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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

借金大国である日本通貨の円高は何故…北斗市~函館~神奈川~東京

2010-03-09 20:39:32 | ファース本部
この4日には為替市場で88円まで円高が進みました。
この急激な円高は、国内の輸出企業に収益を圧迫して株価が1万円程度から抜け出せない原因となっているようです。

この円高は、ギリシャの財政不安や欧州経済の先行き懸念、アメリカの低金利政策が長期化するとの懸念が作用していそうです。これらのリスクを回避するため世界中が日本の円を買う事になっていると言う事です。

その日本の国内では、誰もが承知の大変な財政悪化が大きな問題となっています。
国と地方の借金が800兆円とも言われております。この借金は増えるばかりで財政再建の目途すらたっていないのが実情です。この借金大国の日本の円を世界の投資家達が、どうして買うのかを調べてみました。

これは日本の借金の中身にありそうです。日本の国債残高は、他国からの借金にあたる「対外債務」が殆ど無いのです。日本の国債は、大部分が国内の金融機関が持っており、自国の通貨建てになっています。このため海外から一気に資金が引き上げられて債務不履行(デフォルト)になる危険は極めて低いのです。

また我国は、外貨準備高の財政余力が優れ、世界でも屈指の債権国でもあります。
借金も多いが資産もかなり保有しているのです。しかし資源の無い日本の円は、海外の投資家にとっては、どうも積極的な投資ではなさそうです。ギリシャ問題の解決や海外市場のリスク要因が除去すると一気に円安に向かう可能性もあります。

ともかく国内的にも国際的にも異常財政で在る事に変りありません。
今日はモーゲージバンクの社長勉強会が横浜であり、20年ぶりに横浜駅に降りました。(写真)建築関連の企業経営者が集まり、様々な意見交換を行って来ました。

明日も都内での業務となりますが東京は北海道より嫌な寒さです。

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