迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

「県庁の星」になれなかった鳥取県職員

2005年10月19日 | 社会
アンタは何様?物産展担当の県職員「客は図に乗る」
鳥取県は18日、百貨店で開かれた県物産展で客への応対を担当、終了後に百貨店側に客を見下す内容のメールを送るなどし、公務員の信用を失墜させたなどとして、県東京事務所の係長級の男性職員(40)を減給10分の1(6カ月)と降格の処分にしたと発表した。
県によると、職員は9月15日、東京都内の百貨店で行われた県物産展で、抽選補助券の枚数が足りないのに福引を引かせてほしいと客から頼まれたり、待たされた客から苦情を言われたことに立腹。
翌日、同店に匿名で「嫌なワガママな客多いね。もっと客を教育しなきゃ。客は図に乗る民なんだから」とメールを送った。
店からの謝罪を期待してメールに自分の携帯電話番号を書いていたため、店からの連絡で県東京事務所が突き止めたが、職員は「個人情報保護法の趣旨に反する。提訴を考える」とのメールを店に送った。
県は同店や物産展関係者に謝罪。職員は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。柴田正顕職員課長は「常識的に考えられない行為。服務規律を徹底したい」と話している。
ZAKZAK 2005/10/19
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「客は図に乗る『民』なんだから」で、誰からのメールなのかピンと来たはずだ。
どうせたいした仕事もできていなかった割に、ぐちぐちと文句だけを言っていた様子が想像できる。
一方で、ちょっと無理なことを言っているお客に遭遇する時もある。そんな時は店員さんを気の毒に思ったりもするのだが、自らを振り返ってみると、よいお客である時と、お客としてもちょっと言い過ぎたかなと思う時がある。
でも、そこはサービス業として、お客をうまくあしらうこともテクニックのひとつであるはず。
オレは公務員様だ、と思うのではなく、公僕であることを自覚して欲しいものだ。

ところでこの職員は全国400万公務員必読!サラリーマンも身につまされる役人意識構造改革ストーリー「県庁の星」という本を読んでいなかったのだろう。
実は私もまだ読んでいない。
うちから最寄りの隣町の図書館にも、当市の図書館にも蔵書はなかった。

『野村聡。三十一歳。Y県職員上級試験に合格、入庁九年目の幹部候補。県初の民間人事交流研修者六人の中の一人に選ばれた、若手のエースだ。一年間の研修を無事にこなせば、出世の階段を確実に一段登ることができる。鼻高々で臨んだ辞令式で命じられた赴任先は、だけど…スーパー? しかも…人口三万人のH市の? スーパーでの研修初日、店長へのあいさつも早々に、野村はいきなり現場に入れられる。社員の紹介はないのか? 研修スケジュールは? 渦巻く疑問。呆然(ぼうぜん)とする野村に店長が告げた教育係は、パートのおばちゃんだった。』というストーリーだそうだ。
面白そう。

織田裕二と柴咲コウが主演で映画化され、来年2月25日に公開されるそうだ。
早く読んでみたいので、図書館にリクエストしてみようかな。

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