豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

良い指導者、良い教育者の姿とは…北斗市

2011-11-08 19:29:04 | ファース本部
無知な子供達に学問を教えようと肩に力を入れるほどに生徒はひいてしまうのでは。
そもそも生徒を無知だとの決めつけが、生徒をひかせる要因になっていそうである。
生徒は自分の鏡であって、その子供から多くを学ぼうとの姿勢でいることが…

今日は上磯中学校を会場とした北斗市教育研究集会に参加してきました。
各授業を各地から参集した教員の先生方に公開します。
私も国語と数学の科目を参観しましてきました。
国語では文章にも色彩をつける工夫など学び、心を洗われて…
私は、高校はもとより中学校も満足に行く機会に恵まれず、学校で学んだ記憶が殆どありませんが、数学で多角形の和を求める授業に、いつしか入り込んでいる自分に気付きます。

三角形の和は180°、四角形の和は360°、これが解れば五角形、六角形なども次々と…
常日頃、温熱計算の手法を自分なりに簡易化し、家づくりにおける温熱環境の研究開発に反映させてきました。
今日の参観で大嫌いだった数学と国語は本当は自分に向いていたのかな…

それより今日、教壇に立った教師は「教える姿勢ではなく」、「自分が生徒から学ぼう」とする姿勢が明らかです。
良い教師、良い指導者の鉄則のような気がします。

私も高性能住宅を地域工務店に教えようとした時は誰も耳を傾けてくれませんでした。
工務店から学ぼうとマインドを切り替えてからは、流れが変わります。
教師も生徒から学び、学んだ事を波動で教える姿勢が…
生徒に対する信頼と愛情が織り合うと、教師の波動が伝わるのでしょう。
言葉、態度、動作などすべてが波動となるものです。

今日さらに感心したのは研究授業を行っている隣のクラスは教師の居ない「自習」です。
ところがこの「自習」を行っている全クラスは、粛々と整然と静寂の中で自習を行っていました。これこそ普段の学級指導の成果なのでしょう。

嬉しくなり終了後に校長室に立ち寄りました。
写真は右が校長先生の小笠原正司さん、左が教育指導主事で元当校校長の酒井充さんです。
酒井元校長、野戸前校長、小笠原現校長ともに教師を信頼し、教師は生徒を信頼し続けることが肝要だと…
穏やかな校風はこのような学校経営者によって培われているようです。

さて明日の北海道新聞、コラム朝の食卓は、私の原稿掲載日です。
内容も教育に関わる話題を…

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