豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

政治力・経営力・総選挙が近し…北斗市

2009-04-29 20:46:47 | ファース本部
総理大臣は、自分の思うように行かないと、キレて辞めても次々と代わりが出てきます。またその他の大臣、高級官僚も、その人でなければいけないと言う場合は殆どありません。組織が大きくなればなるほど代替人物も多くなるように思います。

ところが、私達のような地域密着型工務店は、その経営者の実績、信用信頼、人柄や神通力などで形態が為されている場合が殆どです。つまり地域工務店の社長は、総理大臣のような代替が効かないと言えます。

昨年度から続く不況の嵐の中ですが、連休明けと同時に、あっと言う間に上期も終わってしまいそうです。この2・3ヶ月の間に必ず総選挙があり、政治空白は続く事でしょう。そして自民党が勝てば「ねじれ現象」が、民主党が勝てば政策展開の混乱が続きます。

あくまでも政策的な景気刺激策は一過性に過ぎないのであり、その誘い水を上手に自分の仕事に生かすのが経営者の手腕なのでしょう。経営者は、政治政策に多くの期待をしない事が原則です。選挙でどっちが勝っても対応できる順応力を持っていなければなりません。

社会が悪い、政治が悪いと言っていても、経営状況が改善される事は絶対にありません。他力本願ではなく、自らが時代にあった事業展開で打って出る事なのでしょう。時代の加速度は増し、幸運を待っている間に経営環境は劣化の一途を辿ってしまいます。

特に工務店経営は、家づくりにおける明確なビジョンを示す必要があります。
我々のような形態の会社も示したビジョンに沿って、達成するために必要な財源、人材、知恵、情報などを集め、会社が一体となって行動する事しかありません。

日経情報に、社長自ら先頭に立ち戦う「求めよ、されば、与えられん」「頭を使え、頭のない奴は汗をかけ」の名言と、目標「ターゲット」が決まったら、このような時代だからこそ「トップセールス」が有効になる。トップを上手に使う手立てを考えよと、ありました。

総選挙が間近になれば、方々に行動できない理由が飛び交います。
混迷の時こそブルドーザーのような牽引力のあるリーダーの出番のようです。

写真は、ネット画像から写した富士山と五重塔ですが、日本の歴史と重鎮が見守っているように感じます。今朝の北斗市は1℃でした。
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本を見る中国人の目…北斗市 | トップ | 国も企業も人で成り立つ…北斗市 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事