豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店は地域経済を活性化させる…北斗市~木古内~八戸市

2010-10-05 21:27:00 | ファース本部
ハウスメーカーが家を建築する時は、資材メーカーから大量に部材を仕入れるために、ロット単位のとても安価な価格構成となってくるのは当然なのでしょう。
地域の工務店の仕入れは、数が限られるため単価が割高になるものまた道理なのです。

ハウスメーカーのロット仕入れ価格は、地域工務店と対比すると相当の差額が生じます。
その安価な仕入れが、必ずしも建主さんへの供給価格に反映されてはいないのも現実です。
数を売る仕組みのハウスメーカーは、膨大な営業費用をかけざるを得ないのです。

地域工務店の仕入れ価格は、高いのですが価格帯がハウスメーカーより安価になっているのが殆どなのです。営業に費用をかけていないからなのでしょう。
地域密着の工務店の多くは、地域活動そのものが営業活動になっているようです。

町内会活動、PTA活動や地域ボランティアなどで人脈が広がり、知っている工務店に自然とリフォームや建替え住宅を要請する自然な営業形態が成り立っています。地域工務店は、木材、建材の仕入れや協力業者さんを地元の人々にお願いしています。

地域工務店の受注は、基礎工事から仕上げ工事まで約30業種に対して、人、モノ、金が行き渡ります。
人の暮らしの在る限り家づくりの仕事が無くなる事などありません。
地域経済の活性化は、地域密着型の工務店が、住宅市場をしっかりと席巻する事なのです。

地域工務店がハウスメーカーに劣る事は、歴然とした情報不足による信用力なのでしょう。
このハウスメーカーから地域工務店が市場を奪回するには、相当の技術と情報を持たねばなりません。
その量が対等になった時こそ建主さんは、地域工務店になびいて来るのです。

今日は青森県八戸市でファース技術セミナーを行いました。写真は会場を提供して戴いた三協立山アルミ八戸営業所で撮りました。左から所長の山下 修さん、私の隣が当該販売代理店の㈱オトミチ社長、音道登一さん、右が三協立山アルミ主任、柳瀬慎二さんです。皆さんはこぞって地域工務店育成に尽力しておられました。

今日は、ハウスメーカーが採用していないヒートポンプ機器と家の性能の関連性をとことん勉強して戴きました。今日は秋晴れの過ごし易い、みちのくの一日でした。
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