GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

KIM SENG エキスプレスバス

2014-08-10 12:04:05 | 交通

先週、夏休みで日本から親しい友人が来ることになり、プノンペンの空港まで迎えに行きました。自分もその期間を夏休みとして過ごすつもりで予定し、ケップ海岸やアンコールワット見学を一緒に回ってのんびりしたいと思っていたのですが、モンドルキリにも行きたいとの希望なのでケップ海岸は諦めることに。モンドルキリに来るとなると問題は交通手段で、一日一回あるSRYAバスでは片道約10時間、往復で丸2日間潰れてしまいます。

サエンモノロムの町でExpress Busの看板を何度か見たことがるので店に寄って話を聞きました。何とプノンペンまで5時間から5時間半で着くのだとか。このバスなら朝便でモンドルキリに行き、翌日の午後便でプノンペンに戻ることにすればモンドルキリで丸24時間過ごすことが可能です。15人乗りのフォード製ミニバスですが、380㎞を2度の10分休憩を含めて5時間とすると平均時速76㎞以上ということに。制限速度は最大でも60㎞/hの筈ですが・・・

とにかくこのミニバスならば当日の朝モンドルキリを出発しても4時50分プノンペン空港着のVN便の出迎えにも余裕で間に合います。料金は片道10ドルなのでバイクのガソリン代と変わりません。家からバスの発着所まで1.5㎞ほど歩かねばならないのが唯一の面倒かも。早々に予約して席を確保しました。

プノンペンに向かう当日の朝、発着所の店主からは3度も電話がありました。7時30分発の便なので15分前に着くように家を出たものの生憎の雨で足元が滑り着いたのは出発5分前でした。高速道路を走っているかのようなスピードで霧の山道を下り、120㎞ほど走ったスヌウルの休憩所まで約1時間半。コンポンチャム州メモットを過ぎ国道8号へのバイパス道路の手前で2度目の休憩。これまた1時間半ほどでした。そして残りの区間は2時間ほどで計5時間でプノンペン着。バイクで8時間掛けて走ることを思えば至って楽ちんでした。国道8号を走るのでコンポンチャム経由より30㎞ほど短くなり片道350㎞ほどのようです。8号からメコン河を渡って辿り着いた国道6号はだいぶ拡張工事が進み、それなりのスピードを出せるようになっていました。

プノンペンの発着所はst.217近くのオリンピックスタジアム付近で最近移転したようです。以前はセントラルマーケットの近くだったとか。バスチケットに発着所の住所は記載されていましたが、クメール語なのでお手上げ。プノンペンの発着所に向かうにはトゥクトゥクのドライバーにチケットの地図を見せるしかありませんでした。

このミニバスに乗ればプノンペンへの買い出しも然程面倒ではなさそうです。今回、イオンモールで日本の食材を少しだけ買いましたが、持ち運びが面倒なので来月にもまた行かなければならくなりそう。イオンのプライベートブランド加工食品が思ったより多いのでかなり助かります。しかし、近隣諸国からの輸入食材はラッキー・ストアやペンシル・ストアと比べてもかなり貧弱でした。



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