常識について思うこと

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2010年アニメ&アニソン

2010年12月29日 | ランキング

さてさて、2010年も残すところ、あとわずかとなってきました。この時期になると、一年の総まとめをしたくなるわけです。ここでは、去年に引き続きアニメ&アニソンの総まとめをしておきたいと思います。一部、2009年に始まった作品でも、2010年に放送時期が被ったものを含んでいます。

■アニメ作品

今年の大賞は、「WORKING!」となりました。ぽぷらちゃん、本当にかわいかったです。残念ながら1クールで終わってしまいましたが、毎週、とても楽しみにしていた作品です。

総合部門 大賞 WORKING!
シリアス部門 大賞 屍鬼
入賞 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
GIANT KILLING
Major Season 6
デュラララ!!
爽やか部門 大賞 会長はメイド様!
入賞 けいおん!!
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
バクマン。
とある科学の超電磁砲
お笑い部門 大賞 荒川アンダー ザ ブリッジ
入賞 それでも町は廻っている
みつどもえ
バカとテストと召喚獣
B型H系
生徒会役員共
そらのおとしもの(フォルテ)

■アニメソング

いろいろと漏れもあると思いますが、何となくこんな感じです。ただ、これで決まりという感じでもありません。特に、去年の場合は、「深愛」がぶっちぎりでしたが、今年はあらゆるところで拮抗していて、本当に難しかったです。「GO!GO!MANIAC」は、何と言っても唯の「ハッ!」が最高でした。

総合部門 大賞 GO!GO!MANIAC 「けいおん!!」
副賞 風と丘のバラード 「のだめカンタービレ」
カッコイイ部門 大賞 No buts! 「とある魔術の禁書目録Ⅱ」
副賞 Sweet Romance 
    「夢色パティシエールSPプロフェッショナル」
入賞 月導-Tsukishirube- 「おおかみかくし」
NO, Thank You! 「けいおん!!」
Stargazer 「一騎当千 XTREME XECUTOR」
Last vision for last 「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」
爪痕 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」
本能のDOUBT 「探偵オペラミルキィホームズ」
しっとり部門 大賞 未来へ 「閃光のナイトレイド」
副賞 帰るから 「そらのおとしもの(フォルテ)」
入賞 i Love 「アマガミSS」
君のままで 「アマガミSS」
光の旋律 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」
ラブレターのかわりにこの詩を。 「テガミバチ」
夢色の恋 「みつどもえ」
君がいるから 「FAIRY TAIL」
ノリノリ部門 大賞 SOMEONE ELSE 「WORKING!」
副賞 Perfect-area complete! 「バカとテストと召喚獣」 
入賞 Utauyo!!MIRACLE 「けいおん!!」
みっつ数えて大集合! 「みつどもえ」
勇気凛凛 「真・恋姫†無双~乙女大乱~」
蒼い春 「生徒会役員共」
More-more LOVERS!! 「えむえむっ!」
HELP!!-Hell side- 「えむえむっ!」
良曲部門 Endless Soul ~終わりなき戦士~ 
         「一騎当千 XTREME XECUTOR」
君がいる場所 「世紀末オカルト学院」
恋華大乱 「真・恋姫†無双~乙女大乱~」
irony 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
おしえてAtoZ 「B型H系」
裸足のプリンセス 「B型H系」
BAKUROCK ~未来の輪郭線~ 「バクマン。」
勿忘草 「テガミバチ REVERSE」
小さな魔法 「テガミバチ REVERSE」
舞風 「薄桜鬼 碧血録」
Trust Me 「デュラララ!!」
Butterfly 「デュラララ!!」
Girls Be Ambitious 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」
Real Force 「とある科学の超電磁砲」
LEVEL5-judgelight- 「とある科学の超電磁砲」
時の向こう 幻の空 「おおかみかくし」
瞬間センチメンタル 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
押しちゃうぞ!! 「おまもりひまり」
Listen!! 「けいおん!!」
ft 「FAIRY TAIL」
追憶メリーゴーランド 「FAIRY TAIL」
R.P.G.~Rockin' Playing Game 「FAIRY TAIL」
My Secret 「会長はメイド様!」
RAY OF LIGHT 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
十六夜涙 「薄桜鬼」
Brave Song 「Angel Beats!」
Everyday sunshine line! 「いちばんうしろの大魔王」
REALOVEREALIFE 「いちばんうしろの大魔王」
夏空 「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」
ヴィーナスとジーザス 「荒川アンダー ザ ブリッジ」
約束 「閃光のナイトレイド」
Fast Foward 「ぬらりひょんの孫」
Sparky☆Start 「ぬらりひょんの孫」
Sunshine 「ぬらりひょんの孫」
くちづけ 「屍鬼」
Ready Go! 「オオカミさんと七人の仲間たち」
walkの約束 「屍鬼」
My story ~まだ見ぬ明日へ~ 「GIANT KILLING」
心絵 「Major Season 6」
SWORD SUMMIT 「戦国BASARA弐」
Happy Sunshine 「あそびにいくヨ!」
大和撫子エデュケイション 「生徒会役員共」
Over Sky 「ストライクウィッチーズ2」
フライングヒューマノイド 「世紀末オカルト学院」
恋にせっせ通りゃんせ 「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」
MOON SIGNAL 「おとめ妖怪 ざくろ」
メタメリズム 「侵略!イカ娘」
Loop-the-Loop 「もっとTo LOVEる」
Baby Baby Love 「もっとTo LOVEる」
ハートの確率 「そらのおとしもの(フォルテ)」
コイノシルシ 「神のみぞ知るセカイ」
I miss you 「FORTUNE ARTERIAL-赤い約束- 」
絆-kizunairo-色 「FORTUNE ARTERIAL-赤い約束- 」
Magic∞world 「とある魔術の禁書目録II」
Cross Over 「STAR DRIVER 輝きのタクト」
メイズ参上! 「それでも町は廻っている」
COSMOS vs ALIEN 「荒川アンダー ザ ブリッジ*2」
赤いコート 「荒川アンダー ザ ブリッジ*2」
Tomorrow Song ~あしたのうた~
          「ハートキャッチプリキュア!」

ありがとう部門

GRAVITY Ø 「STAR DRIVER 輝きのタクト」
はっぴい にゅう にゃあ 「迷い猫オーバーラン!」
イチャラブCome Home! 「迷い猫オーバーラン!」
神様のいうとおり 「四畳半神話大系」
迷子犬と雨のビート 「四畳半神話大系」
Symphonic☆Dream 「ぬらりひょんの孫」
裏切りの夕焼け 「デュラララ!!」
月下麗人 「屍鬼」
カレンデュラ レクイエム 「屍鬼」
Passionate squall 「聖痕のクェイサー」
光の記憶 「テガミバチ」
青空トライアングル 「はなまる幼稚園」
LOVE × HEAVEN 「れでぃ×ばと!」
my starry boy 「れでぃ×ばと!」
Choose Bright!! 「ちゅーぶら!!」
Shy Girls 「ちゅーぶら!!」
星彩のRipieno 「戦う司書」
S.O.W. センスオブワンダー 「FAIRY TAIL」
Friends 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」
ありがとう~大きくカンシャ! 「しゅごキャラ!!!どっきどき」
Going On! 「しゅごキャラパーティー!」
Our Songs 「しゅごキャラパーティー!」
DOWN TOWN 「それでも町は廻っている」
Period 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
BEAM my BEAM 「おまもりひまり」
コンプリケイション 「デュラララ!!」
予感 「会長はメイド様!」
My Soul.Your Beats 「Angel Beats!」
ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge 「WORKING!」
思想電車 「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」
Sign of Love 「さらい屋五葉」
LAMENT~やがて喜び~ 「伝説の勇者の伝説」
赤頭巾ちゃん御用心 「オオカミさんと七人の仲間たち」
未来回帰線 「祝福のカンパネラ」
シアワセは月より高く 「祝福のカンパネラ」
STRIKE WITCHES 2 ~笑顔の魔法~ 
               「ストライクウィッチーズ2」
El Dorado 「戦国BASARA弐」
Now loading...SKY!! 「あそびにいくヨ!」
侵略ノススメ☆ 「侵略!イカ娘」
God Only Knows 「神のみぞ知るセカイ」
正解はひとつ!じゃない!! 「探偵オペラミルキィホームズ」
比翼の羽根 「ヨスガノソラ」
ピンキージョーンズ 「ヨスガノソラ」
Alright!ハートキャッチプリキュア!
          「ハートキャッチプリキュア!」
ハートキャッチ☆パラダイス
         
「ハートキャッチプリキュア!」

クリエイター、アーティストの方々、今年一年もありがとうございました。また来年も、多くの素晴らしい作品に出会えることを期待しております。

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力を受け取る器の準備

2010年12月21日 | 人生

何やら、パワースポットブームだそうです。そもそも、パワースポットがどのように定められるのかも知りませんが、私自身、そういうものがあるということ自体、全く否定するつもりはありません。きっと、パワースポットというからには、何かしらの大きな力(パワー)をいただけるということなのでしょう。そうだとしたら、それはとても魅力的なことだと思います。

ただし、そうした力については、きちんと考えておいた方がいいようにも思います。それは、力というのが求める者に宿るのではなく、必要な者に自ずと与えられるものではないかと考えるからです。それが、力の本質でしょう(「女神さまたちのお話」等参照)。

つまり、自分自身を磨き上げ、世界に必要とされる存在になることや、大きなパワーを与えられても、それを十分に受け取るだけの器を自分の中に用意しておくことが、とても重要なのではないかと思うのです。どうもブームと呼ばれる現象を見ていると、自分自身を鍛える努力が不十分で、力を受け取る器もないままパワースポットを廻っているような人々も、大勢いるような気がしてなりません。これでは、一部、懸念されているオカルト偏重にも繋がりかねません。

もちろん、パワースポット巡りのような旅を通じて、楽しい気分になり、心身ともにリフレッシュされ、新たな挑戦ができるといった効果があるのだろうとも思います。したがって、そういう意味では「力をもらった」ということになるのかもしれません。しかし、それでは所謂、パワースポットがパワースポットと呼ばれるだけの所以とは、少々、異なるような気がするのです。

せっかくパワースポットを廻って、大きな力を得ようというのなら、それに違わぬ努力をしていかなければならないと思います。自分自身を磨きあげ、世界観を広げ、生き方を定め、命の捨て方を決めることで、大いなる力は与えられると考えられます。それは、自分の中に力を受け取る器を用意するということでもあります。このことは、仮に神様なる存在がいるとして、誰かに力を授けるとしたら、そういう人物を選りすぐって、力を与えることになるだろうと考えることにも通じます。神様の立場からしたら、与えた力がきちんと全体のために有効活用されることを願うであろうことを想像すれば、そんなに難しい話ではないはずです。

つまり問題は、そういう神様がいるとして、自分がその神様に選んでもらえるような人物たり得るかということになるわけです。ただし、このことは逆説的ながら、どこか自分の外にいる神様の問題ではなく、単純な自分自身の中にある問題でもあるということがポイントです(「「NEXT LEVEL」だよ」、「「自分教」の薦め」参照)。

パワースポット巡りも大いに結構ですが、それにはそれに見合う準備というものがあるのではないかと思うのでした。

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「てんちゃん」という愛称

2010年12月16日 | 日本

ちょっと前のことですが、仲間と古代史の話をしていた際、ふと仲間の口から「てんちゃん」という言葉が飛び出しました。この「てんちゃん」、天皇のことを指していたのですが、同席していた一部の人々は、少々びっくりしたような顔つきになっていました。天皇に限らず、皇族というだけでも、「殿下」や「様」を付けるのが一般的なのに、天皇陛下を指して「てんちゃん」とは何事かといった空気でした。しかし、その彼からすると、天皇をバカにしているようなつもりは一切なく、親しみと愛情を込めた呼び名として、「てんちゃん」と言ったというのです。私としては、この気持ちとてもよく分かる気がしています。

天皇には、「陛下」という敬称があります。これをウィキペディアで調べると、「「玉座、高御座(たかみくら)の陛(階段)の下においでのお取り次ぎの方にまで申し上げます」程度の意味」と出てきますが、要は、君臣の関係に由来しているわけです。

しかし、私個人は天皇と君臣の関係にありません。したがって、「陛下」と呼ぶのにはいささか抵抗感があるのです。かといって、天皇と呼び捨てにするのも、少々気が引けるので、私の場合、日常会話の中では「天皇さん」と呼ばさせていただいています。これは、どこかの社長を「社長」とだけ呼ぶのは、少々横柄な気がして、「社長さん」と呼ぶのと同じ感覚です。そういう意味で、私はさすがに「てんちゃん」とは呼びませんが、愛称としての「てんちゃん」という呼び名自体、それほど悪いものではないと思うのです。

そもそも、天皇だけでなく、皇族の方々に限って「殿下」や「様」を付けるのは、私の世界観からすると、いささか歪な感じがしています。人間平等であり、天皇はあくまでも国家、国民を象徴するという立場にある人間なのですから、そこには君臣関係も、上下の関係もありません。仮に、相手に対して「様」をつけるのであれば、先方も自分に対して「様」付けで呼ぶべきでしょう(「ミラーマンな自分」、「他人は自分の鏡」等参照)。これは手紙の宛名書きと同じです。天皇や皇族の方々が、私に対して「様」付けされるのであれば、私の側からも「様」付けでお返しするのが筋だとは思います。しかし、そうでない以上、相手を尊重する意味合いが含まれる「さん」付けで十分ではないかと思うのです。他の日本国民の方々がどう考えるかは知りません。ただ少なくとも、私自身はそう思っています。

しかし、政府のお仕事をされている方々は、若干、事情が異なるのかもしれません。特に政府の要職である大臣は、読んで字のごとく「臣」の字が入っているのであり、その長たる総理大臣は、天皇によって任命されています。ここには、見方によっては、主権者である国民を象徴する天皇との間に君臣関係が成り立っていると言えなくもありません(「臣下の長たる内閣総理大臣」参照)。

「てんちゃん」という愛称が、良いか悪いかの議論ではありません。それぞれの立場や考え方によって、その呼び方が実に様々なものに変わり得るということ自体、多様性という意味で、とても面白いのではないかと思います。そして、そういう多様性が認められるということに、今の日本社会の素晴らしさをを感じるのでした。

コメント (4)
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宇宙消滅をかけた戦い

2010年12月01日 | 歌詞&台詞

とある人に薦められて、「ぼくらの」を見ました。このアニメ、昔、インターネットラジオでメレ様・平田裕香さんがおススメしていたこともある作品だったので、一度、見てみたいと思っていました。作品全体を通じて、宇宙とは何か、生きるとは何か、戦うとは何かというメッセージが込められていたように思います。

特に13話に出てきたコエムシの台詞は、とても印象的だったので、以下、抜粋しておきます。

=====================
宇宙が無限で無数の星が存在するのと同様に
時間と空間を越えた場所
つまり無数の時空も存在する
その時空のひとつひとつには、
おまえたちのと同じ地球も存在するってわけさ

(中略)

平行世界って言ったほうがしっくりくるかもな

(中略)

テメエらが負けるとテメエらの地球が消滅する
つまりなかったことになる
だが、それだけじゃねえ
テメエらの地球の時空に囚われている
宇宙全体が消滅するのさ

(中略)

よその宇宙を消し去ってお前らはここに生きてんだ
強いものだけが生き残る
それがこの宇宙のルールさ
=====================

この抜粋の前半部分は、いわゆる科学の分野で言われるところの「多世界解釈」と見なせばよいでしょう。つまり、私たちが同時に認識できないだけで、実は無数の時空なるものが存在しており、その無数の時空には、私たちが住んでいる地球もあるわけです。このことは、たとえ突飛な話に聞こえたとしても、現代科学の見地から考えて、何も辻褄が合わない話ではなく、むしろ、現代科学が解明できない謎について、こう考えた方がスッキリすると考える人々がいるのです(「優等生なアインシュタイン」、「揺らめく現実世界」等参照)。

私としては、物語のテーマとして、これを持ってくるあたり、とても興味深いアニメだと思いました。

さらに、上記抜粋の後半部分は、これからの戦いを考えるという点で、誠に意味深い内容を含んでいるように思います。「負けると宇宙全体が消滅する」というのは、宇宙と人間の関係を考える上で、とても重要なメッセージが込められていると思うのです。

私の解釈は、以下のような思考を通じて行われています。

1.人間は一人一人の四次元世界(精神世界)を持っている
※「確からしい四次元の存在」参照

人間に限らず、あらゆる生命体はそれぞれ精神世界を持っているであろうと考えられます。これは私たちが視認できる物質世界(三次元の空間世界、あるいは宇宙)の上の次元として存在すると思われます。

2.各四次元世界は無数の三次元世界(宇宙)を内包している

三次元世界(空間)の中に、無数の二次元世界(平面)が存在しているのと同様に、一人一人が持つ四次元世界には、無数の三次元世界(宇宙)が存在するであろうと考えられます。それは、四次元世界的(精神世界的)作用である妄想や夢、単なるイマジネーションのようなもので形成が可能と考えることができます。

3.無数の宇宙は各人の精神葛藤の末、淘汰されている
※「四次元戦争の時代」参照

人間はいろいろな妄想や夢を見たり、多くの葛藤を重ねながら、無数の可能性(無数の宇宙)の中から一つを選択していきます。この時、選ばれなかった可能性、つまり捨てられた三次元世界(宇宙)があることになり、これが「他宇宙の消滅」を意味し、「よその宇宙を消し去ってお前らはここに生きてんだ」の台詞に繋がってくるものと思われます。

4.この淘汰により、無数の宇宙は一つに収束してきている
※「宇宙が膨張を続けるカラクリ」参照

ただし、淘汰された宇宙は、単に消滅するのではなく、選択された宇宙に吸収されるものと考えることができます。即ち、夢が単なる「妄想」と化し、現実にならなかったものとして、選択された宇宙に吸収されるということです。これの繰り返しにより、宇宙は膨張を続けていきます。このことは、この宇宙自体が超巨大ホワイトホールであるという仮説を立てることにより、説明できるのではないかと思われます。

5.無数の四次元世界(個々の精神世界)は、五次元世界に存在する
※「五次元世界へのヒント」参照

魂を持つあらゆる生命体に、それぞれ精神世界(四次元世界)が存在するということは、即ち、この無数の四次元世界を存在させ得る、さらに高次元の世界があると考えなければなりません。そうすると、ここに五次元世界の存在を認めることになります。

6.全生命が等しく認識する宇宙は、各四次元世界の交点にある
※「交差点としてのこの宇宙」参照

ある一人の人間が視認している宇宙は、一人の四次元世界が収束した結果(「4」の結果物)ですが、さらにそれが他の人間や生命体にも視認されているということは、「この宇宙」がそれら無数の四次元世界の交差するところに存在していると言えます。

7.無数の四次元世界内の無数の三次元世界が一つに収束している

したがって現在、私たち全員が認識している、この三次元世界の収束は、単にひとつ(一人)の四次元世界(精神世界)のなかにおける無数の三次元世(宇宙)が収束しているのではなく、無数(全生命体)の四次元世界内の無数の三次元世界がひとつに収束していると解されるわけです。つまり、宇宙の膨張は、五次元世界のレベルで起こるほど、とてつもない規模で進行している可能性があるということです。

こうして解していくと、「ぼくらの」で語られる、宇宙消滅をかけた戦いというのは、本来、一人一人の精神世界における戦いであり、さらには共存する無数の生命体間での精神戦を指すのではないかと思うに至ります。そして、その結果として、この宇宙は膨張を続けるのであり、その戦いに敗れた宇宙は消滅し、勝利した宇宙に吸収されていくということになるわけです。

「ぼくらの」は、アニメ作品ですので、そうした精神戦を分かりやすく視覚化し、ロボット同士の戦いとしたように思います。この作品を、どのように解釈するかは、それこそ各人の自由でしょう。ただ、私なりには、そこに見えない四次元戦、五次元戦の姿があるような気がして、またそれが、非常に的確に宇宙の真理を突いている気がして、とても楽しく見ることができました。

《おまけ》
だから、みんな神様なんだってばさ!(「「創造主」の正体」、「「自分教」の薦め」等参照)

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