豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

100年前の大工棟梁の匠…白山市市内

2018-03-17 18:05:08 | ファース本部

昔の建造物の殆どは、大工の棟梁が総ての指揮を執っていたようです。
それは施主から依頼された企画、設計の段階から携わりました。
当時は設計図を手板という、■この黒四角の柱を現した点と線を結んで描きます。

この二次元図を三次元化するのは、総てが大工棟梁の頭脳の中でレイアウトします。
その上で木材に墨付けを行い、鋸(のこ)と鉋(かんな)と鑿(のみ)で継ぎ手や臍(ほぞ)切り込みし、組み上げて行きます。

写真は今日訪問した白山市鶴来町の車(くるま)家の玄関ホールの木組みです。
築100年だそうですが、見事なほど木材が組み合わせられ、巨大な家屋を構成しています。
お城などを建造した技術が具現化しているようです。

車家は家督を継いだ妻の甥にあたる、石川県議会議員の車幸弘さんが立派に家屋も含め家風を伝承しています。
この歴史ある建造物を無傷に保持する事も大変なことです。

現在はプレカット工場で墨付けから切り込みまでコンピューターで行われます。
写真のような建造物はプレカットで造る事など出来ません。
日本の匠の技は大切に伝承して行く事が必須のようです。

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