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2011年10月05日
明日から始まる小沢一郎裁判の公判について、またぞろメディアは
これを大きく報じ、小沢たたきを繰り返すことだろう。
その前に書いて置く。
今日発売の週刊実話の10月20日号で経済アナリストの森永卓郎が
次のように書いている。
「・・・これで(秘書三人の有罪判決で)、小沢一郎という偉大な
政治家が葬り去られたことは確実だろう。その結果、何が起こるのか
は明確だ。
小沢氏の主張する改革は三大権力と戦うことだった。アメリカ、官僚、
財界の三つだ。民主党が政権を獲り、小沢氏は三大権力との戦いを始めた。
それが普天間基地の辺野古移転であり、天下り禁止などの公務員制度改革
であり、租税特別措置の原則廃止といった大企業優遇策の撤廃だった。
その小沢氏が落日を迎えたということは、そうした政策が今後行なわ
れる可能性がなくなったということだ。アメリカ隷従、官僚隷従、財界
隷従の政策が次々に繰り出された自民党政権時代の政治に逆戻りするのだ。
そしてその動きはすでに始まっていると言うべきだ。野田内閣の政策が
まさにその政策だ・・・」
これは私がこれまで目にした小沢支持論の中でも最強の小沢一郎への
応援歌である。
森永卓郎氏が言う三大権力にメディアを付加えて四大権力と呼んでも
いいだろう。
小沢一郎支持者が小沢一郎に期待しているのはまさしくこれら四大権力、
支配体制に対抗して、国民のための政治を実現することだ。
私もそれれを小沢に期待する一人だ。
そうであれば小沢一郎のとるべき道は唯一つだ。
この期待に応えることだ。自ら立ち上がることだ。
明確に四大権力と戦うと宣言し、それに賛同する政治家を糾合することだ。
今の小沢一郎にとってこれしかない。
そうすればたとえ少数であろうとも、如何なる批判をされようとも、たとえ
有罪に陥れられても、小沢支持者はついていく。しかも半端ではなく、熱烈
な思いを持って。
問題は小沢一郎という政治家が、果たして森永卓郎氏の応援歌に呼応するのか、
できるのか、ということである。
小沢一郎が追い込まれているのは、決して「金と政治」の問題ではない。
4大権力に敢然と挑戦する覚悟と器量があるか、それを国民に見せることが
できるかである・・・
この続きは今日の「天木直人のメールマガジン」で。
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