現在の家づくりは、平成12年4月施行の住宅品質確保促進法の瑕疵担保責任と云う法律に基づいております。
建物の傾き、構造体の欠陥、基礎コンクリートのひび割れなどに対しては、施工者に対して10年間に及ぶ瑕疵責任が義務化になりました。
しっかりとした地盤調査をしなければ施工者の責任を果たす事が大変に難しくなりました。
基礎工事は、予算が少ない場合、安いコンクリートを使用して、中にいれる鉄筋の量を少なくしても、固まれば普通のコンクリート基礎と見分けなど出来ません。
この法律では、素人に解らない部位について瑕疵担保責任が重くのしかかります。
しかし温熱性能に関しての基準はあるのですが、法的規制はありません。
「暖かい家に住みたい」と云う願望は家づくりの基本でもあります。
ところが温熱性能は2020年法的義務化を目指しておりましたが、何故かいきなり反故にされました。地域工務店は、温熱性能義務化の事前準備に多くの労力を投じてきました。
一部の見方では大量販売するハウスメーカーに大きな負担が掛かり、場合によってGDPまで波及することを怖れた対応だと解説するヒトもおります。
地震や台風で壊れない事は第一に優先されて当然です。
しかし家の断熱化は、単なる省エネだけでなく、暖かいく快適に暮らせる事は、高齢化疾患で負担が増大を抑制する効果もあります。
写真は「#ファース工法」で建造した内部ですが、密着強度の強い樹脂でシームレス状に家全体を包んであり、大きな吹き抜けがあっても上下温度差は殆ど生じません。
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