豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店がハウスメーカーの違い…北斗市

2020-04-24 18:01:36 | ファース本部

「ハウスメーカー」の意味はハウス(住宅)のメーカー(製造会社)と云う事になりますが、ハウスメーカーが直に現場で施工を行っている訳ではありません。
その下請け企業の下請け、つまり多くが地域の孫請け工務店が施工を担っております。

そもそもハウスメーカーなる組織など諸外国にはありません。
経済成長を促すために政府の方針で政策的に構築されたのがハウスメーカーです。
昔にテレビの報道場組に出演した有名大手のハウスメーカーの社長は、「家は10年持てばよい」と断言したのを鮮明に記憶しております。

その理由としては、「スクラップ&ビルド」つまり短期間での家づくりのし直しは経済発展に極めて有効であると説いていました。確かに一棟の家づくりには、基礎から設備まで数十種もの業種が関わり、ヒト、モノ、カネが回り、極めて経済効果があります。

この報道番組には、何処からも異論の意見など無かったと聴きました。
我国のハウスメーカーとは、住宅製造会社でなく、まさに住宅販売会社です。
家は人が暮らすことで傷がつき、建材や建具などのモノは確実に劣化してゆきます。
ハウスメーカーなどは、定期点検制度で課題を解決していると云いますが、定期点検の時期に関係なく不具合の事象は発生するモノです。

その不具合事象の対応にあたるにも、いわゆるクレーム処理班と云われる専門家です。
つまりはサラリーマンであり、多くは事務的な対応しかできないのが現状でもあります。
地域工務店は、一旦でも信頼を損ねたらその地域で経営活動が困難になります。

確かにハウスメーカーと対比すると地域工務店は、ブランド力などで劣ります。
しかしその地域でこの時点まで地道に生き抜いてきた実績が何よりも信用力です。
工務店経営者には、定年も転勤もないのですから。
写真は北海道幕別町の「ほこだてホーム」さんの「#ファースの家」です。

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