不要不急の外出制限…北斗市～函館空港～羽田空港～東京都内

不要不急の外出制限…北斗市～函館空港～羽田空港～東京都内
テレビや新聞なので「不要不急」の外出を避けるようにと盛んに警鐘しています。
新型コロナウィルスの感染拡大は留まる様子がありません。
医療体制の逼迫を見るとまさに不要不急の出歩きは控えるべきなのでしょう。

この「不要不急」の反対語は、「必要」「重要」とでも云えそうです。
そういう私は現在、北海道から感染拡大地域の東京都内に来ています。
不要不急の移動ではなく、「必要・重要」な用務があるからです。

この必要重要な用務も、ビジネスワークなら代替も効くのでしょう。
当方の場合は、頸椎治療であり、この治療をしなければ首を左右に振ることすらできません。
治療は、この治療医として国際的な名医として評価されているお医者さんです。
治療予約が難しく、前回治療の際には、先生から直に次回治療日のご指定を頂きました。

会社から高規格道路を通り、函館空港～ANA機内（写真）、羽田空港～ホテルです。
食事は、ホテルの向かいのコンビニエンスストアから購入します。
今日は前日移動日で、夜はホテルで読書三昧となります。

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終戦記念日と天皇陛下…北斗市・ファース本部

終戦記念日と天皇陛下…北斗市・ファース本部
敗戦国の日本に乗り込んだアメリカのマッカーサー元帥は、昭和天皇との会談後（写真）に、次のように述べています。
「私（マッカーサー）に天皇の話は次のように話した」

『私（天皇）は戦争の遂行するにあたり日本国民が政治、軍事両面で実施した総ての決定と行動に対し、責任を負うべき、ただひとりの者です。貴方（マッカーサー）が代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるため、此処（連合軍基地）に来ました』

マッカーサーは、「大きな感動が私をゆさぶった」「死を伴う責任、それも明らかに天皇に帰すべき責任ではない（天皇はあくまで戦争に反対の立場をとったが軍部の暴走）のに、進んで引き受けようとする態度に激しい感動をおぼえた」
私（マッカーサー）は、我自身の前にいる天皇こそ、ひとりの人間として、そして日本人として最高のジェントルマン（紳士）と確信したのである。「マッカーサー回顧録1963年」

この天皇陛下との会談後にマッカーサーは、「かつて戦争に負けた国家元首がこのような言葉を述べられたことは世界の歴史にも前例のないことである。私（マッカーサー）は、陛下に感謝したい。
進駐軍の仕事が順調なのも日本軍人の復員が順調なのも陛下のお力添えである。
今後も陛下のお力を乞わなければならない事が多く、宜しく願いたい」と述べました。

15分間の会見予定が35分に及び、会見後にはマッカーサーが玄関まで出て見送ったのは、戦勝国代表が敗戦国元首に対する対応では異例中の異例であり、天皇陛下の真摯な対応でその後の日本の復興支援に大きな弾みとなったと云われます。

先の敗戦で日本人の多くは、資産私権の総てを米国に撤収されると思ったと云います。
戦争も含む執行権を持つ首相ではなく、天皇だからこそ成し得たことなのでしょう。
天皇は単に象徴でなく、日本国民の盾になっており、我国天皇の存在を誇りに思います。
ともあれ私達は、絶対に戦争のない社会を構築して行かねばなりません。

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発明は貴方にも出来る…知内町～北斗市・ファース本部

発明は貴方にも出来る…知内町～北斗市・ファース本部
発明と言えば、電球や蓄音機などを発明したエジソンを思い浮かべます。
更に発明は、大きな研究機関などで行うものと言う観念があります。
しかしながら発明は、中卒の私でも多くの発明を行っており、つまり誰にでも出来るのです。

発明は、不便を感じたらそれを解決しようとするのが動機となります。
私は、不便を感じたらそれを解決するために作られた商品を探します。
見つからない場合は、特許庁の特許文献を読み漁り、そこにもなければ自分で考えます。

調査して見つかれば、それを活用する事で困った事も、不便な事も解決できるのです。
たとえ見つかっても、その既存品が高価で、使い難かったりする場合は、その課題を解決する手法も特許となる場合があります。

一般の方が特許の出願を行う場合は、特許事務所の弁理士に依頼します。
特許法は、定期的に改正される出願ルールで素人にはなかなか難しいと思います。
私も最初は、特許出願に試行錯誤を繰り返したものです。

現在ファース本部は、自社出願をしています。
しかし、特許権利がビジネス根源になる場合は、やはり弁理士さんの助言を頂いております。
さて、今日は夏休み三日目です。

今日は、40㎞離れた北島三郎の本家筋にあたる妻の実家の墓参に行って来ました。
写真は、大野家つまり北島三郎のご実家の墓で、妻の実家の墓の一角にあります。
墓参から戻り、執務室に入り新規企画を文章化しています。
発明は誰にも出来ますが、特許なるかどうかは別物なのです。
「＃発明」「＃特許」「＃北島三郎」「＃知内町」「＃道の駅木古内」

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住宅相談に盆正月はなし…北斗市・ファース本部

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今日8月13日旧盆は、殆どの会社が休みで墓前や墓参に出掛ける人々が多くおります。
実家に集まるからこそ、家の不具合に気付き、相談数が多くなります。
当方も家族と福地家の墓参（写真）を済ませてから出社しています。

そしてこのパソコンを開いたら多くの相談メールが寄せられておりました。
それを一つずつ丁寧に対応してあげるのです。
そのご縁から、地域のファースグループ工務店を見つけ出し「ファースの家」の着工に繋がる場合があります。

一方では、「ありがとう一言の」の返信もない相談者も少なくありません。
またNPO法人住宅110番のレギュラー回答者ですが、相談者からの質問には出来るだけ、その質問者の側にたって回答しております。

「＃NPO法人住宅110番」は、事務局がいるので変な対応を行う相談者は少ないようです。
いずれも盆正月は、業者の多くが休暇で連絡が取れず、やむなくネット相談が多くなります。
家にいる時間が長くなれば、不具合にも気付き易くなるのでしょう。

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研究開発に終わりなし…北斗市・ファース本部

研究開発に終わりなし…北斗市・ファース本部
技術開発はまさに日進月歩、その歩みを止めた瞬間に追い抜かれます。
追い抜かれるから研究開発を行うのではなく、開発しなければ潮流から逸脱してしまうのです。
住宅業界の潮流は、極めて流れが速いので流されてしまうのでしょう。

先般は、法政大学の教授、川久保俊先生（写真）にご来訪いただきました。
川久保教授は、この春35歳で法政大学のもっとも若い教授に昇格されたのです。
川久保先生は私達と同じ、建築デザインの研究者です。
数多くの斬新な研究成果が評価され、加えてSDGs推進役として躍動的な活躍をしています。

その敬愛する川久保教授は、「研究こそし続けること」で新しい発見があると明言しています。
寝る暇もないくらい多忙な日々を過ごす川久保教授ですが、常に充実しているそうです。
川久保教授も、私と同じく趣味はと聴かれれば「研究」と答えるのでしょう。

私には経営者としての立場、川久保教授には教師という立場をこなしながらの研究です。
私達は、決して趣味で研究を行えるほど優雅な時間を過ごしている訳ではありません。
互いに研究は、その歩みを止めた時点で新しい波に呑み込まれないようにしているのです。

今日は、夏休み５連休初日ですが、研究開発室のスタッフ（藤木幸太君）が、ファース・グループ加盟工務店からの要請で熱計算のために出社しています。
終わりのない研究があるからこそ、発信をし続ける必要があります。

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実験・試験・繰り返し…北斗市・ファース本部

実験・試験・繰り返し…北斗市・ファース本部
住宅システムの研究開発には、根気強い胆力が必要です。
私自身は、人一倍短気で例えば種を植えて発芽させ、作物を作るような気にもなりません。
春から秋までを待てないにも関わらず、住宅システムの開発には最低でも4年はかかります。

ワンシーズン春夏秋冬を四回繰り返し、住宅システムの善し悪しを確かめます。
ファース本部の敷地内には、多くの実験ボックスがあり、色々な試験を行っています。
写真は、その中のひとつである機械実験ハウスを撮りました。

この機械実験ハウスでは、空調システムのシーズン試験を行っています。
空調メーカーも大掛かりな試験を繰り返し、メーカー仕様を数値化してきます。
それでも実際の住宅に設置した場合、同じ性能が発揮されるとは限りません。

実際の施工現場での作業は、大工さんや設備屋さん等が設置作業にあたります。
機械メーカーのエンジニアとは、遣り方も視点も異なり、その現場仕様が大切です。
この実験ハウスでは、設置手順や施工後の稼働状況、経年変化などを調べます。

ガラスの断熱仕様、断熱材の性能テストは、異なる実験ボックスで600㎜×600㎜の大きさで行い、その結果を確認して実験ハウスに取り付けます。
「ファースの家」に採用されるには、そのように繰り返して試験された部材で造ります。

さて、明日12日、13日、14日、15日、16日と五日間は夏休みとなります。
貧乏暇なしと云われる事を承知で、当方は研究開発など色々な仕事を行います。

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外気に影響されない家づくり…北斗市・ファース本部

外気に影響されない家づくり…北斗市・ファース本部
現在の北斗市の気温18度、一昨日までの灼熱の暑さは何処かへ行ったようです。
画像のコントロールユニットは、気温34度の外気温なった地域の「ファースの家」です。
内陸部の34度は、まさに茹だるような暑さなのでしょう。

今日の北海道は、この北斗市も含め、18度前後と一気に寒くなりました。
一昨日は32度、昨日23度に下がり、更に5度低い18度です。
お盆までの暑さ我慢と云いますが今年は、もう25度を超えそうにありません。

今日の東京は、33度に達しているようで、最低気温が27度の熱帯夜となります。
東京の明日の水曜日は33度、明後日から29度台なるとの予報がでています。
飛行機で僅か1時間10分の函館と東京ですが、気温差10度以上も異なります。

台風崩れの関係で気圧配置が影響しており、必ずしも緯度だけではないようです。
今年は、沖縄を含む日本列島全体の最高気温が北海道の北見市だった日もあります。
北海道の内陸部は真冬に－20度を下回り、最高気温が－5度の日々が続きます。

このような地域には、ファース工法の家が多く建築されています。
また現在は高温多湿の沖縄にもファースの家が建築されていますが、湿度管理を実施できることを評価されています。

湿度管理の出来る家づくりは、住む人の「＃健康寿命を延ばす家」ことが究極の目的です。
健康寿命を延ばす事は、誰もが明るく生き生きと暮らせるだけでなく、年間何十兆円もの膨大な医療費負担に掛ける国費の軽減をさせることが出来るのです。

今日は法政大学の川久保俊教授が北斗市教育研究所主催の「教育とSDGs」のテーマで講演。
その川久保教授は、気温15度の北斗市から30度の東京に戻って行きました。
川久保教授も、健康寿命を延ばす家での医療費削減研究も行っています。

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雨の日の地鎮祭…北斗市・ファース本部

雨の日の地鎮祭…北斗市・ファース本部
「雨降って地固まる」
雨が降れば、隙間に細かい土砂が浸透して地盤面が固くなり良い意味で云われます。
一方では、「雨降って土砂崩れ」と笑えない出来事も頻発しているようです。

今日は、北斗市内でファースの家の地鎮祭を執り行う（写真）事が出来ました。
今日の北斗市の天気は、気温21度の小雨模様です。
昨日は、気温31度だったので10度も低くなりました。

昨日のカンカン照りで気温31度よりは、はるかに地鎮祭に向いていたと思われます。
毎回、地鎮祭では施工業者を代表して神主さんの祝詞奏上の後に祝辞を話します。
炎天下の地鎮祭では、難しいのですがそれようのお祝いの言葉を探すのです。

地鎮祭も上棟祭も祭りごとの神事であり、それに向いた内容にしなければなりません。
今日の地鎮祭では、まさに「雨降って地固まる」の諺にピッタリとはまる小雨模様でした。
地鎮祭は、家づくりの通過点に過ぎません。

既にかなり前から設計企画を行い、頻繁に設計士さんとの打ち合わせを重ねております。
この地鎮祭が終わり、地盤調査や基礎工事と本格的な家づくりがスタートします。
年末竣工で施主様には、「ファースの家」で正月を迎えるようにしたいとしています。

ウッドショックや輸入資材の遅れと、不安要素も多く、施工管理者の手腕が試されます。
地鎮祭のお祝いの場では、すべてをポジティブな内容で纏めるのが祝辞の基本のようです。
そして竣工して住んでからは、私達施工者とお施主さんが一緒に出来た家を育んで行きます。

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天井の染みもブログネタに…北斗市・ファース本部

天井の染みもブログネタに…北斗市・ファース本部
ブロガーの方々が、ブログのネタ切れを起こしたなどの声を聞くことがあります。
そのブロガーの方は、読む人に感心、感動を与えようと意識しているのでしょう。
私は、ほぼ毎日のように800文字ブログを書き綴っております。
読む人に不快感さえ与えなければ、感動、感銘を与えようと意識した事などはありません。

別に開き直っている訳でもなく、自分にとってのブログは、いわば日誌のようなものです。
既に15年になりますが、ブログネタなどは足元に転がっている石ころ一個でもストーリーが湧きます。
この石は、何処の山の岩が何時ごろに欠け落ちて、何処をどのように転がって来たのか、そして角が取れて真ん丸になったのはいつ頃なのか…想像だけで思いが募ります。
石とか植物などは、その対象物に気遣いをすることが少ないので書き放題かも。

本当は、人を書きたいのですが、人を書くことはとても難しい。
その人の個人情報が拡散されるわけですから注意が必要です。
ところがヒト一人の風采や人格、人となりは、とても奥深いストーリーがあります。
心置きなく人を書けるとするならば、止め処なく文章は湧いて繋がりそうな気もします。

ともあれブログネタは、寝床から見た天井材の染み（写真）もブログネタになります。
さて、今夜は、テレビでオリンピック東京2020の閉会式を見たいと思っています。
それは、明日のブログネタになるのでしょう。

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積もる話が明日の扉を…北斗市・ファース本部

積もる話が明日の扉を…北斗市・ファース本部
心を開いて何でも話せる友人は、誰もがそんなに多くはいないと思われます。
近くにいても互いに異なるライフスタイルがあり、頻繁に会えるわけでもありません。
また、たまに会えるからこそ忌憚なく意見を述べ合う事も出来るのです。

今日は付き合い始めてから40年、もと漫画喫茶オーパのマスター、野村一成さん（写真）にご来社頂きました。
今日は土曜日で誰もいないはずが、総務のスタッフが急ぎの用務で出社しておりました。
お茶を淹れてくれて、この写真も撮ってくれました。

野村さんとはファース工法が出来上がった時点からの付き合いです。
付き合いの歴史はファース工法の歴史と同じ年数を経過しております。
同じ道南に住みながら、このように合って話をする機会は何故か少ないのです。
久々に合えば、時世や政治、経済、家族や友人、それにスマホのアプリの情報などを遣り取りします。

昔の話を思い浮かべる事で、新しい企画も湧いてくるものです。
新時代を強かに生き抜くには、昔に行った行動を思い浮かべるのがヒントとなりそうです。
積もる話を紐どきながら、明日への扉が開けそうな気もして来るものですね。

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時代ごとに変わるスポンサー…北斗市・ファース本部

時代ごとに変わるスポンサー…北斗市・ファース本部
東京駅八重洲口の北口前に立つと表面に新槇町ビルが建っています。
その左側にサロンパスの看板（ネオンタワー）があります。
45年前、私が建て込みしたネオンタワーが、慎ましく建っています。

このネオンタワーは、今サロンパスの久光製薬がスポンサーになっています。
しかし既に何十回もスポンサーは、入れ替わりました。
画像で見えるサロンパスの看板と、右側は新槇町ビルです。

現在のサロンパスの看板ですが昔は、多くがサラリーマン金融のスポーサーでした。
サラ金の多くは、高利の利息を徴収して大収益を上げた時代です。
現在は、法定利息で高利貸しが出来ないどころか、過去にさかのぼり取り過ぎた利息を返還しなければならず、既にそのサラ金ビジネスは成立しません。

東京駅八重洲口駅前のネオンタワー年間料金の詳細は解りませんが、1億円とも云われます。
これだけの費用を掛けるには、膨大な利益で、その税金対策でなければ出来ないと思います。
税金で支払うか、宣伝広告費で利益を抑える方法を選択したようにも感じます。

私がこのネオンタワーを建てた時は、右側の新槇町ビルがなく、角地に空白がありました。
この空地に車や人の少ない夜中の0時から3時まで鉄骨を四分割にして、午前4時には建て込みを終えました。
クレーン車などの無かった時代です。

鉄骨トビ職の技を活かし、丸太と滑車とワイヤーロープを使い、建て込みをしたのです。
朝になってネオンタワーを見上げ、多くの人々が一晩で変わった背景に驚いていました。
いまでも東京駅八重洲口前にたち、45年前の仕事ぶりを思い浮かべています。

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エアコン輻射熱冷暖房工法…北斗市・ファース本部

エアコン輻射熱冷暖房工法…北斗市・ファース本部
昨今は床下にエアコンを取り付ける住宅が多くなりました。
ある有名な元大学の教授がそのような住宅システムを構築し、講習会などを行っています。
エアコンは、床下に取り付けた段階でエアコンメーカー保証（メーカー承認は別）が無効になります。

壁掛けエアコンは、居室に設置する事を前提で取り付けられております。
一方でビルトインエアコンは、何処へでも取り付け可能です。
ビルなどの天井裏や床下に設置されている、それ用につくられたエアコンです。

ビルトインエアコンは、いわゆるダクト中間に取り付けられるように開発さているエアコンですが、エネルギー消費効率（APF）は、壁掛けより相当に劣ります。
やはり省エネ性（APF）を考えると、通常の壁掛けエアコンを活用することがベストです。

この壁掛けエアコンは、室内機の表面や上部から吸い込んだ空気を、下部の口から吹き出す構造になっております。
この吹き出した温冷熱は、部屋全体に行き渡るようにしなければなりません。

床下にエアコンを取り付けると、吹き出した温冷熱は床下下部に停滞する場合があります。
暖房時の温熱の場合は、床下を温めますが、床下の間仕切りなどで全体に行き渡すことが難しくなります。
冷熱は、床だけを冷やして部屋の上部が冷えません。

私達のファース工法は、エアコンを天井裏に設置しました。
当然ながらショートサーキットと云われる、吹き出し温冷熱が直ぐに室内機に吸われてしまうため、ショートサーキット防止プレート（写真）を開発しました。

特許工法で温熱を集熱ホッパーで床下に強制的に押し込み、床下各所に分岐します。
冷房時は、エアコンの吹き出し羽を水平にして集熱ホッパーの上部をスルーし、天井裏を冷やし、一部を循環させる構造になっており、家屋全体の輻射熱冷暖房を実践しています。

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膝栗毛（ひざくりげ）とは…北斗市・ファース本部

膝栗毛（ひざくりげ）とは…北斗市・ファース本部
膝栗毛五十三次という言葉を聴く事があります。
この膝栗毛とは、何を意味するのか知っている人が意外と少ないのかも知れません。
自分も調べて知ったのですが、膝栗毛とは「徒歩で旅する人」という意味だそうです。

画像は、歌川広重の作品で「東海道五十次大尾・京師・三条大橋」です。
鴨川に架かる三条大橋超しに視た東山を描いた景色絵画なのですね。
静岡市東海道広重美術館に展示されており資料には、絵画の詳しい説明がされているそうです。

確かに三条大橋を渡る人々は、徒歩でお茶売るヒトの姿も見えます。
また被衣（かずき）をまとった、公家の女性と思わしき人の姿もあります。
後ろの東山中腹には、清水寺があり、そのはるか向こうの山が比叡山だと云う事です。

「膝栗毛五十三次」（ひざくりげごじゅうさんつぎ）と耳にしますが、この絵画一枚には、実に多くの要素が含まれているのですね。
江戸時代の広重などの絵師は、現在も誰からも愛される絵画を生み出していました。

私達の家づくりおける研究開発も、後世まで伝い続けられる中身でなければいけない事を、広重の絵画を見て感ずるしだいです。

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三協アルミのSフロア…北斗市・ファース本部

三協アルミのSフロア…北斗市・ファース本部
三協アルミといえばアルミサッシの大手メーカーでもあります。
一方では、総合建材メーカーの様相が強い会社です。
毎週水曜日夜10時から放送する、日本放送のドラマ「ハコヅメ～たたかう！交番女子」の番組では、主人公たちが勤務する、町山交番に三協アルミの製品が多く採用されています。

写真は我家の新宅ファースの家に採用した「Sフロア」の梱包品です。
このSフロアが大ヒット製品となりました。
我家は、66坪（220㎡）の総てをSフロアで仕上げました。

大理石のような硬い雰囲気ですが、素足で歩いても「しっくり感」の伝わるフロア材です。
多くの種類を揃えていますが、この「しっくり感」はどの仕様も同じです。
東京新宿の都庁の近くには、三協アルミのショールームがあります。
私は、そこでしっくり感を覚え、我家の新宅ファースの家に採用しました。

「丈夫で長持ち」というキャッチコピーが使われます。
それに「しっくり感」の伴った事が大ヒット製品になったのでしょう。
硬いものを落としても傷つき難く、それで素足に温かさを感じさせる「＃Sフロア」です。
これもテレビドラマ、「ハコヅメ～たたかう！交番女子」で採用されいます。
私の一押しのフロア材、「＃三協アルミのSフロア」に注目して下さい。

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茅葺屋根とファースの家…北斗市・ファース本部

茅葺屋根とファースの家…北斗市・ファース本部
昨日8月1日朝のテレビ特集で放送された「SDGs@北海道」で、ファース工法にはシリカゲルを使用している事を紹介されました。
ファース本部・研究開発室の村上一人室長は、水槽にシリカゲル入れたもの、入れないものの2個を用意して、その違いをシリカゲル吸湿効果で証明してみせました。

このシリカゲルを床下一面に敷き詰めている場面を智社長は、ファースの家の床下点検口を開けて説明していました。
今日は、その場面を見た方から質問があり、シリカゲルが湿気を吸う事は解るが、「何故に調湿材として湿度を一定化するのか」との、もっともな質問がありました。

ファースの家は、茅葺屋根の思想を新建材の用いたファース工法に活かしています。
茅葺屋根は、大量の水を吸い込んでおり、その屋根の抱えた水が暑くなると大気に蒸発して、家屋内が気化熱で涼しくなります。
湿った服を着ると蒸発して体温が奪われるのと同じです。

冬は何処もカラカラ乾燥状態となります。
その乾燥時季には、抱えていた湿気を家屋内に放出するように処方いたしました。
乾燥状態では、住む人の身体から水分が蒸発して体温を奪うのを抑止する効果が働きます。

この水分管理で先人達は、断熱材などが無い時代の温かさや涼しさを確保していたのですね。
この先人達の匠の技は、木材の墨付け切り込み、建て込みだけでなく、温熱環境にも充分に配慮して家づくりが実践されていたことに驚かされます。

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