豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

リフォームはお金を戴いて行う営業です…北斗市

2014-11-01 14:28:38 | ファース本部
私達、地域工務店は、依頼があったユーザーさまのリフォームの工事を、誠実に丁寧に、しっかりと行える事をアピールするための絶好の機会なのでしょう。
新築をする場合にその大事業を託する事の出来る業者かどうかの尺度となります。
つまり、誠実なリフォーム対応は、新築受注への大切な入り口であると言えるのです。

家の不具合を直したいと思った時に本来は、その家を施工した工務店やハウスメーカーにその工事を依頼するのが自然の行動なのでしょう。しかし、実際には施工した工務店やハウスメーカーと疎遠になってしまっている建主さんが少なくありません。
家を売る行為は、売った後の建主さんからの連絡の殆どが不具合の申し入れです。
その対応に少なからずお金が掛かり、売った家はコストになっている場合があります。
そのような建主さんから距離を置くようになっているからでしょう。

家が出来て建主さんの生活がそこから始まります。
生活しながらライフスタイルにフィットさせるための細工を必要となる場合があります。
また当然、家の様々な建材、什器備品などに劣化現象が出てくるでしょう。
つまり、出来上がった家は、住み始めた建主さんと一緒に成長させる必要があります。

営業だけを行って工事をそっくり下請け業者に外注するリフォーム会社があります。
リフォームの多くは建主さんが住んだまま施工するケースが少なくありません。
それこそ逃げも隠れも出来ない宿命にある、近場に存在する地域密着の工務店さんがもっとも得意にする仕事なのでしょう。

地域密着工務店は、リフォームの機会にユーザー様から信頼信用を得るような真面目な対応を行うことで、その人の建替え需要や知合いの新築を計画する人の紹介に繋がります。
つくる家には、建主さまが住んでから満足できるような機能、性能を持たせておくことが絶対要件です。その上で、竣工後のアフターメンテナンスを丁寧に実践することです。
そのような建主様と工務店との信頼が増幅され、建主様が施工工務店の営業マンになって戴く例も少なくなりません。リフォームは建主さまと工務店関係者の幸せを繋ぐ糸口かも。

さて、今日の土曜日は、2本の原稿執筆を行っておりましたが早めに切り上げて休養に。
写真は何とも美しいネット画像の夕焼けですが自然の色の尊さと尊厳を感じます。

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