豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

暑さ寒さも彼岸まで…北斗市

2020-03-23 17:43:17 | ファース本部

若い人達も含めこの「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を知っています。
格言と云うより解り易い季節の表現で、仏教からきている言葉です。
仏法で悟りに至るために超えるべき煩悩を川に例え、その岸の向こうに涅槃(ねはん)、つまり「安らぎの地」があると云う意味になり、その理屈を語れば小難しいのですね。

彼岸とは、昼の時間と夜の時間が同じなる春分の日と秋分の日の、前後三日間を云うそうですが、その真ん中の日を「彼岸の中日」とヒトもおります。
彼岸の墓参は、ご先祖の供養と「現世でも安らぎ」の日々を過ごせるための意味もあります。

彼岸は仏法に関する行事ですが、宗教観を意識して墓参するヒトは少ないようです。
もっとも日本人は12月25日のクリスマス(キリスト誕生日)、大晦日の除夜の鐘(仏法で個人に108の煩悩がそれを追い払って新年を迎える)、初詣(新年の安泰を神社に祈願)、つまり年末年始の数日間でキリスト教、仏教、神道の三つの宗教に何気に関わっています。

このクリスマス行事、年末年始の仏法や神事の行事には、「気が向いたら出掛けよう」くらいの気軽さです。宗教活動を熱心に行う人からは、いかにも不謹慎に見えそうです。
日本人はこのような宗教観ですが、他宗教に対して偏見などはまったくありません。

今日からは、日の出、日の入りが数分くらいずつ6月21日夏至まで長くなって行きます。
今日は近くにある福地家の(写真)と妻の実家、知内町の大野家の墓参に行ってきました。
福地家は仏教で線香を備えますが、大野家は神道で柏手を打ち「二礼二拍手一礼」です。

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