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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

価格競争から脱皮するには…北斗市~函館空港~羽田空港~富山空港~高岡市

2016-02-25 22:30:34 | ファース本部

戸建住宅の年間着工数は、全国で年間に約50万戸前後と言われております。
サッシなどの建材などは、ハウスメーカーやローコストメーカーなどが大量発注致します。資材メーカーはロット出荷でコスト軽減ができるため、安価な価格で供給出来ます。

住宅の供給数は、どんなに大量生産しようと建てられる数は年間50万戸程度なのです。
資材をどんなに大量発注しても一戸建てに使用する資材や建材など絶対数は、限られます。
ハウスメーカーが販売する家も、割高価格で仕入れる零細な地域工務店が造る家も、全部合わせても年間の建築着工の絶対数の50万戸には変わりがありません。

資材メーカーは散々買い叩かれ、下請け業者もトコトン値切られます。
ここで得られたスケールメリットは、建主さんが住んでから肌で感ずる事になる、家の性能や機能に反映されない費用である膨大な宣伝広告費に消費されているのが現状です。

私達地域工務店は、適正価格で購入し、適正価格で協力業者に発注しますが、宣伝広告費を殆どかけておりません。したがって親切丁寧な仕事をしても価格は高くならないのです。
情報が偏って伝わっている住宅業界ですが悔いの残さない家づくりを行ないたいものです。

今日は富山県高岡市に本社のある三協立山株式会社様を訪問して住宅建材部の部長、山崎力(つとむ)様と色々な意見交換を行なうことが出来ました。(写真)
山崎部長さんは、価格競争の限界を商品力と人間力で乗り越える術を語っておりました。

三協立山様のような資材メーカーは、大手ハウスメーカーに大量販売して全体コストを抑え、その恩恵を私達地域工務店に分け与えて戴く仕組みを話し合いました。
山崎部長と賛同したのは私達、地域工務店は、良い製品を上手に使い、同時に出来た家に心情が宿る事、つまり人の息衝く家づくりを行うことだと言う事を再認識です。

さて、今日は猛吹雪の北斗市を出て快晴の東京からアルプスを超えて富山県に来ました。
富山県も降雪の予報だったそうですが、見事に外れて快晴で温かい日中でした。
しかし、この時間になって雪が降りだしてきました。明日はまた東京経由で帰社致します。

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