肉眼形態は、胃がん取扱い規約に準じております。とある胃の学会誌を引用しました。
これをみてわかるとおり、陥凹型を主体とした胃がんが多いことがわかります。
いかに陥凹型を発見できるかが重要になってきます。
もし、あなたが胃透視をしている人間でありながら、陥凹型の所見を知らないのであれば、
陥凹型を主体としたX線写真を数多く見るようにしてください。最近の胃X線の本を見ればいくらでも載っています。
必ずや撮影中、自分の眼で、胃がんを発見できるようになるでしょう。
補足:Ⅱa+ⅡcやⅡc+Ⅱaは隆起した成分を含むため、透視観察中では容易にバリウムをはじき発見しやすいと思われます。したがって私的に隆起のほうに入れました。これにはおのおのの意見があると思います。
もし間違っていたり、勘違いしていたりしていれば、申しわけありません。