たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

3本鎖DNA

2020-04-05 09:22:45 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.73 *****

茅の輪くぐりの元となった「蘇民将来」の物語は、

「門」や「柱」をキーワードとする、

イスラエルの「過越しの祭り」

との関連が噂される逸話です。

恐らく、茅の輪くぐりとは、

仔羊の血を塗った「血の門」を

くぐることと同意義であり、

大神神社の「三ツ鳥居」も、これらの風習を

念頭に置いて造られた可能性もあるのでしょう。

 

恐らく、「門」の下を交差しながら

三回通り抜けられるよう、

あのような不可解な形の鳥居が考案され、

最後にその門扉を閉ざして、「災厄」が

通り過ぎるのを待ったとも想像されるのですね。

 

ちなみに、ワラ束を3本撚り合わせて造る

しめ縄は、「DNAのらせん構造を示す」

という説があるのをご存知でしょうか……。

 

一般的に、遺伝子は「二重らせん構造」

と言われておりますが、近年「3本鎖DNA」

の存在が明らかになってきていると聞きますし、

もしかすると、「しめ縄がつけられた

門(輪)をらせんを描いて通り抜ける」

という日本ならではの風習は、

「遺伝子の修復作用」を促す神事なのかもしれません。