太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

自動車購入2

2010-02-11 | 研究留学回想録
 2002年4月5日。アメリカでカムリを購入しました。1/31のブログ自動車購入(研究留学回想録)をご覧ください。カムリを購入後、購入したトヨタディーラーから自分たちの宿泊しているPasadenaに向かう話です。私はカローラで、家内が購入したカムリに乗って2台連なって帰る予定でした。

 前述のブログは、わたしの視点で書きましたが、家内の視点を加えてみますと。

 家内はカムリに乗ってディーラーから右折をして出ようとした所、右折のウィンカーがとても早くカチカチカチとなり、ここで言わないと無料で直してもらえないと思い、見送りに来たスタッフに伝えました。また後日来た時に直してくれると言う事でしたが、既にその時点で私の乗ったカローラと数台離れてしまいました。家内もカムリのテールランプが分からず、多分あれだろうと目星をつけて後ろに付いていたようです。しかし、暫く行った信号でカムリはそのまま進み、家内のカローラは信号で止まりました。家内は、私が路肩で待っていたくれるのではないかと思ったそうです。しかし路肩にそれらしく車もなく、焦ったそうです。ほぼはじめてのアメリカでの運転、辺りは真っ暗、地図はなし、方向音痴、携帯電話無し、英語もまだまだ話せませんし、ダンナのカムリが見えない。辺りの治安も良さそうはない。人生でもっともビビッタ、人生最大の危機と言っていました。

 その後、ハンナキ状態で道路の右側をカムリのテールランプを探して前を見続けて走ったそうです。本人は私が路肩に停まっていると強く信じていたそうです。しかし、私も2台・3台後ろの車は分からないため付いてきていると信じるしかなかったです。どうしても、ダメならディーラーに戻ろうと私は思っていました。家内はそのように思っていなかったようで、今でもあの時会えていなかったらどうしていただろうと家内は言っています。その後のアメリカでのpartyのネタでもこの話はよく使い、あの時会えていなかったら、今もアメリカのどこかを走っているのではないかと言って談笑したものでした。

 私と会えた後は、ただ必死にカムリのテールランプを凝視して走ってきたそうです。周りに多少迷惑を掛けても、どの車も前にいれず喰らい付いて運転していたそうです。無事にモーテルに着いた時は、私の良かったという安堵感の数倍は安堵と喜びがあったようです。

 これは、今後2年間の留学生活で日常茶飯事におきるハプニング?の始まりでした。
 

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