教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

幻のショーカーを復刻、その全てを記した1冊…トヨタパブリカスポーツ

2023年08月03日 09時18分56秒 | モータースポーツ
 
 

幻のショーカーを復刻、その全てを記した1冊…トヨタパブリカスポーツ

トヨタ・パブリカスポーツ
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  • 想いの復元 パブリカスポーツ

『想いの復元 パブリカスポーツ』
トヨタスポーツ800の源流
著者:諸星和夫 (元トヨタ自動車デザイン部)
発行:三樹書房
定価:3850円
ISBN978-4-89522-791-9

トヨタ『スポーツ800』の源流となった『パブリカスポーツ』。幻のショーカーと呼ばれるこのモデルの復刻プロジェクトが行われた。その全貌を語る1冊が本書である。

 

多くのファンによって、今なお愛好されるトヨタスポーツ800。その原点となった幻のショーカーを完全復元するため、当時のトヨタのメンバーや有志を中心に、役立つ記録をかき集め、開発に携わった先輩たちを訪ね歩き、いまは亡き設計者の意図を探り、試行錯誤を重ねて作業を実施。そのプロジェクトの様子を克明に記した、唯一の書籍が刊行された。

パブリカスポーツ(レプリカ)パブリカスポーツ(レプリカ)

1962年の第9回全日本自動車ショーに展示されたパブリカスポーツは、多くの来場者の注目を浴びた。その理由は空力に特化したスタイルやキャノピーにあり、まさに航空機もかくやというデザインだ。実モデルは消滅してしまったが、そのスタイルに魅せられた男たちにより、その復元が行われた。実際に開発に関わった人たちを尋ね、資料を収集するなどで、1/5スケールにたどり着き、そこから、フルスケールモデルまで作成。

本書は幻となったパブリカスポーツの復元とともに、なぜこのモデルが生まれたのか。また関係する資料やスポーツ800との関係性などを克明に記した貴重な1冊である。

想いの復元 パブリカスポーツ想いの復元 パブリカスポーツ
 
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なお本書は、『想いの復元 パブリカスポーツ』(2015年10月25日初版発行)の内容はそのままに、カバーデザインを一新して刊行する新装版である。

《内田俊一》
内田俊一

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

 

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トヨタ2000GTの試作第1号車には「3連ワイパー」が採用されていた!【TOYOTA 2000GT物語 Vol.31】

2023年08月02日 10時10分59秒 | モータースポーツ


トヨタ2000GTの試作第1号車には「3連ワイパー」が採用されていた!【TOYOTA 2000GT物語 Vol.31】

雨天の高速走行では、サスペンションのセッティングやタイヤのグリップよりも視界の確保が最優先。ワイパーの性能が良くなければ安心して雨の走行ができないからだ。フロントウインドウが大きく湾曲した2000GTは、ワイパーの開発にもさまざまな苦労が伴った。
REPORT:COOLARTS

通常とは異なるワイパーの配置に注目

右ハンドルにもかかわらず、ワイパーの取り付けが左ハンドル仕様のように見えるTOYOTA 2000GT。

高速で長距離を走るGTは、ときには雨などの悪天候の中でも走らなくてはならない。また、レースに関しても豪雨や濃霧でもない限り「雨天中止」ということにはならない。

雨天の高速走行において、サスペンションのセッティングやタイヤのグリップよりも視界の確保が最優先。つまり、ワイパーの性能が良くなければ安心して雨の走行ができないというわけだ。

TOYOTA 2000GTのフロントウィンドゥは、当時の国産車としてはかなり湾曲していた。これに合致したワイパーの払拭面積を確保することと、ワイパーを動かす機構の取り回しに開発チームは非常に苦労したという。

1965年8月に完成した試作1号車のワイパーは、国産乗用車では珍しい3連式になっていた。払拭面積を確保しながら、1本あたりの駆動抵抗を狙ったものと考えられる。その後、再設計し、試作2号車以降は2本ワイパーに改められた。

TOYOTA 2000GTのフロントウィンドゥ両端はフロントピラーまで回り込んでいるので、通常のワイパーの取り付けでは払拭面積が確保できない。そのため、ワイパーの軸の位置は独特な配置をされている。通常、右間ドル者の2本ワイパーの軸はフロントウィンドゥの右端付近と、フロントウィンドゥのセンターの位置にあるのが一般的だ。

その動きは運転席から見て左方向から起き上がって折り返し、ほぼ90度の動きになる。ところが、TOYOTA 2000GTのワイパーの軸は、運転席と助手席のほぼ正面にある。そのため、右方向から起き上がったワイパーは、ドライバーの目の前で2つの扇形を描いて折り返す。

TOYOTA 2000GTの写真を見ると、右ハンドルであっても、左ハンドル車のワイパーのように見えるのはそのためだ。ちなみに、左ハンドル仕様のTOYOTA 2000GTのワイパーは、右ハンドル仕様と反対の位置になっている。

高速で浮き上がらないワイヤー式アームブレードを開発

自動車のワイパーは、高速なればなるほどワイパーブレードがガラス面から浮き上がる現象に悩まされる。一般の乗用車では130km/h付近からこの現象が見られるが、常用速度域ではないので問題視されない。ところがレース参戦を前提に設計・開発されたTOYOTA 2000GTでは超高速の雨天走行でもワイパーが浮き上がらずに、クリアな視界を確保できることが要求される。

開発チームは、1966年5月の第3回日本グランプリ参戦を機に高速でも浮き上がらないワイパーの開発に着手した。その結果、ワイヤー式アームブレードが完成し、180km/hまで浮き上がりを防止することに成功した。細いワイヤーを組み合わせたアームで風の抵抗を極力減らすという発想だった。

ワイヤー式アームブレードは、同年10月のスピードトライアルに投入され、台風28号の影響を受けた豪雨の中、タイムを落とさずに走行。この時の走行速度は250km/h前後に達し、ワイヤー式アームブレードの性能を実戦で証明できたというわけだ。ワイパーという何気ないパーツにも、新しい道を切り拓くアイデアが込められていたのだ。

試作第1号車のフロンとウインドゥをよく見ると、助手席側に短い“第3のアームブレード”があることがわかる。

 

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こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 世界最小のスーパーカーとして歴史に名を刻んだAZ-1

2023年07月17日 14時25分20秒 | モータースポーツ
 

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 世界最小のスーパーカーとして歴史に名を刻んだAZ-1

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 世界最小のスーパーカーとして歴史に名を刻んだAZ-1

 これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。

 当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、オートザム AZ-1について紹介していこう。

文/フォッケウルフ、写真/マツダ

■バブル景気が生み出したドリームカー

 1989年に行われた第28回東京モーターショーは、当時のフランクフルトやパリと並ぶインターナショナルショーとしての体裁が整ったモーターショーとして多くの人の記憶に刻まれている。

 晴海から幕張メッセへと移転して展示規模が大幅に拡大された会場には300社以上のメーカーと800台を超える車両が集い、見どころ盛りだくさんだったわけだが、そこにマツダは「オートザム AZ550スポーツ タイプA、B、 C」と名付けた軽自動車規格のスポーツカーを展示していた。

 タイプA、B、Cと銘打つ通り、出展されていたのは3台。リトラクタブルヘッドライトとガルウィングドアを持つタイプA。丸みのある個性的なクーペフォルムを特徴とするタイプB。そして、グループCカーのイメージをそのまま表現したタイプC。いずれも3気筒エンジンをミッドシップ配置として後輪を駆動するなど基本となるメカニズムを共通としたモジュラータイプのスポーツカーだった。

第28回モーターショーに「オートザム AZ550スポーツ タイプA、B、C」として3車種が出展され、“身近なスーパーカー”として注目を集めた
第28回モーターショーに「オートザム AZ550スポーツ タイプA、B、C」として3車種が出展され、“身近なスーパーカー”として注目を集めた

 そしてモーターショーから3年後の1992年、オートザム AZ550スポーツは「オートザム AZ-1」と名付けられ、参考出品だったショーカーの姿をほぼ踏襲して市販化される。

 地を這うような低さ、上下に開くガルウィングドアを採用した斬新なスタイル、アウターパネルをオールプラスチック製とした軽量ボディなどによってAZ-1は軽自動車ながら「世界最小のスーパーカー」と称された。

次ページは : ■小さくても走りのパフォーマンスは本格派

 

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『クルマはトモダチ』憧れのポルシェ ケイマン<前編>…山田弘樹連載コラム

2023年07月04日 19時23分24秒 | モータースポーツ

『クルマはトモダチ』憧れのポルシェ ケイマン<前編>…山田弘樹連載コラム

 
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  • <ケイマン GT4 RS>次期型が電動化されるという点を踏まえると、GT3由来のエンジンとトランスミッションを搭載して、ガソリン時代の718ケイマンとしては最終進化を果たしたと言える718ケイマン GT4 RS。「もはやレーシングカーの領域に踏み込んだ」と絶賛されるといわれるその進化については……以下次号(笑)。

みなさんゴキゲンよう!
さて今回は、満を持して、「ポルシェ ケイマン GT4 RS」について書きたいと思います。

私がケイマンGT4 RSに試乗したのは、2022年の10月のこと。かなり前の話なのですが、このスポーツカーに関しては、どうしても時間を掛けて、自分のなかでじっくりと消化したかったのです。

ちなみに当時の試乗記はwebCGに寄稿しているので、お時間があれば読んでみてください。

ところでケイマンというスポーツカーですが、それはひとことでいうと、私のような庶民派のクルマバカにとっては、常に憧れの存在でした。
初代モデルとなる987型のデビューは2005年と、もう20年近く前の話。当時はオープンモデルである「ボクスター」から派生した、お洒落クーペという立ち位置でした。

ちなみに日本で最初に発売されたのは3.4リッターの「S」で、その価格は777万円。そして2006年に、遅れて2.7リッターのベースグレード(5MT・633万円)が発売されました。
同時期のボクスターは2.7リッターのベースモデルが579万円(5MT)、911(Type997)のカレラは、1082万円(5MT)でした。
ただポルシェって新車だと装備がミニマムで、“素”のまま買うことはほぼないんですけどね。

ともあれ。
そんなケイマンに、当時のクルマ好きは、萌えに萌えたと思います。そして各メーカーの開発陣も、萌え萌えした(笑)。ケイマンを、こぞってミドルスポーツカーのベンチマークとしたんですね。

その理由こそケイマンが、“ポルシェの水平対向6気筒”をミッドマウントしたスポーツカーだったからです。言ってみればそれは、私たちにとって「小さなスーパーカー」であり、「小さなレーシングカー」でした。
そして頑張れば手が届きそうな……自分はいくらがんばっても買えなかったけれど、「いつかはケイマン!」と、憧れられる存在になったのです。

ただリクツで考えるとこの水平対向エンジンって、実はミッドシップユニットの最適解ではないんですよね。

全長がコンパクトで、ほぼシンメトリー。かつ低重心とされる水平対向エンジンですが、排気管が真下に突き出る分だけ、実は側方排気できるV型エンジンよりも搭載位置が高くなるんです。
でもって無理してこれを下げようとすると、排気管が平べったくなる。またロードクリアランスも少ないから、等長配管にもしずらい。

それとケイマンは911とは違ってセミ・ドライサンプ方式ですから、オイルパンがあります。仮に排気管をペッタンコにしても、重心(クランクセンター)は下がらないでしょう。

  • ケイマン/ボクスターで比べると、私はボディ剛性に劣るはずのボクスターの方が、乗りやすく気持ち良いと感じます。それはオープンボディに対して、足周りを硬めすぎずクルマ全体で剛性をバランスさせているから。写真は現行719ボクスターですが、エンジンは先代981型の後期・直噴エンジンが好きでした。環境性能による規制がまだ緩かったこともあるのでしょうが、自然吸気の2.7リッターでも十分刺激的だった。

それでもケイマンは、十分に魅力的でした。
そもそも6気筒エンジンを縦型配置する量産型ミドシップスポーツカーなんて、この価格帯ではなかなか成立しないんです。
フェラーリ296GTBがV6ツインターボを縦置き搭載していますが、あれは環境性能を見越しての選択だし、3000万円級の超高級車。市場的には「本格ミドシップ=高級スポーツカー」ですから、V8以上が当たり前。V6のスーパーカーなんて、需要がないワケです。

でも、だからこそ、ボクスターは尊い。
私的にはアマチュアが操りきれる、ギリギリかつ最高のパッケージングだと思っています。
そしてポルシェはこれを、ボクスターベースのお洒落クーペを作ることで、しれーっとやってのけてくれた。そして世界中的にはごく少数の走り屋たちに、夢を与えてくれた。私はそう思っています。

エンジンを縦型でミッドシップするには縦型トランスミッションが必要で、普通ならV6エンジン車の価格帯では、実現するのが難しい。
たとえば日産はV6エンジンと縦置きトランスミッションを持っていますが、いざ作っても売れる保証なんてないし、クルマ作りの経験も必要です。もしこれが簡単にできるようなら、MID4作ってるんじゃないかな?

ともあれポルシェがこうした難題を割とサクッと解決した背景には、これまでのレースで培った経験と、911のパーツを共用できるという強みがあるのだと思います。

また市販車は、レーシングカーではありません。物理的なロジックが完璧じゃなくても、最終的に動的バランスが整えば、高い評価を得ることができます。アルピーヌA110などは、その好例です。

  • <アルピーヌA110>メガーヌRSの1.8L直列4気筒ターボを、横置きミッションごとミッドシップしたアルピーヌA110(写真はS)。重心の高さ的には絶対不利なこのレイアウトを、そのシャシーワークと空力性能で見事にバランスさせたアルピーヌ・カーズの手腕は本当に見事。それって、リアエンジンのハンディを克服し続ける911と同じです。

そしてケイマンも、初代987型は怖いくらいキレッキレのミドシップスポーツカーでした。初めて筑波を走ったときは、その動きがあまりにシャープで、「これが本物のミドシップかッ!」と驚いたものです。
体感的にはヨーモーメントが発生するZ軸が、車両の中心に真上から、ブスッ! と刺さっている感じ。本当にコマのように、クルッとコーナリングしたんです。

ただそのキレッキレ具合には、クルマ的な問題も影響していました。特に旋回能力の高さに対して、リアサスの支持剛性が足りなかった。大きな荷重が掛かるコーナーでリアが滑り出すと、ものすごく怖かった。
そしてこの印象は、2代目の918ケイマン GT4まで大きく変わりませんでした。

ケイマンは911の弟分という性格上、色んな部分の作り込みを、“敢えて”911ほど攻めていません。エンジンパワーが常に1段下げられているのもそうですが、特にリアサスは、未だにストラットです。
構造的には、マルチリンク化できるはず。それをしないのは、「911を超えてしまう」からだと言われています。

また2シーターなのにホイルベースを、歴代911より長く取っているのも特徴的です。そこには室内空間の確保や重量配分の適正化と同時に、より幅広いユーザー層が乗れるミッドシップを作るという意味も込められている気がします。

  • <718ケイマン>2016年に現行型へスイッチした718ケイマンは、リアサブフレームの剛性向上よりも、水平対向4気筒ターボを搭載したことの方が話題になりましたね。そして結局GTSグレードやGT4は、自然吸気の4.0L水平対向6気筒を再び積んだわけですが。ポルシェも環境性能対策を頑張ったんだけど、やっぱり自然吸気の6気筒は偉大だった。

つまりケイマンというスポーツカーは、私たちクルマバカが思い描くほど、「レーシングなポルシェ」ではなかった。
718ケイマンではリアサブフレームの剛性を大幅に強化するなどして、かなりその挙動も安定したのですが、結局ポルシェは最後まで、このスポーツカーにストラットサスしか与えませんでした。

だからこそ、私は718ケイマン GT4RSが登場したとき、「とうとう来たか!?」と思いました。リアサスはマルチリンクになってなかったけれど、そのスペックを見て期待しました。
初代NSXがラグジュアリーカーと呼ばれていたときに、ホンダはType-Rを登場させてクルマ好きたちにカウンターパンチを浴びせました。正直そこまでの衝撃は感じなかったのですが、ケイマンが遂に本気になったのかと思ったのです。

あぁ……すっかり長くなって、肝心なところまで、行き着けなかった(汗。でもこれは、ケイマン GT4 RSを語る上で、どうしても書いておきたかったことなのでご容赦ください。
というわけで、次号に続きます!

「ケイマン」の由来

ポルシェのケイマン(Cayman)の名前の由来は、中南米の国に生息するワニ(Caiman)からきているようです。
中南米のワニは俊敏性があり、そのスピードや素早さを由来にしたとのこと

  • 好きついでに言うと981型は、3.8ユニット(375PS)を搭載した二代目ボクスター・スパイダーがこのシリーズの究極であり憧れでした。弾けるエンジンを6MTで走らせると、流しているだけでも幸せな気持ちになれた。シャシーも攻めすぎずフラットで、そのバランスが恐ろしくよかった。

山田弘樹

自動車雑誌の編集に携わり、2007年よりフリーランスに転身。LOTUS CUPや、スーパー耐久にもスポット参戦するなど、走れるモータージャーナリスト。自称「プロのクルマ好き」として、普段の原稿で書けない本音を綴るコラム。

 
 

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トヨタが水素エンジンのレーシングカーを発表、「ルマン24時間」参戦見据え

2023年06月17日 17時05分36秒 | モータースポーツ
ニュース

トヨタが水素エンジンのレーシングカーを発表、「ルマン24時間」参戦見据え

木暮 早希
 
日経クロステック/日経Automotive

🌁

 

 トヨタ自動車は2023年6月9日、「ルマン24時間レース」において水素エンジンを搭載するコンセプト車「GR H2 Racing Concept」を発表した。水素エンジンを使用したハイブリッドシステムのパワートレーンで、将来のルマン参戦を見据えている。

「GR H2 Racing Concept」
「GR H2 Racing Concept」
全長は5100mm、全幅は2050mm。(写真:トヨタ)
[画像のクリックで拡大表示]

 トヨタ会長の豊田章男氏は会見で、「モータースポーツのレースでのパフォーマンスや興奮を犠牲にすることなくカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)の実現を目指している」と述べた。トヨタは2021年から、モータースポーツという過酷な環境下で水素エンジン技術を鍛えてきた。水素エンジンカローラは、日本の「スーパー耐久シリーズ」の他、2022年にはタイで開催の「IDEMITSU 1500 SUPER ENDURANCE 2022」に参戦した。

 ルマン24時間レースはフランス西部自動車クラブ(ACO) が主催し、フランスのル・マン近郊で行われる24時間の耐久レース。2026年からトップカテゴリーにおいて水素エンジン車と燃料電池車の参戦を認める。2023年5月27日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催した「スーパー耐久シリーズ2023」の記者会見でACO会長のPierre Fillon(ピエール・フィヨン)氏が公式に発表していた。

富士スピードウェイで会見に臨むピエール・フィヨン氏
富士スピードウェイで会見に臨むピエール・フィヨン氏
「トップカテゴリーで争う全ての車を水素活用車とすることを目指す」と述べた。(写真:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]
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最大規模の竜巻? 新型ハイパーカー 『F5』、1817馬力で最高速500km/h以上…24台が完売 | レスポンス(Response.jp)

2022年04月24日 10時31分15秒 | モータースポーツ
2021/08/23 — 米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は8月19日、新型ハイパーカーのヘネシー『ヴェノム F5』(Hennessey Venom F5)が完売した、と ...
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"トヨタ社長「雇用と技術守る」“水素”でレース挑戦(2021年5月24日)" を

2021年05月28日 16時51分36秒 | モータースポーツ

https://youtu.be/MtobTHRrOOI

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シトロエンがWRC撤退 オジェ、トヨタ加入か―自動車

2019年11月21日 19時36分04秒 | モータースポーツ

 

2019年11月21日12時

自動車の世界ラリー選手権(WRC)に参戦してきたシトロエン(フランス)は21日までに、今季限りでWRCから撤退することを発表した。昨季まで総合6連覇のセバスチャン・オジェ(フランス)が移籍を決断したことで、来年は一線級のドライバーが確保できなくなったことに伴う決定。オジェはシトロエンに復帰した今季の年間順位は3位だった。</p>

 今季、総合優勝したオット・タナク(エストニア)はトヨタから現代への移籍が決定済み。タナクに代わり、WRC通算47勝のオジェがトヨタに加入する可能性が高まっている。 (時事通信)

セバスチャン・オジェ(フランス)氏のトヨタへの移籍で、これからの世界ラリーは、トヨタ旋風が席巻する時代になるのでは有りませんか。

ヤリスで夢達成 世界ラリー年間総合優勝のトヨタ会

千葉卓朗 2019年11月21日11時02

 自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)で年間総合優勝したトヨタ自動車チームのドライバーらが20日、記者会見を開き、今季の戦いを振り返った。WRCは来年11月、愛知県岐阜県で日本大会が開催される。

 トヨタは1973年~99年にWRCに参戦したが、F1に注力するために撤退。リーマン・ショック後の2009年にはF1からも撤退した。しかし17年、「『もっと良い車づくり』のど真ん中にモータースポーツを位置づける」(豊田章男社長)として、18年ぶりにWRCに復帰した。

 トヨタは、小型車ヤリス(日本名ヴィッツ)の改造車で参戦。復帰2年目の昨季は、チーム部門で年間総合優勝。今季は、所属するオット・タナク選手=エストニア=がドライバー部門で、タナク選手の車両に同乗したマルティン・ヤルヴェオヤ選手=同=がコ・ドライバー部門で年間総合優勝し、2冠をかざった。

 

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トヨタ社長、親子でレース初参戦 筑波サーキット、マツダ協賛

2019年09月08日 11時04分13秒 | モータースポーツ

トヨタ社長、親子でレース初参戦 筑波サーキット、マツダ協賛

握手を交わすトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とマツダの丸本明社長=7日午後、茨城県下妻市の筑波サーキット

(共同通信)

 『トヨタ自動車の豊田章男社長は日、茨城県下妻市の筑波サーキットで開かれた、マツダが特別協賛する自動車レースに初めて参戦した。豊田氏は記者団に、資本提携を結んでいるマツダの丸本明社長から参加の誘いがあり「光栄で、喜んで引き受けた」と話した。レースには自動運転開発を手掛けるトヨタ子会社に在籍する息子の大輔氏も参加しチームを組んだ。

 豊田氏は、自らハンドルを握って各種レースに参加するドライバーとして知られる。今回は、自動車雑誌などのメディアがチームを組み、マツダのオープンカー「ロードスター」に乗って競う4時間耐久レースだった。』

 

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、数々のレース参加し自動車の開発に役立たておられるのだと思います。国際的なレースに『強いレースのトヨタ時代』の到来間近と思います。

 

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「最古のポルシェ」売れず 米競売、最低価格に届かず?

2019年08月19日 19時41分08秒 | モータースポーツ

「最古のポルシェ」売れず 米競売、最低価格に届かず?

共同通信2019年08月19日08時07分

「最古のポルシェ」売れず 米競売、最低価格に届かず?

 

 【ニューヨーク共同】ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェの名前が車体に記された最も古いモデルが米西部カリフォルニア州モントレーで17日に競売に掛けられたが、売買の合意に至らなかった。米メディアが18日、伝えた。

 競売では最高1700万ドル(約18億円)の申し出があったが、CNN電子版は、事前に定められた最低価格に届かなかったもようだと伝えた。競売を実施した大手サザビーズは落札価格を2千万ドルと予想していた。

 この車はナチス・ドイツの1939〜40年に3台だけ製造された「タイプ64」。

 

Porscheにしては、stスタイルが野暮ったく悪すぎます

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時代を先取りしすぎて鳴かず飛ばず! 今なら売れそうな国産車9選[写真5]

2019年08月17日 17時26分57秒 | モータースポーツ

時代を先取りしすぎて鳴かず飛ばず! 今なら売れそうな国産車9選[写真5]

  • 今なら売れそうなクルマ
  • 今なら売れそうなクルマ
  • 今なら売れそうなクルマ
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  • 今なら売れそうなクルマ

新たな趣向を凝らしたデザインが多数存在していた 早すぎた天才や芸術家など、どんなジャンルにも時代や流行を先取りしすぎた存在というのはある。クルマでも同様で、時代やユーザーの意識&好みが付いてこなかった例について見てみるこ...

2019/08/14 11:40 WEB CARTOP』
ジェット戦闘機のように風防が、開くドア、メッサーシュミット三輪自動車が止まっているのを子供の頃見たことを思い出しました。
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新しい「スカイライン」を発表 国内初の機能を搭載

2019年07月16日 15時45分23秒 | モータースポーツ

玉鷲vs白鵬ほか 大相撲名古屋場所

 

新しい「スカイライン」を発表 国内初の機能を搭載

発表された日産自動車の新型「スカイライン」=2019年7月16日午前10時3分、横浜市西区、江口和貴撮影

(朝日新聞)

 『日産自動車は16日、高級セダン「スカイライン」を一部改良して発表した。ハイブリッド車(HV)には、高速道路上でハンドルから手を放した状態で運転できる機能を国内メーカーで初めて搭載。5年ぶりに日産のエンブレム(マーク)も復活させた。9月に発売する。

 スカイラインは、1957年に初代が発売された、同社で最も歴史の古い車種で、現行のモデルは13代目にあたる。

 手放し運転ができるのは、高速道路上での同一車線。速度を設定して走り続ければ、ハンドルやアクセル、ブレーキ操作を自動で行う。車内の赤外線カメラでドライバーが前方を注視していることが確認されれば、ハンドルから手を放した状態でも走り続ける。運転手が前から目をそらし続けたり、目を閉じていたりすると、警報音が鳴る。目線が戻らないと緊急停止する。

 また、設定速度で走行中に前方に車を検知して追いつきそうになった場合や、カーナビで設定した目的地にたどり着くのに高速道路で分岐する必要がある場合は、車線変更を車内のモニター上で提案する。車線を変える場合、ドライバーはハンドルを握ったうえで手元のスイッチを押すだけで、車線を変えられる。

 詳細なデジタル地図を使ったカーナビや、高機能なセンサーと連動させることで実現したという。こうした機能をあわせ持つ車は世界初だとしている。』

今に全自動安全運転装置のついたスカイラインGT-Rが、登場するのでは有りませんか。
 
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レッドブルF1が東京の公道を走行へ。F1開幕直前の3月9日、レッドブル&ホンダのイベント開催が決定

2019年02月22日 10時51分22秒 | モータースポーツ

2019/02/22 00:03motorsport.com 日本版

レッドブルF1が東京の公道を走行へ。F1開幕直前の3月9日、レッドブル&ホンダのイベント開催が決定(motorsport.com 日本版)
 3月9日(土)にホンダウエルカムプラザ青山で「2019 Honda F1 キックオフミーティング」、明治神宮外苑いちょう並木で「Red Bull Showrun Tokyo」が開催されることになった。この日の東京は、翌週に控えたF1開幕戦オーストラリアGPに向け、一気に盛り上がりを見せていくこととなる。

 ホンダは今季から、レッドブルとトロロッソにパワーユニットを供給することになった。ホンダと、レッドブル・グループによる、強力タッグの幕開けである。

 そのちょうど1週間前となる3月9日(土)、東京でふたつのF1イベントが実施されることになった。

 ひとつは、ホンダウエルカムプラザで12:30から行われる「2019 Honda F1 キックオフミーティング」だ。このイベントには、。このイベントには、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソの全ドライバーとチーム代表、そしてレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ、さらにはホンダの山本雅史モータースポーツ部部長と田辺豊治F1テクニカルディレクターが出席。いよいよ幕を開ける2019年シーズンに向けた意気込みを語る。

 このイベントには、抽選でファン200名を招待。また当日先着400名も会場に入場することができるという。抽選のエントリーは、ホンダの特設サイトで受け付ける。また当イベントと、その直前に行われる記者会見(10:30〜)はYouTube等でもライブ配信が行われるという。

 この「2019 Honda F1 キックオフミーティング」終了後14:00からは、場所を明治神宮外苑いちょう並木に変え、「Red Bull Show Run Tokyo」が開催。マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーがF1マシンに乗り込み、2台のマシンでデモランを披露する。

 日本でのレッドブルのショーランは、2011年に横浜の元町と幕張海浜公園で行われて以来のこと。また、F1マシン2台が公道を走るイベントは、日本初開催である。

 観覧は無料ながら、優先観覧エリアは事前申し込み制。フリー観覧エリアは人数制限が行われる可能性もある。観覧方法の詳細はレッドブルのホームページでアナウンスされる。また、2月26日(火)〜3月3日(日)の期間中、Twitter上で「RedBull モータースポーツ」のアカウントをフォローし、当該のツイートをリツイートすると、抽選で5組10名をショーランVIPエリアに招待するというキャンペーンも展開されるという。

 2019年のF1シーズン開幕を一週間後に控え、東京でF1マシンのサウンドがこだまし、戦士たちが意気込みを語る……興奮の1日となりそうだ。』
東京都内の公道で、ホンダエンジンのホンダSOUNDが聞けますね。
レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソの全ドライバーの力で、今年こそ復帰後初優勝して、2013年以来遠ざかっているF1ワールドチャンピオンの奪還を目指して欲しいと思います。
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 ホンダに巡ってきた千載一遇の好機。「勝てる」レッドブルとの提携へ。

2018年05月05日 10時50分32秒 | モータースポーツ

 

 09:00

 ホンダに巡ってきた千載一遇の好機。「勝てる」レッドブルとの提携へ。 photograph by Getty Images

(Number Web)

 ホンダとレッドブルが、アゼルバイジャンGPの2日目、4月28日に2019年のパワーユニット(PU)供給を含めたパートナーシップについての交渉を開始した。

 このニュースは、日本のモータースポーツファンだけでなく、F1のパドックにいるチーム関係者、多くの海外メディアからも注目を集めた。それは、ホンダがこれから提携を開始しようとしているレッドブルが、'10年から4連覇した強豪チームであり、今年も4月に行われた中国GPで見事な逆転優勝を飾っているからだ。

 

 そのレッドブルがホンダを選んだ。

 

 会談はレッドブル側からの提案で、アゼルバイジャンGPが開催されているバクー・シティ・サーキットのパドックにあるホンダのホスピタリティハウスの中で行われた。

 

 レッドブル側からの出席者は、オーナーのディートリッヒ・マテシッツが全幅の信頼を寄せているレーシングアドバイザーのヘルムート・マルコ博士。ホンダ側は山本雅史モータースポーツ部長が出席した。

 

マクラーレンから三行半だったがなぜ?

 会談は、まずマルコの「ホンダはレッドブルにPUを供給する気はあるのか? あるとしたら、どんな条件で組むことができるのか?」という問いから始まった。山本は「レッドブルは非常に優秀なチームなので、チャンスがあれば(供給を)考えたい」と回答し、ホンダとしての基本的な考えを伝えたという。

 

 ホンダは昨年、古豪マクラーレンから半ば三行半を突きつけられる形で提携を早期に解消したばかり。そのホンダを、なぜレッドブルが選んだのか。

 

 それは現在ホンダとパートナーを組んでいるトロロッソがレッドブル傘下にある姉妹チームで、トロロッソを通じてホンダの性能や開発状況を把握し、ルノーとの提携をこのまま続けるよりも、将来が明るいと感じたからだと考えられる。

 

27年ぶりに勝てるチームと組める。

 ルノーは自らもチームを率いてF1に参戦しているため、レッドブルが使用しているルノーのPUは、ワークスではなくカスタマー。ワークスPUとは、車体とのパッケージを考えて開発しているもので、ルノーのほかメルセデスとフェラーリもその体制をとっている。

 

 すでに車体性能でメルセデスやフェラーリを上回ると言われているレッドブルが、自分たちの車体性能を考慮したPUを手に入れられれば、さらに強くなることは言うまでもない。

 

 もちろん、ホンダにもメリットはある。それは27年ぶりに勝てるチームと組むことだ。

 

 昨年までの3年間、マクラーレン・ホンダが成功しなかった最大の原因がホンダのパフォーマンス不足なのは、疑う余地がない。

 

 だが今年、ホンダが復帰後最高位となる4位をトロロッソと組んで獲得したことや、ルノーPUに替えたマクラーレンがいまだ勝利から遠い場所を走っていることを考えると、近年のマクラーレンにも勝てる力が備わっていなかったことは事実だ。

 

政治的な判断が時には重要。

 もちろん、今もPUマニュファクチャラー4社の中で後塵を拝しているホンダが、今後も技術的にPUの性能向上を目指さなければならないのは当然のこと。だが、F1は技術だけの戦いではない。

 

 PUは車体に搭載して、優秀なドライバーに運転してもらって初めてその性能を発揮できる。それには、勝てるチームと組むという政治的な判断が、重要になるときもある。

 

 振り返ると、2000年から'08年までの第3期F1活動が不完全燃焼に終わり、今回の復帰後のF1活動が期待を下回っているのは、いずれも勝てるチームと組んでこなかったから。

 

 '80年代から'90年代にかけてのホンダの第2期F1活動がF1の歴史に残る大成功を収めることができたのも、勝てるチーム、勝てるドライバーと組んだからである。

 

トロロッソに加えて2チームへ供給。

 現在パートナーを組んでいるトロロッソとの契約は3年。今回レッドブルとの交渉がまとまれば、来年からホンダは2チームとワークス体制でPUを供給することとなる。そうなれば、サーキットの現場やイギリス・ミルトンキーンズにある前線基地のHRD MKのスタッフを増員するなど、ホンダ側の負担は増える。

 

 だが、トップチームのレッドブルと組めば、ここ数年でF1を離れたファンを呼び戻すことは必至。レッドブルとの提携は、成功への投資と考えれば、決して高くはない。

 

 現在のF1のレギュレーションでは、翌年にPUを供給するチームを、各マニュファクチャラーは事前にFIAに通知しなければならない。その期限が今年は5月15日となっている。

 

 4月28日にホンダを訪れたレッドブルは、翌日もホンダを訪ね、2度目の交渉を行なった。新たなチャレンジに向かうドアをレッドブルがノックしている。

 

 その扉をホンダが開けない理由は見当たらない。

 

文=尾張正博

ホンダの独特なエンジンサウンドで、連続優秀が叶いそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トヨタのでかい「ハイラックス」は売れるのか

2017年09月14日 20時16分15秒 | モータースポーツ

9/14(木) 5:55配信 東洋経済オンライン

トヨタのでかい「ハイラックス」は売れるのか

トヨタ自動車が9月12日に発売した、5人乗りの車室の後ろに大きな荷台がついているピックアップトラック「ハイラックス」。コアなファンを再び獲得できるか(記者撮影)

 「超ド級」「デカッ」「ハンパない」――。トヨタ自動車が9月12日に発売した新型車のパンフレットには、こんな文字が躍っている。

 

【写真集】とにかく、でかい

 

 この新型車とは、ピックアップトラックの「ハイラックス」だ。2004年に国内から姿を消して以来、ファンから復活を望む声が強く寄せられており、13年ぶりに”復活”した。全国のトヨタ店で販売される。

 

■とにかく「でかさ」に驚く

 

 「普段使いで選択する人はいないだろう。普通にでかい車だ」と、トヨタ・CV(商用車)カンパニーの前田昌彦チーフエンジニアが表現するように、ハイラックスは国内で販売するトヨタ車の中では最も大きい車種の一つだ。サイズはボディ全長が5.3メートル超、幅も1.8メートルを超える。

 

 2004年まで日本で販売していた6代目は全長が約4.7メートル、幅が約1.7メートルだったが、世界の標準車となるべく巨大化してお膝元に帰ってきた。排気量2.4リットルのディーゼルエンジンを搭載し、走行シーンに応じて2駆と4駆を切り替えられる。価格は326万7000円~374万2200円。販売目標は年2000台だ。

 

 ハイラックスは1968年の発売以来、約180の国と地域で販売されている。現行モデルは2015年にフルモデルチェンジした8代目で、初代から数えて半世紀の歴史を持つトヨタを代表する車だ。世界での累計販売台数は、約1730万台に及ぶ。

 

 タイからの逆輸入車であるハイラックスは、「IMV」とよばれる新興国戦略車の役割を持っている。悪路でも走行できるタフさや力強さに加え、後方にある大きな荷台に荷物を乗せやすいことが特徴だ。

 

 前田チーフエンジニアは、「気温50度を超える中近東やマイナス50度のロシア、標高4800メートルで空気が薄い南米ペルーなど世界各地で車を持ち込み開発してきた。過酷なラリーでもチーム優勝を達成するなど、そのタフさは生かされている」と語り、世界のどんな環境下でも壊れず、高い評価を得てきた自信を示した。』

日本車離れし、アメリカナイズされたトヨタハイラックス

 

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