常識について思うこと

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それぞれの危機感

2010年04月11日 | 人生

-君たちが持っていない危機感を我々年寄りは持っている-

とある新党の結成記者会見で述べられた言葉です。きっと、そうなのでしょう。まったく否定するつもりはありません。

ただし、こうも言えると思います。

-あなたたちが持っていない危機感を若い人たちは持っている-

若さというのは、生きるべき未来を多く抱えているということでもあります。当然、若者は、未来に対して真剣にならざるを得ず、ある意味で年配の方々よりも、そうした問題に真正面から向き合っているとも言えるでしょう。それをうわべだけで判断し、「若者たちには危機感がない」などと決め付けるようなことは、けっしてあってはならないと思います(「若者だからこそ真剣」参照)。

この「若い人」というなかに、(年齢的に)自分を入れて良いのかは分かりませんが、もちろん私にも私なりの危機感があります(「子供たちへのバトンタッチ」参照)。

結局、危機感というのは、人それぞれであり、またそれを解消するための生き方も、人それぞれということなのでしょう。

「年寄りなりの危機感」、これはこれで大いに結構なことだと思います。そう考える方々は、ご自分たちが信じられる道を、それぞれ進んで行かれたら良いのだろうと考えます。

一方で私、あるいは私たちは、そうした年配の方々とは別の危機感に基づいて、異なる視点から、必要とされる行動を取っていけば良いはずです。

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2 コメント

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それぞれの終わり (Half Boiled)
2010-04-11 19:49:46
危機感という意味では、それぞれが何やらがんばっている。
石原氏や平沼氏が、タカ派の主張を展開するのも結構だが、何故、小沢べったりの与謝野がいるのか。この時点で、立ち上げれ日本は「立ち上がる」事はない。参院選が終わったら、民主党と連立組んで、与党の利権が欲しいのだろう。腹黒さが見えて、いかにも年寄りらしい。平沼氏や石原氏自身は、心底、国のためにと思っているかと思うが、朝鮮系の小沢に利用されるだけだ。年だけとっても、浅はかで、知恵が足りない。石原は年を重ねても青臭い書生のまま。苦労していない証拠。

メディアは、ひたすらに在日朝鮮人や中国の日本侵略を支援している。
鳩山邦夫は、パチンコアドバイザーの議員ではあるが、自民党離党の理由として、外国人参政権や夫婦別姓、教育の問題で、自民党から敢えて離れて、民主党の政策を阻止したいと述べた。

フジテレビの報道で、あえてこの部分を削除して、報道している。中立性、公共性から、明らかに逸脱している。
http://www.youtube.com/watch?v=C0NCspljoe4

「メディアは、まともな報道はしない」が、最近は、「メディアがいかにまともでないか」が、分かって面白い。テレビをまともに見る人は、「教養のない人」になる時代になった。
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意図的な編集 (竹内一斉)
2010-04-11 21:07:57
Half Boiledさん、コメントありがとうございます。

Youtubeのビデオ見ました。何とまあ、酷いものですね・・・。私自身、新しいメディアシステムの構築を進めていこうと思っていますが、こういうものを目にすると、益々やる気が出てきます(笑)。
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