豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本列島の家づくり…函館~北斗市

2010-10-07 18:10:33 | ファース本部
ファースグループの加盟工務店さんは、日本列島最北は網走、斜里から、秋田、鳥取、五島列島の日本海沿い、青森むつ市から岩手、千葉、紀伊半島、四国、宮崎、鹿児島までの太平洋沿い、全国各地に200社近くの仲間が存在しております。

今日は、ファース検査員講習を行い、過渡期にある電化住宅の最新技術の内容も含めた講義を行いました。写真は、その風景ですが手前右が北海道帯広市の日新ハウス㈱社長の工藤大輔さん、後が宮崎県宮崎市の㈲カワコウ 工務主任の川越貴大さん、手前左が岐阜県土岐市の永井建築工房 社長の永井 学さんと奥様の永井朋子さん、後が香川県高松市のファンホーム㈱の建築士、竹内慎治さんです。

たまたま今日は、全く気候風土の異なる地域の方々にご参集を戴きました。
工藤社長の帯広の内陸部はマイナス20℃以下になり、東部は太平洋側に面しています。
永井社長の土岐市は、日本一暑い街、多治見市の隣で今年は連日36℃だったようです。
竹内さんの瀬戸内高松市は温暖地域と思いがちですが夏の暑さは勿論、冬も思い以上に寒さを感じると云います。本土で最も暖かい川越さんの宮崎市でも冬は氷点下になります。

家づくりにおいて寒さ対策は、暑さ対策への裏返しとも云いますが、必ずしもイコールではありません。温暖地で家を安易に高気密、高断熱にすると数年で床が腐り落ちる例を何度も目にしてきました。新潟や福井などは、豪雪対策に万全の措置が必要です。

厳寒地では、安易な断熱構造で内部結露を起こし、短期間の間に大規模改修工事を行った例が少なくありません。私達、ファース本部はこのような様々な地域で発生した事象を検証しながら、建築する地域ごとに、建築処方せんをつくって技術開発を行っています。

今日も、新時代にフィットした潜熱回収の換気装置実験を行いながらの検査員講習です。
今日は、爽やかな秋晴れでしたがこれから懇親会。明日の昼には講習試験があります。
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