GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

モンドルキリからサイゴン300km

2014-04-06 22:47:49 | 交通

モンドルキリからプノンペンまで380㎞。しかしベトナム国境を越えてホーチミン市までだと300㎞とちょっと短め。物価も安いし商品も豊富なので次からは買い出しはHCM市へ・・・などとも思っていたところ、用事が出来てHCM市に行くことになりました。いざ行くとなるとやはり面倒に思え、バスでプノンペンへ行って一泊、翌朝HCM市行きのバスに乗ろうか、とも考えましたがそれだと時間も無駄だし費用も倍にはなりそう。結局バイクでHCM市まで行って来ました。

この間、バイクでベトナムのホアルー国境を越えることには慣れたもののカンボジア・ナンバーのバイクでHCM市内を走るのには躊躇します。それであれこれ策を練ったわけですが、Loc Ninhでベトナム・ナンバーのバイクに乗り換えるのが安全策だし時間も無駄になりません。ベトナムでのバイクの調達とカンボジアから乗ってきたバイクの保管が保証できるかどうかが問題でしたが、どうにかとりあえずはクリアしました。

バイクでHCM市内を走るのは久しぶりのことで、道路の変わり様には戸惑いました。それ以前に道路の記憶がだいぶ不確かになってしまってました。ホアルー国境ゲートを越えると国道13号線ですから、それをそのまま南下すればHCM市に着く筈。そう思って気楽に走れるつもりが、ビンフック省の13号線を走るのはこれが最初で、Loc NinhからBinh Longまでの区間がほぼ工事中の砂利道だったのは予想外で、埃は被るし胃袋も揺すぶられて散々。Binh Duong省に入ると見覚えのある景色が多いとは言え、ロッテマートやMETORO、イオンモールなどの建物は今回見るのが初めてで、気分は完全にカンボジアの田舎から出て来たお上りさんでした。

    

カンボジア・ベトナム国境の周辺ではカシューナッツの集荷や天日干しの風景がありました。路上に干されたキャッサバは独特の臭いを発しますが、カシュ―ナッツの天日干しもカシューの実の発酵した臭いが強烈です。

Binh Duong省はかつてゴム林だった土地が工業団地に変わっているわけですが、今は13号線沿線ではBinh Phuoc省にも工業団地が建設されていました。それでも圧倒的にゴム林が多いことには変わりありません。

きょう、HCM市からの帰りに立ち寄ったカフェにもゴムの苗木が並べてありました。井戸から電気ポンプで汲み上げた水がスプリンクラーで苗木に降り注いでいました。

    

まだBinh Phuoc省Chon Thanhの周辺では雨が降らないのでしょうか?モンシロチョウが舞っている姿はサエンモノロムと変わりありません。Loc Ninhでは同じように雨が降り始めたそうです。しかし、HCM市ではまだ雨は降らないとのこと。

サエンモノロムから国境まで3時間。国境からHCM市まで3時間で計6時間のつもりが、食事と休憩時間を含めて7時間の行程となりました。HCM市のスーパーで買い出しも余裕がなく慌ただしく帰って来ました。4時頃になると雨が降り始め、ちょうどKaev Seimaの町だったので店で休憩して30分ほど雨が上がるのを待ちました。子供たちが歓声を上げ裸になって天然のシャワーを浴びながらはしゃいでいました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿