鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県議会9月定例会閉会

2018年10月11日 | 議会活動

平成30年10月11日(木)

 

 県議会9月定例会が閉会しました。今任期最後の一般質問で本会議場に立ち、応援に駆けつけた多くの支持者などの傍聴を受け、久しぶりの緊張感のある場面を体験しました。また、常任委員会では文化観光委員会に所属し、委員長として全委員から活発な議論を引き出す運営に努め、補正予算や所管する喫緊の課題等について成果を得ることができました。

 

 最終日の今日は、本会議場にて各常任委員会の委員長報告を申し上げ、報告に対する質疑の後、採決に臨み、上程された全議案について採択されました。

 私も所管する委員会の委員長報告を申し上げましたが、その過程では、先週の委員会審議が終了すると、書記を務めた議会事務局との内容確認を行い、議場にて報告する文書作成に臨みました。

 私は委員会開催中に議事進行を務めながら、答弁漏れなどのチェックのほか、委員長報告のための参考資料とするため、各委員と当局のやりとりを可能な限りメモにとり、緊張感の続く時間を過ごしましたが、その結果として各委員の質疑内容をうまくまとめられたと自負しています。

 

 全体を通して、常任委員会に先だって開催された一般質問では、質問内容6項目のうち、地元富士市に関する質問項目を2項目盛り込み、質問に関して事前の市幹部や関係市民団体との意見交換、現場視察などを実施し、来年以降の市政運営にも大きな影響を及ぼす答弁を引き出し、地元自治体の代弁者としての責任を果たせたと考えています。

 CNF(セルロースナノファイバー)関連の人材育成や県営富士水泳場の整備方針などは、富士市にとって新産業振興と紙の街の復活、水泳を通じた世界レベルのスポーツ振興と観光振興に、一定の方向性を見いだせたのではないかと考えています。登壇後、市幹部にもその成果を報告し共有した上で、今後も引き続いて強力に支援していくことを確認しました。

 そのほか、県内への移住定住、中小・零細企業の人材確保、家庭菜園で使用する農薬の安全対策、災害時における情報提供手段について、福祉避難所の運営、県東部地区発達障害支援策の充実など、県政全般にわたる課題について、当局を質し、一定の成果が得られたと考えています。

 

 なお、9月定例会全体を通じて、私が発行する県政報告書「らしんばん」に取りまとめ、今月末までに公表する予定です。

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