもしれない。
下級生にも開放しているゼミゆえ、1年生1人、2年生4人も参加している。
下級生の勢いに煽られるというのも、良い刺激(発奮材料)となるのでは?と思っている。

少し早めに切り上げて、そのまま恒例の(?)ゼミ出陣式へ。
4年生4人、3年生6人、2年生5人、1年生1人というメンバー。
お好み焼き+もんじゃ焼き+ソフトドリンクで2時間半、いろいろと議論する。

「先輩に学び後輩を育てる」ということ、言うのは簡単だが、実行することは本当に難しい。
しかも、上級生(やOB)がその気になってくれないと、かつ、教える中身がないと、
後輩の育てようもない。

中身のない一般論・抽象論では納得できない訳で、また納得してもらっては困る訳で、
「真実は細部に宿る」ならば、個別具体的なところまで噛み砕いて説明してくれるような、
そのような上級生でないと困るところだが、
有り難いことに、今の4年生とは1年生のうちからいろいろと付き合いを重ねてきて、
どこに出しても恥ずかしくないレベルに育ってきている。
彼ら新生小村ゼミ3期生にがんばってもらい、
そして彼らの背中を見つつ、下級生が育って行ってくれれば、と思う。

ゼミ担任が東北を踏破している最中も、自主運営のゼミをやってくれるということになった。
ゼミ担任のいない場ゆえ、思い切って先輩にも質問出来るだろう。
多分、ゼミ担任に代わって上級生が、いろいろな思いを語ってくれるだろう。
そんな段取りも出来た前期出陣式であった。

前期も本格始動となり、大学人としての話題ばかりが多くなってしまいました。
明日以降は現場の話を出来ると思います。
というので、少しは雰囲気の変わるであろう拙ブログ、
引き続きご愛顧いただければ幸いです。