TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

anterior cruciate ligamentか?

2002-08-14 06:55:47 | インポート
夕方、夫と一緒にTABIを獣医へ連れて行く。

いつもの先生は夏季休暇中で、新しく入った若い女性のDr.Keizerが診てくれた。
まず、寝かせたTABIの右後ろ足をパッドから念入りに調べる。
私が懸念していた膝蓋骨は、脱臼していなかった。股関節もしっかりしている。
となると原因と症状から可能性があるのは、ACL(anterior cruciate ligament rupture...前十字靭帯損傷)だ。

これは人間でもプロのスポーツ選手がよくやるし、犬にもよく起こる。
ジャンプの着地に失敗したり、急に方向転換して膝をひねったりして膝関節に異常
なストレスがかかった時に起こり、激痛・関節内出血・腫れが生じる。
ほうっておいても10日ほどで症状が消えることもあるが、これがもとで将来関節炎
になったり膝が抜けやすくなったりするらしい。
ACLと診断されたら、手術しかない。

脛骨を引っ張って動き具合を調べることで、靭帯が損傷しているかを調べる。
しかし、TABIはスポーツドッグであり非常に筋肉の発達が良いので、強い力で
引っ張り戻してしまい、損傷しているかどうか微妙な線だという。

とりあえず安静にして様子を見、症状が軽快しないようであればさらに精密な検査
をすることになった。

TABI本犬は、大好きな病院に来てウキウキしているが、私は心配だ。
夫はもともと、「わざわざ獣医に見せなくても」とブーブー文句を言ってたし、
だいたい彼は「ペットはペット。重い怪我や病気になったら獣医の元で安楽死
させるのが一番簡単」と信じているタイプだ。お気楽でうらやましい。

今日だって、私がネットでACLの治療情報を懸命に検索している横で、彼は自分の
コンピュータでゲームをしたり、ポルノサイトにアクセスしてウハウハしていた。
男ってのは全く…