豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

経済効果とは…北斗市

2013-09-10 18:06:48 | ファース本部
2020年の東京五輪誘致が実現することになり、そのことでの「経済効果」は幾らになるかの議論が飛び交っています。
3兆円から150兆円もの経済効果があるなどと。
経済効果とは、人が動けばくらいのお金が動くかの経済用語だそうです。

経済効果とは動くお金の指標で、決してそれだけの富が生まれることではないようです。
例えばお祭りなどでの賑わいは、経済効果の高いイベントの典型なのだそうですがお金は、その場を通過して行ったものが多く、実質的収益とは別物だとも言います。

今回の五輪招致では、マインドの高揚感が大きなって自動車を買い替えるとする人が多くなると云います。
観光において現在の日本は、フランスの三分の一の海外観光客しか来ていないそうですが、この五輪を契機に3倍増の集客につながると云います。

ビルや建造物、地下鉄、新幹線、高速道路などの土建業界は直接的な恩恵を受けます。
スポーツ用品、外食産業、食品飲料などのメーカーも需要増が見込まれるそうです。
当然ながらテレビやIT端末などの需要も増え、新型テレビなどの開発合戦が。

経済効果を具体例であげると、1億円の契約金で獲得したプロ野球の選手がいたします。
人気者の彼の入団で入場者が買うグッズ販売、現場で売る弁当、交通費、観客収入、テレビ放映権などで得るのを「直接効果」と言い、グッズ製造元、弁当製造元などを「第一次波及効果」と言うのだそうです。

これらで収入を得た人々が買物をする間接収入を「第二次波及効果」なのだと。
この全てを計算した結果、1億円投資の入団で経済効果は52億円に及んだと云います。
これらの記述は全てがネットや新聞などに書かれた情報で其々の見識なのでしょう。
しかし、そのお金の動きには消費税が伴いますから税収が増えることにはなりそうです。

懸念は我国の1000兆円もの借財、被災復興、原発収束などの大きな課題があります。
この現実で萎縮していた私達に今回の五輪誘致は、夢と希望を与えてくれたのかも。
この高揚感も含む経済効果を実体経済に結び付け、懸念払拭を出来るかどうかの正念場となりそうです。
写真は2020に使用する新五輪スタジアムの立体写真ですが、建築費用が高そうですね。

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