TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Life after ACL ←大げさ

2002-08-17 11:05:31 | インポート
安静とまでいかないが、運動を制限し温シップを続けた結果、TABIの足はだいぶいいようだ。

別の獣医にセカンドオピニオンを求めようかとも考えた。
いつもの獣医が留守で、経験の浅い新しい獣医の診断に疑問を持ったからだ。
しかし、受傷後10日を経過した今、あわてて騒ぐより安静にして様子をみたほうが
いいと思った。それに、診察そのものが激痛である。TABIは実に我慢強い犬だが、
涙目になって診察の痛みに耐えているのを見たら、もう今はそっとしておいてやろう
という気になった。

今現在出血しているとか、全く歩行困難というのなら、TABIをおぶっても救急病院へ連れて行くだろう。しかし腫れも一段落し、上り坂以外なら普通に歩ける。

ACLを経験した2頭のシェパードの例がある。2頭とも災害救助犬だ。怪我が多い仕事だ。
1頭は軽い損傷だったので、手術をせず徹底した安静とリハビリで治し、救助に復帰
できるまでになった。もう1頭は重く、手術をしたが救助は退役を余儀なくされ、
こんど損傷を受けたら足は切断、と宣言されているという。

つまり、損傷具合によっては治療法も予後も全く違ってくる。
ただこれは人間の場合もそうだが、診断も治療もACLに詳しい、スポーツ医学・獣医学
の専門家にまかせた方がいいようだ。
TABIもいずれそういった専門家のもとへ連れて行こうと思う。

今回の件ではいろいろな方からお見舞いや情報をいただいた。
本当にうれしかったです。どうもありがとう。