200㎡の敷地に1階床面積100㎡の家づくりを行えば、100㎡の敷地が余ります。
この部分が玄関アプローチやカーポートなどと、残りの3方敷地が空地になります。
この余白の敷地活用で、居室を敷地いっぱいにすることが可能となります。
それがエクステリアと云う事になるのでしょう。
先ずは、隣地との境界線に塀を設ける事で、居室が広くなったように見えます。
その塀の内側に植樹を行い、ちょっとしたガーデニングを行うことで居室が塀まで伸びたようにも感じます。
庭は、住む人の五感を刺激する家となるのです。
五感とは、視て安らぐ視覚、花の薫りを感じる臭覚、実のなる植木から収穫した味覚、樹木や草花の手入れでの触覚、木の葉が触れ合う音の聴覚などです。
この南側の敷地の庭に、池をつくり、水を流せばせせらぎの音を楽しむことが出来ます。
水面は日射熱を吸収して気化熱となり暑さから家を守る効果もあります。
昨今は、窓ガラスの高断熱化も進み、北側の部屋に開口部を取り付け、家屋の北側に庭を創ることも可能となりました。北側の庭は苔が映え、私式の庭が似合います。
勿論、北側の敷地境界線にも塀を備えることは必然ですが。
敷地にポツンと家が建つのではなく、道路側のアプローチ意匠に加え、3方の塀の設置と植樹と草花の植え込みを行うことで100万円くらいの費用を要します。
この100万円の投資は、住む人の健康を保持することで充分に採算が取れます。
内装や建具の仕様も重要ですが、エクステリアへの予算配分は住む人のカラダやココロをとても豊かにすることでしょう。
写真はファースの家の施工と合わせて進行させた庭の整備状況です。

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