豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

いつも問われる費用対効果とは…函館市~北斗市

2014-02-17 18:03:58 | ファース本部
山梨県が豪雪のために陸の孤島化に陥り、自衛隊などは救護活動に入っています。
普段は豪雪などを想定もしていない地域での困惑ぶりが解ります。
一晩に1mもの雪が、三日三晩も続いて降る岩見沢市などでは、それでも市民活動が停滞することなどありません。豪雪を想定して街づくりを行っているからです。

今回の豪雪は50年ぶりとか100年ぶり、或いは観測史上初めての降雪量の地域もあります。
50年、100年に一度降るか降らないような地域に岩見沢市や北陸豪雪地域なみの設備は果たして必要かどうかの議論が為されています。
体育館の屋根や駐車場の屋根が崩落するなどの事故も相次いでいます。
少なくとも50年、100年の豪雪であっても人命に関わる事故の発生は阻止することが必須です。

しかしながら除雪対策は、設備するだけで相当の費用が嵩み、使用しなくともメンテナンス費用が掛かります。このような地域には、設備の整った豪雪地帯や自衛隊などの緊急事態対応などの仕組みづくりが肝心なのでしょう。つまりハードではなくソフト対応です。

平和ボケと云う言葉があります。平和保持には、相応のコストを掛けています。
これも軍事力などのハードには限界があるようですが平和を継続するためのソフトは、無限の広がりを期待できます。

私達は屋根に積もった雪を処理するために尊い命を喪った例を重く受け止めています。
そのため私達は、屋根の落雪を片すための作業量とリスクを思考して「雪の積もらない屋根」の開発を行っていますが、それも費用対効果を問われます。
安価な設置費と安価なメンテナンスコストでなければ社会貢献度は高くなりません。

何でも費用対効果で語られるととても無機質になりますがそれでも研究開発には、それが何処までも付いて回ることを意識しなければなりません。

さて、今日の午前中は家庭裁判所の調停室に篭っていました。
午後から本社の研究開発室で色々な実験や分析などを行っていました。
写真は毎日この時間に見られる光景ですが、隣の中学校の下校に合わせてお迎えの保護者の方々の車の渋滞風景です。

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