太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

英語学習 2002-2004 in LA 2

2011-01-15 | 研究留学回想録
 前回の研究留学回想録は本日のタイトル1であったので、2として留学自体の英語学習を振り返る。

 留学中滞在したLAのPasadena。そのアパートの歩いて15分ほどにあるPolyという語学学校に数週間通った。半日のコースでGrammar, Vocabulary, Pronunciationなどのコースから2つ選ぶことができた。1ヶ月ほどボスの好意で通わせてもらったが英語はあまり伸びなかった。その後、Labでの研究が始まった。

 研究で始まり、しばらくしたからあまりに英語が伸びないので悩み夜間開講している英会話に参加した。格安であったが、やや治安が悪いところであった。内容もお粗末であった。英語を喋る機会を増やすつもりであったので、それでも仕方が無いと思ったが、語学学校のピンきりを感じた。

 2年間の間の残り半年ほどからか、研究生活に少し余裕ができ、家内がその少し前から行き始めた語学学校に可能な範囲で参加した。なぜなら、家内がその語学学校に行き始めてから急に英語が伸びたからだ。これはまずいと感じfollowした。

 コースはアドバンスで、その内容はこんな感じであった。まず、先生(Bill)が、What is going on in the world?と聞き、とにかくニュースなら何でも良いので答える。Billは、政治家の秘書をしたことがあるそうで、政治の話も良くしてくれた。そのおかげでテレビのニュース、特に政治の話が分かりやすくなった。その後は、5-10分程度の英文を順番に読んでその後自分のわからなかった単語を質問でき、そしてすぐに何が書いてあったか内容を聞かれる。また、定期的にプレゼンをしなければならなかった。家内は2週間に1回ほどしていて、その準備を家でよくしていた。発表は30分で質疑応答が30分。たしかに、これを繰り返していれば英語が伸びると感じた。私も自分の研究の話やBillや他の男子学生(日本人男性はいなかった)の要望で日本人女性にモテる方法というタイトルで完全な自分の主観で話をした。今も、プレゼンと質疑応答が英語学習の大変良い方法と思っている。

 さて、何人か知り合った日本人の学生で、日本に帰国した人もいた。英語力が伸びると思ったが、殊の外、伸びずにこんなにお金を使うのはもったいないといった感じであった。半日、語学学校で英語の勉強をして、午後からは日本レストランでアルバイト(?:学生ビザでは働けないはず) など。日本人とルームシェアしていて午後からはずっと日本語を使用。日本にいて、アルバイトをして、そのお金で気合を入れて駅前留学しても同じではと言っていた。

 自分も最初の3ヶ月はあまりに英語が伸びずに焦った。メールで皆から英語はしゃべれるようになった?とよく聞かれ、まずいと思った。結果として、留学して英語がぜんぜん伸びないのでは大変まずいと思って勉強をした。結局、それで伸びたような(少しですが)気がした。

 Billからは最後にProgress Evaluationをもらった。必要なことは、Vocabulary, Vocabulary, Vocabularyとコメントをもらった。少し英語ができるようになると、その後たしかにVocabularyが重要であると実感する。

 まとめると、英語学習にはプレゼンと質疑応答。さらに伸ばすにはVocabulary。

 帰国して7年になろうとしている。Vocabularyは増えるどころが激減した。しかし昨年末に英検準1級を受けた。8月に受けることを決め10月に受けた。そこでも私にはVocabularyが最重要と感じた。2ヶ月で意外と覚えることができ、ぎりぎりでパスできた。しかし、また忘れてきている。維持は難しい。しかし初めてこのような英語検定を受けて勉強したことが良かった。継続には定期的に試験を受けることと感じた。


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