豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本の人口減少とビジネスモデル…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-05-16 23:06:05 | ファース本部
少子高齢化現象が進んでいます。
日本国内の中堅都市と云われた地域からも若い人が都会に出て行って戻って来ない現象が続いています。
田舎には企業も学校もなく、必然的に良い仕事、良い教育を受けるために都市に行くしか。

その都会も人口減少状態に入り始めたと云います。
今日は、取引先の日本ボーゲージサービス株式会社がリードする社団法人パッシブデザイン協議会の「未来会議2013」に参加する機会がありました。

この基調講演では、マーケティングアナリストの三浦 展氏の日本の人口推移を分析した内容でした。
とても興味深く拝聴して参りました。
写真は配布資料の一部ですが、この表では100年前の1900年の我国の人口は4000万人、現在1億2000万人、そして100年後の2100年には、100年前と同じ4000万に戻ってしまうと分析しております。

更に100年前の4000万人の時は、高齢者の人数比率が極めて低く、100年の4000万人では高齢者比率が数倍以上になっていると云う事です。言い換えれば更に人口減少は進んで行くことになります。
放置しておくといつか日本は滅亡してしまうと云う事になります。

住宅業界に限らず市場調査は、現在と直近の未来、5年後、10年後、30年後、100年後と未来を先見しながら経営の舵取りが必要となります。当然、少子高齢化を見込んだビジネスモデルの構築が必須となります。
すると実践することは皆、同じようなことになりそう。

私自身の持論でもある、「田舎を活かす」グランドデザインを思考することも新時代のビジネスになりそうです。写真の表の人口推移は、何の手段を講じないことが前提です。
田舎は、食料の生産基地であり、その産品を二次加工すると雇用が生まれます。

地域コミュニティーでは、元気な老人が子育てや介護支援を行うようになると田舎は活性化して行くのでは。
未来会議はまさに未来を構想するにふさわしいイベントでした。

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