鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

敬老の日を迎えて

2021年09月20日 | 議会活動
令和3年9月20日(月)

 今日は「敬老の日」です。新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた昨年に引き続き、今年も敬老の日の祝賀会などに出席する機会はありません。毎年恒例の行事で、地域をはじめ市内各地の敬老会場をまわり、地域を支えてきた先輩の皆さんにお会いできることが楽しみでしたが、その機会が遠のいています。
 一方で、市が主催する敬老会も様々な理由で廃止ということが決まったそうで、新型コロナウイルス感染症の陰で、敬老会が消えてしまいました。100歳を迎えた方や、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)などの節目のお祝いも社会でお祝いする機会が失われていくのは寂しい感じがします。

 富士市では、これまで敬老事業については市民からさまざまなご意見が寄せられ、それを受けて「富士市敬老事業審議会」を設置し、令和元年度及び令和2年度の2か年をかけて審議を行いました。 審議会からの提言をもとに協議を重ねた結果、
 令和3年度から、敬老祝金(対象は77歳で祝い金額5,000円)、米寿記念品(肖像写真・大座布団・富士ブランド詰め合わせの中から希望されたもの一点を贈呈)、長寿祝い(対象は100歳で長寿祝金5万円、花束、賀寿を贈呈)が贈られます。
 廃止する事業は、敬老会(市・町内会連合会・社会福祉協議会の3者共催による事業)、最高齢者祝い。縮小する事業は、敬老祝金は喜寿の祝い金のみとし、長寿祝金は祝金の金額を10万円から、5万円となります。

 市が主催した敬老会では、毎年、その年の対象者である77歳以上の人口、そして各節目を迎えた高齢者の対象者数とともに、それぞれのお祝い会場の情報なども伝えていただき、本市の高齢者の状況の一部をうかがい知ることができましたが、昨年からはその情報提供もありません。せめて実態は知っておきたいのですが少し残念です。

 敬老会は市主催が廃止となりましたが、それぞれのコミュニティ単位や高齢者福祉施設などで継続されているようですので、少しはホッとしています。

 敬老会を迎えられた大先輩方は、日頃から地域における先駆けとして、様々な場面で経験に満ちたお知恵や行動力で、私たちの模範となる生き方を示されてきました。あらためてそのご尽力に対し、衷心より敬意を表します。
 敬老の日を迎え、これからも、元気な高齢者の皆さんを見習い、健康の秘訣などをお聞きしながら、自身の日々の生活を見つめ直す機会としたいと思います。
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