日付変わった。
ここ数日あんまり急病や転倒などで夜間の残業や深夜の呼び出しが続いたため眠らないようにしている。
エチオピア豆で試したいが話題に出たモカ・ハラールの豆は今現在切らしているので、
イルガチェフェ・ペレカという豆で淹れてほんの少しだけ塩を入れて試してみる。
・・・・・
意外とウマい。
砂糖入りよりも後味悪くなくてイケる。
但し、塩は本当に少しだけ、一つまみでいい。
牛乳もクリームも入れず塩を一つまみだけ。
エチオピア豆は香りが良いので牛乳を入れたくない。
牛乳を入れるとせっかくの香りが弱くなる気がする。
彼のエチオピア在住の方からTwitterで牛乳、クリームは入れてみないのか、
バターも試してみてと提案あり。
バターは苦手なため持っていない。
牛乳でやってみよう。
イルガチェフェ・ペレカに温めた牛乳を投入し、塩を一つまみ加えてみる。
やってみた。
瓶に入ったピンク色のが塩だ。
あっ!
思ったよりもウマい。
牛乳と塩は合うらしい。
あくまでも塩はほんの少しだけ。
牛乳と塩を加えた珈琲を飲みながら甘いチョコを食べるとなかなかウマい。
やってみるものだなぁ。
面白い。
間もなく日付変わる。
気温-4.1℃。
早朝には-9℃まで冷え込むと予報では言っている。
このまま何事も無く夜が明けたら休みであるが、
路面凍結のため多少勇気が要る。
・・・・・
朝の4:30過ぎた。
あと1時間半、何事も無く職場から呼び戻されなければ今日と明日2連休である。
・・・・・
6:50。
間もなく日が昇る。
-9.1℃。
冷え込んだな。
予想最高気温0℃。
それでも昨日よりは気温高く近郊の町村よりは温かい。
6:00までに職場からの呼び出しは無かった。
今日明日めでたく2連休である。
昼寝と散歩に時間を費やそう。
その前に、少し寝る。
・・・・・
目覚ましを9:00にセットしたのに8:00に起きてしまった。
朝食は食べずに、バスで遠出して浜の道の駅で何か食べよう。
何かカロリーの高いものを食べる。
・・・・・
バスぎりぎり間に合った。
浜は太陽が低くて眼を直撃される。
気分転換のため浜に散歩しに来た。
風強い。
気温−5℃って本当だろうか。
体感的にはもっと気温低い気がする。
耳がちぎられるように痛い。
頭髪が風で全部ひっ剥がされそうだ。
頭ざりざり。
波打ち際に下りる足場の砂が荒い波でどんどん抉り取られて無くなってしまっている。
倒れた草と枯れたハマナスの棘だらけの枝を踏み越えて砂浜に下りる。
前に来た時とは多少位置がずれているが、何度見ても人間が倒れているように見える。
雲一つない。
キリキリと凍った横殴りの風が顔に刺さる。
砂に表れた風紋が崩されていないのは凍てついた浜を歩き回る人がいないからだ。
しわくしゃに揉んだアルミ箔のようにギラギラ光る海面。
朝食にしよう。
道の駅で豚丼を食べるのは何年ぶりだろう。
最近消耗しているので朝飯は久しぶりに豚肉らしい豚肉を食べた。
肉はかなり厚いがとても柔らかかった。
帰りのバス待ち中、視界を行き来する鳶が気になる。
下から見上げるとばばがれいの煮付けが空飛んでいるように見えるんだよ。
浜に来るのは今日が今年最後になるかなぁ。
・・・・・
道の駅でおやつと瓶詰を買った。
荷物を自宅に置き、一部母に届けて再びバスで街に出ようとしたら職場から着信あり。
何だ何だ???
用件を聞いて再び外出する。
さっき浜で朝食を済ませたと思ったら既に14:00回っていた。
先日の老舗喫茶店に立ち寄り、ピザトーストと紅茶で昼食を摂りながら
送って頂いたビッグイシュー300号をまるまる1冊読み終えた。
ビッグイシューは薄いけど読み応えあるよ。
お薦め。
店内はシャンソンがかかっている。
客は私以外皆団塊世代の人々だ。
今の時代の若い衆は喫茶店なんかには来ないのね。
だって働いて食べて行くだけで精一杯、
年寄りと違って無駄遣いする時間も経済的余裕も無いもの。
外に出たらもう暗くなり始めていた。
しかし時刻はまだ15:30過ぎたところ。
これから某所の閲覧室で宗教画集を眺める。
画集『磔刑』を見る。
古くは6世紀頃のモザイクや象牙の浮彫りに始まる。
十字架に架けられたイエス・キリストの周囲を大勢の人物が取り囲んでいる。
母マリアや使徒ヨハネやニコデモ、マグダラのマリア、ベロニカ、ロンギヌス、
あとあの何という名前だったっけ?
長い葦の枝の先に酸っぱくなった葡萄酒を染ませた海綿を括り付けて差し出した兵卒は。
とにかく大勢の人物が十字架に架けられたイエスの周りで画面一杯に犇めき合っている。
それが17世紀からは磔刑図の様相ががらりと変わる。
取り巻く人々が描かれず、
十字架の上で一人苦しむイエス・キリストの姿に描く者も見る者も注視している。
苦しみの中の孤独な救世主の姿である。
痛い苦しいだけでなく、孤独。
その事をしばし考える。
『受胎告知』『最後の晩餐』『磔刑』『十字架降下』の4巻ある画集は1冊3000円程度のお手頃価格、
こんな遠くの施設までわざわざ休日に閲覧しに来なくてもよいものだとも思うが、
画集、写真集の類はもうこれ以上増やしたくないので買わずに閲覧に通っている。
欲しい事は欲しいが、本棚に収納する隙間が無いのだ。
・・・・・
暗くなった。
朝顔の種の形の月は昨日が上弦だった。
随分長居していた気がするが、まだ16:30.
1時間しか経過していなかった。
日没後の残照。
岸壁に明かりが灯っている。
まだ時間が早いしあんまり風が冷たいのでもう一軒、
半世紀も昔からある古い喫茶店に入ってみた。
本当に大昔からある店だが私は一度も入った事が無かった。
常連らしき高齢者達が数人カウンターにいて誰かの病気療養の話をしていた。
残念ながらメニューに書いてあるモカ・マタリは切らしておりココアは粉っぽくダマになっていた。
座高の低いソファは居心地悪かった。
多分これが最後だろう。
・・・・・
帰宅。
室内は冷え切ってダウンコートを脱ぐのに勇気が要る。
暖房全開しても暖まるまでに時間がかかる。
寒いからもうベッドに入って布団に包まりながら古い映画を見た。
1980年代の昔にVHSに録画した五所平之助『挽歌』。
原作は母が若い頃に買って読んだという初版を借りて読んだが
主人公の人間像が虫酸走るほど嫌いだ。
しかし映像と芥川也寸志の音楽、とりわけ主題歌が越路吹雪で
昭和臭漂うこの映画を時々発作的に見たくなる。
明日も休みであるが、予報では昼から雪が降るらしい。
おでんでも煮ようかな。
ううう寒くなって来た。
Twitterでの先日のお仲間との対話を読んで珈琲+塩+牛乳を試してみる人あり、
賛同者が増えてちょっと嬉しい。
珈琲に一つまみの塩は有効であるよ。
ここ数日あんまり急病や転倒などで夜間の残業や深夜の呼び出しが続いたため眠らないようにしている。
エチオピア豆で試したいが話題に出たモカ・ハラールの豆は今現在切らしているので、
イルガチェフェ・ペレカという豆で淹れてほんの少しだけ塩を入れて試してみる。
・・・・・
意外とウマい。
砂糖入りよりも後味悪くなくてイケる。
但し、塩は本当に少しだけ、一つまみでいい。
牛乳もクリームも入れず塩を一つまみだけ。
エチオピア豆は香りが良いので牛乳を入れたくない。
牛乳を入れるとせっかくの香りが弱くなる気がする。
彼のエチオピア在住の方からTwitterで牛乳、クリームは入れてみないのか、
バターも試してみてと提案あり。
バターは苦手なため持っていない。
牛乳でやってみよう。
イルガチェフェ・ペレカに温めた牛乳を投入し、塩を一つまみ加えてみる。
やってみた。
瓶に入ったピンク色のが塩だ。
あっ!
思ったよりもウマい。
牛乳と塩は合うらしい。
あくまでも塩はほんの少しだけ。
牛乳と塩を加えた珈琲を飲みながら甘いチョコを食べるとなかなかウマい。
やってみるものだなぁ。
面白い。
間もなく日付変わる。
気温-4.1℃。
早朝には-9℃まで冷え込むと予報では言っている。
このまま何事も無く夜が明けたら休みであるが、
路面凍結のため多少勇気が要る。
・・・・・
朝の4:30過ぎた。
あと1時間半、何事も無く職場から呼び戻されなければ今日と明日2連休である。
・・・・・
6:50。
間もなく日が昇る。
-9.1℃。
冷え込んだな。
予想最高気温0℃。
それでも昨日よりは気温高く近郊の町村よりは温かい。
6:00までに職場からの呼び出しは無かった。
今日明日めでたく2連休である。
昼寝と散歩に時間を費やそう。
その前に、少し寝る。
・・・・・
目覚ましを9:00にセットしたのに8:00に起きてしまった。
朝食は食べずに、バスで遠出して浜の道の駅で何か食べよう。
何かカロリーの高いものを食べる。
・・・・・
バスぎりぎり間に合った。
浜は太陽が低くて眼を直撃される。
気分転換のため浜に散歩しに来た。
風強い。
気温−5℃って本当だろうか。
体感的にはもっと気温低い気がする。
耳がちぎられるように痛い。
頭髪が風で全部ひっ剥がされそうだ。
頭ざりざり。
波打ち際に下りる足場の砂が荒い波でどんどん抉り取られて無くなってしまっている。
倒れた草と枯れたハマナスの棘だらけの枝を踏み越えて砂浜に下りる。
前に来た時とは多少位置がずれているが、何度見ても人間が倒れているように見える。
雲一つない。
キリキリと凍った横殴りの風が顔に刺さる。
砂に表れた風紋が崩されていないのは凍てついた浜を歩き回る人がいないからだ。
しわくしゃに揉んだアルミ箔のようにギラギラ光る海面。
朝食にしよう。
道の駅で豚丼を食べるのは何年ぶりだろう。
最近消耗しているので朝飯は久しぶりに豚肉らしい豚肉を食べた。
肉はかなり厚いがとても柔らかかった。
帰りのバス待ち中、視界を行き来する鳶が気になる。
下から見上げるとばばがれいの煮付けが空飛んでいるように見えるんだよ。
浜に来るのは今日が今年最後になるかなぁ。
・・・・・
道の駅でおやつと瓶詰を買った。
荷物を自宅に置き、一部母に届けて再びバスで街に出ようとしたら職場から着信あり。
何だ何だ???
用件を聞いて再び外出する。
さっき浜で朝食を済ませたと思ったら既に14:00回っていた。
先日の老舗喫茶店に立ち寄り、ピザトーストと紅茶で昼食を摂りながら
送って頂いたビッグイシュー300号をまるまる1冊読み終えた。
ビッグイシューは薄いけど読み応えあるよ。
お薦め。
店内はシャンソンがかかっている。
客は私以外皆団塊世代の人々だ。
今の時代の若い衆は喫茶店なんかには来ないのね。
だって働いて食べて行くだけで精一杯、
年寄りと違って無駄遣いする時間も経済的余裕も無いもの。
外に出たらもう暗くなり始めていた。
しかし時刻はまだ15:30過ぎたところ。
これから某所の閲覧室で宗教画集を眺める。
画集『磔刑』を見る。
古くは6世紀頃のモザイクや象牙の浮彫りに始まる。
十字架に架けられたイエス・キリストの周囲を大勢の人物が取り囲んでいる。
母マリアや使徒ヨハネやニコデモ、マグダラのマリア、ベロニカ、ロンギヌス、
あとあの何という名前だったっけ?
長い葦の枝の先に酸っぱくなった葡萄酒を染ませた海綿を括り付けて差し出した兵卒は。
とにかく大勢の人物が十字架に架けられたイエスの周りで画面一杯に犇めき合っている。
それが17世紀からは磔刑図の様相ががらりと変わる。
取り巻く人々が描かれず、
十字架の上で一人苦しむイエス・キリストの姿に描く者も見る者も注視している。
苦しみの中の孤独な救世主の姿である。
痛い苦しいだけでなく、孤独。
その事をしばし考える。
『受胎告知』『最後の晩餐』『磔刑』『十字架降下』の4巻ある画集は1冊3000円程度のお手頃価格、
こんな遠くの施設までわざわざ休日に閲覧しに来なくてもよいものだとも思うが、
画集、写真集の類はもうこれ以上増やしたくないので買わずに閲覧に通っている。
欲しい事は欲しいが、本棚に収納する隙間が無いのだ。
・・・・・
暗くなった。
朝顔の種の形の月は昨日が上弦だった。
随分長居していた気がするが、まだ16:30.
1時間しか経過していなかった。
日没後の残照。
岸壁に明かりが灯っている。
まだ時間が早いしあんまり風が冷たいのでもう一軒、
半世紀も昔からある古い喫茶店に入ってみた。
本当に大昔からある店だが私は一度も入った事が無かった。
常連らしき高齢者達が数人カウンターにいて誰かの病気療養の話をしていた。
残念ながらメニューに書いてあるモカ・マタリは切らしておりココアは粉っぽくダマになっていた。
座高の低いソファは居心地悪かった。
多分これが最後だろう。
・・・・・
帰宅。
室内は冷え切ってダウンコートを脱ぐのに勇気が要る。
暖房全開しても暖まるまでに時間がかかる。
寒いからもうベッドに入って布団に包まりながら古い映画を見た。
1980年代の昔にVHSに録画した五所平之助『挽歌』。
原作は母が若い頃に買って読んだという初版を借りて読んだが
主人公の人間像が虫酸走るほど嫌いだ。
しかし映像と芥川也寸志の音楽、とりわけ主題歌が越路吹雪で
昭和臭漂うこの映画を時々発作的に見たくなる。
明日も休みであるが、予報では昼から雪が降るらしい。
おでんでも煮ようかな。
ううう寒くなって来た。
Twitterでの先日のお仲間との対話を読んで珈琲+塩+牛乳を試してみる人あり、
賛同者が増えてちょっと嬉しい。
珈琲に一つまみの塩は有効であるよ。