豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

茅葺屋根とファースの家…北斗市・ファース本部

2021-08-02 17:35:06 | Weblog
茅葺屋根とファースの家…北斗市・ファース本部
昨日8月1日朝のテレビ特集で放送された「SDGs@北海道」で、ファース工法にはシリカゲルを使用している事を紹介されました。
ファース本部・研究開発室の村上一人室長は、水槽にシリカゲル入れたもの、入れないものの2個を用意して、その違いをシリカゲル吸湿効果で証明してみせました。

このシリカゲルを床下一面に敷き詰めている場面を智社長は、ファースの家の床下点検口を開けて説明していました。
今日は、その場面を見た方から質問があり、シリカゲルが湿気を吸う事は解るが、「何故に調湿材として湿度を一定化するのか」との、もっともな質問がありました。

ファースの家は、茅葺屋根の思想を新建材の用いたファース工法に活かしています。
茅葺屋根は、大量の水を吸い込んでおり、その屋根の抱えた水が暑くなると大気に蒸発して、家屋内が気化熱で涼しくなります。
湿った服を着ると蒸発して体温が奪われるのと同じです。

冬は何処もカラカラ乾燥状態となります。
その乾燥時季には、抱えていた湿気を家屋内に放出するように処方いたしました。
乾燥状態では、住む人の身体から水分が蒸発して体温を奪うのを抑止する効果が働きます。

この水分管理で先人達は、断熱材などが無い時代の温かさや涼しさを確保していたのですね。
この先人達の匠の技は、木材の墨付け切り込み、建て込みだけでなく、温熱環境にも充分に配慮して家づくりが実践されていたことに驚かされます。



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