TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

負け戦

2002-08-07 11:26:14 | インポート
書斎の窓からふと外を見ると、例の猫がうちの花壇に侵入しようとしていた。

ガラ!と窓を開けたら、猫はギクっとした顔をして固まった。
急いでサンダルはいて外へ。猫はフェンスをくぐってバックヤードへ逃げた。
TABIをしたがえ、ホースを持って猫を追った。水をかけて退散させるためだ。

しかし、猫は素早く裏のフェンス寄りに逃げ込んだ。
そこまではホースが届かない。う?くやしい!
私は、そばにあった大型スコップをかついで猫を追った。猫は、雑草の茂みに
身を隠してこちらを凝視している。

「TABI、いけ!」とけしかけると、なんとこいつは尻尾をぶんぶん振って
うれしそうに近づいていくではないか。「遊ぼうよ♪」と言ってるわけ。
違うよ、追っ払うんだよ!猫は体をかたくし、「フー」と威嚇。
TABIは、耳をたらして私のもとへ逃げ込む。もおお役立たずめ!

私は猫をにらみつつ、じりじりと近寄った。
「二度とうちに来るんじゃないよ!」と怒鳴りながら、スコップを振り下ろした。
猫は瞬時に身をかわして、フェンスをくぐって裏の道路へ。
私は足元にあったレモン大の石をつかみ、フェンスに飛びつきざま猫に向かって
投げつけた。石は、猫から50cmほどの場所へ落ちた。
もうちょっとだったのに!ここのところの体調不良で、ジーパンがブカブカに
なるほどやせてしまい、コントロールが鈍っている。くやしい!

この件で猫が学習したことは、「あの家には腰抜け犬と、間抜けな人間の女が
いる。ちょろい」ということだ。う?ちっくしょー。こっちの負けだ。
こりゃあ友達からジャック・ラッセル借りてこなきゃダメか!


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