鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

大韓民国の祝日行事に参加

2024年10月05日 | 議会活動
令和6年10月5日(土)

 10月1日、横浜市にある駐横浜大韓民国総領事館の総領事である金玉彩氏からのご招待により、横浜市内のホテルを会場に大韓民国の祝日である国慶日(開天節)を祝う会に参加してきました。外国の祝日を祝う会に参加するのは初めてのことです。




(レセプションの様子)

 ネットで調べたところ、開天節(ケチョンチョル)は、大韓民国の公休日で毎年10月3日です。 「三一節」「制憲節」「光復節」「ハングルの日」とならび、国慶日と呼ばれる5つの祝日のひとつだそうです。開天節は、紀元後13世紀以降に記録された檀君神話に基づく、檀君が即位して檀君朝鮮を建国したことを記念し、天に感謝する日とされています。

 会場には、金総領事を始め総領事館員がホスト役を務め、在日大韓民国関係者のほか、総領事館のある神奈川県、横浜市の政財界関係者、総領事館が担当する神奈川県、静岡県、山梨県の日韓友好団体関係者、大韓民国との親善交流を行っている国会議員団に混じり、私も静岡県日韓友好議員連盟の代表として参加させていただきました。

 私は、昨年度、静岡県議会副議長として多くの公式行事に出席し、その中に「東アジア文化都市2023 静岡県」があり、東アジア3カ国(日本、中国、韓国)が、毎年、それぞれの国の代表地域を決め、主に文化交流を進める事業です。昨年度は、日本代表が静岡県で、関連する行事がいくつか開催されました。
 その際、金総領事は何度も本県を訪れ、私もその都度お会いして言葉を交わす機会がありました。
 文化交流が主な目的ですが、日韓の間には様々な懸案があり、そのことにも触れ話したことがあります。
 今、東アジアはギクシャクした環境に置かれ、その課題に取り組むためには、日韓の連携が欠かせないというのは、基本的な考え方で一致しました。その思いは、今回の会開会式のあいさつでも、総領事から話されています。

 レセプションでは、来年、2025年(令和7年)は、日韓国交正常化60周年の年となります。正常化が始まった直後に、横浜の地に領事館ができ、その後総領事館に格上げされ現在に至りますが、その流れについて説明する映像が流れました。
 領事館の立ち上げに際し、静岡県内の在日の方々の大きな財政的支援などがあって、実現できたという説明があり、初めて聴く話しでした。
 静岡県と韓国は、400年以上前から「朝鮮通信使」による交流があり、私もこのことは知っていましたが、領事館設置に関わることは初めてで、改めて本県と韓国の繋がりを意識しました。

 あいさつに立った、大韓民国民団の代表者は、両国間には色々なことがあったが、民間交流で乗り切ってきた。この思いをこれからも大切にしていきたいと述べていました。

 私にとっても、ここ2年ほどの韓国との関わりで、かなり親しみが増したようにも感じられます。昨年は、コロナ禍以降停滞していた富士山静岡空港への韓国からの就航便の復活については、前県議会中沢議長の熱心な働きかけがあり、デイリー便が復活し、間もなく。週10便という地方空港では考えられない増便があります。今後、静岡県と韓国との交流も益々、進化していくことが期待されそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする