鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

吉原商店街に新たな店舗がオープン

2023年03月28日 | 議会活動
令和5年3月28日(火)

 全国の商店街で空き店舗が増えています。まちの賑わいを取り戻すためには、この空き店舗対策解消を進めることが重要です。
 行政も様々な支援策を講じ、空き店舗の有効利用を進めていますが、先日、富士市吉原商店街にその支援を受けて新たな店舗がオープンし、セレモニーに参加してきました。


(オープニングセレモニーでテープカットする関係者)


(店舗内の様子)


(岳南電車吉原本町駅入り口の地域情報)

 新たにオープンしたのは、岳南電車吉原本町駅の道路を挟んで北側にある、コミュニティスペース「ANTERA」(観音様)です。富士宮市で同様の店舗を運営していた方が進出したもので、ライブ、楽器やダンスの練習、配信スタジオなどの利用ができるイベントスペースです。2階はイベント等で使用でき、1階では飲食が可能ということでした。
 オープニングセレモニーに立ったオーナーは、この施設のコンセプトや今後の展開について説明をされ、その熱意から年齢や性別にかかわらず利用いただくことで、地域に活性化にも貢献したいことがうかがえました。

 店舗の進出を支援しているのは、富士市が富士商工会議所や富士TMOなどに委託した「あなたも商店主事業」で、富士駅周辺や吉原商店街などに新規進出し、チャレンジする意欲のある方を支援し、中心市街地活性化及び商業振興を目的に、家賃・改装費・備品購入費・広告宣伝費を補助するほか、専属コーディネーターによる開業及び開業後のサポートをする事業です。
 誰でも条件を満たしていれば応募できる事業のようですが、令和4年度に応募した方は4名で、1次審査に面接や検討会、最終審査を経て2名が事業の支援を受けることになり、その1件が今回の「ANTERA」でした。

 同席した富士商工会議所関係者によると、この事業効果は高く、これまでに40以上の店舗が進出し、その多くが継続しており、商店街の活性化をしっかり支えているとのことでした。
 かつての商店街の賑わいを知っている私にとっては、空き店舗の増加を憂いでいましたが、昔とは異なる事業者の進出は、若い人たちのアイデアも満載で、元気をもらえる商店街が復活する兆しを感じさせます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 監査の視点から見た人口減少... | トップ | 公会堂設置について様々な意見が »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

議会活動」カテゴリの最新記事